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スマホを置いて外に出る

最近、寝る時間がどんどんズレてしまっていて早起きができなくなっていました。
早寝早起きが習慣だったのに、それが崩れると、なんとなく身体もダルく気分もイマイチなことが続いていました。
すこしのズレがどんどん大きなズレになっていくのを感じていました。

それで昨日の朝から早起きを再開。
6時すぎに起きました。
ここのところ7時くらいに起きていたのですが、1時間早く起きただけで気分も身体の調子も違いました。
まさに〝整う〟という感じ。

そして昨夜は22時前には布団に入り、5時に目覚ましをセットして寝ました。
そして今朝は、5時過ぎに起きました。
眠いながらも起きると気持ちがすっきり。
そして、起きれたということへの喜び。

起きていつものように身支度を済ませ、昨日図書館で借りた本の気になった箇所をノートに書いたり、ずっと毎朝続けている感謝ノート(今日の感謝を10個書く)を書いたりして、そろそろ朝食を食べようと思って時計を見たらまだ7時前でした。

早起きって時間を贅沢に使えます。
本当に早起きっていいよなぁーとあらためて感じました。


そして今朝の読書中に、昨日借りた本のなかにハッとさせられるお話があったので紹介したいと思います。

駅前のロータリーで、なかなか来ないバスを、待っていました。重い荷物をもっていたので、バス停の前のベンチに座って、今晩の夕食の献立などを考えながら、駅に出たり入ったりする人たちを、ぼんやりと見ていました。
「おー、かっこいいお兄さんだこと……」
私も目をとめていたその人のことに違いありません。隣におられた小柄なおばあさんが、ひとりごとのような声を出したので、ついつられて「ほんとに、すてき……」といってしまいました。

〜中略
「ここに一時間ぐらい座っていると、いろんなことが見えるんですよ。塾に子どもをやるために車で送ってくるお母さん、恋人と駅でわかれる若い女の人、足もとのおぼつかないご主人の腕をとる奥さま、ほんとにいろんな人が、いろんなことをしていて、見ているといろんなことを考えさせられる。これって、とっても頭の体操になりますよ。世の中が、ちゃんと見えるの。」

すてきなあなたに4〝世の中を見に〟より


『世の中がちゃんと見えるの』


この言葉に私はハッとしました。


私はいつもだいたい家の中にいて、スマホでネット検索したり、SNSの中だけの人を見たりばかりしている…。
それで世の中のことを分かった気になっている……。

ガーーーン!!
という表現がふさわしいともいえるほどの衝撃で、今の自分に気付かされました。

なにを見つけるのにもスマホでネット検索。
人を見るのもスマホの中。(インスタやYouTube)
出会いを求めるにしても出かけず家で簡単にアプリで探す。

ひとつも生のものを見ていないしひとつも身体使って動いたりしていない。

私が見ている世界やリアルと思って見ているものは、
実態のないすごく表面的なものばかりだったんだ…

そう気づかされました。

本当に人生を生きてる人を感じるためには、自分がその場に居合わせないと感じられないよね本当。と思いました。
それはこの本のお話にあるみたいに、街で見知らぬ人の暮らしの姿や生活を目にして感じるものでもいいと思う。
SNSで見た人の暮らしや生活からよりもリアルなものを感じ取れると思うから。
ネットの世界で言われていることよりも、本当の姿を知ることができるのだと思う…。


私はもっと外に出ないといけないと思った。
人と会わず家にいて、なにも始まるわけがない。


昨日この本を借りた自分にありがとうと言いたい。
この本に出会えてよかった。
そしてこのことに気づけてよかった。


このnoteをたまたまでも読んでくださった方の中にもこのお話からなにか気づきがあったらいいなと思って書いてみました。

生きてるうちは心身使って経験することからしかなにも得られないんだなぁって本当に考えることのできたお話でした。

『すてきなあなたに』シリーズおすすめです。

最後まで読んでくださりありがとうございました𓂃 𓈒𓏸


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