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少数派の意見こそ、発信する意味と価値がある

SNSで自分の考えを発信することは、時に勇気が必要ですよね。

自分の記事を誰も見てくれなかったらどうしよう。
共感されなかったらどうしよう。

少数派の意見で理解されないかも。
批判的なコメントがつくかも。
そんな不安を感じる方もいるかもしれません。

確かに、少数派の意見にはスキがつきにくいかもしれません。
見てもらいにくいこともあるでしょう。

でも私は、少数派の意見だからこそ発信する意味と価値があると思っています。
今日はそのことについて書いてみます。

社会は多数派の意見でできている

多数派の意見は数が多い分、世の中に溢れています。
同じように思う仲間を見つけることはとても簡単です。

「私はこう思う。」「私も〜!」と共感し合い、認め合い、さらに広がっていきます。

自分の意見を表明することに勇気もいりません。
なぜなら多数派だからです。
他の人も大体同じように考えるということが予め分かるので安心です。

そして現代日本は民主主義で、多数派が力をもつ社会です。
支持する人の数が多いというだけで、その党は選挙にも勝つし、与党にもなれます。

世の中は、多数派の意見をもとに作られているんです。
多数派であるということは、それだけで力をもっている、ということなんです。

当たり前のことだけど、よくよく考えるとすごいことじゃないでしょうか。

少数派はそれだけで弱者である

一方で、少数派は仲間を見つけることが簡単ではありません。
時には仲間を見つけられず孤立することもあります。

周りには多数派が多くいて、意見を言うことも勇気がいります。
「え、何その考え。」「変わってるね。」「普通こうじゃないの?」と言われたりして傷つくこともあります。

特に日本は、みんな同じが良しとされる同調圧力の強い国です。
だから少数派であるというだけで、悪口や揶揄、非難のタネになります。

少数派であるということはそれだけで、弱者なんです。

少数派が意見を言わないと無いものになる

少数派が意見を言うことは怖いしリスクがあります。
でもだからといって、少数派が意見を言わなかったら?
どうなるでしょうか。

まず、多数派は少数派の意見の存在そのものに気付かなくなるでしょう。
自分とは違う考えもあるということを想像するのは、誰でも苦手ですよね。

だから、多数派は「自分たちの考えしかないし、これが当たり前だし常識だよね。」というふうになっていってしまいます。
それによって多数派がますます強くなってしまいます。

もし、少数派の意見と同じ考えをもつ少数派がどこかにいたとしても、少数派の誰かが意見を言わなければ、他の少数派がそれを見つけることはできません。
だから、少数派同士が繋がり合うことができなくなります。

もしかしたら少数派同士で繋がってネットワークを作ることもできたかもしれないのに、そのチャンスを失ってしまいます。
そうなると、少数派はますます弱い立場になってしまいます。

少数派だからこそ発信しよう

だから、「自分の意見は少数派かも。」と不安な人は、むしろ少数派なぶんだけ発信する意味と価値があると思ってほしいです。
あなたが発信することにより、世界のどこかにいる同じく少数派の誰かが、きっと救われるから。

現代は、個人がSNSやネットを使って自分の考えを広く世の中に発信できる時代です。
こんな時代こそ、少数派にはチャンスです。
躊躇わず、どんどん発信していってほしいです。

世の中には時に、よく分からない常識や暗黙の了解が存在します。
それを打ち壊すのは、少数派の人たちです。

幸いnoteという、少数派の人たちと親和性が高い素敵なプラットフォームもあることですし。
少数派の皆さん、どんどん発信していきましょう!


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