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何かを続ければ同時に何かを失っている

こんにちは!
最近、春だからなのか何なのか、やたらと眠くて日中でも頭がボーッとしているめぐみです。

今日は、「物事って必ず良い面と悪い面、得られるものと失うものなど、二面性があるよね〜」ということについて書きます。

「石の上にも三年」

今はもう大分薄らいだと思いますが、日本では「物事をやめるのは忍耐が足りない証拠。続けることに価値がある。」という価値観が根強くあると思います。

仕事にしても、子供の習い事にしても、何にしても、一度始めたなら続ける。
途中でやめるのは忍耐が足りない、我慢ができてない、イコールわがままだし根性なし、というような価値観。

確かに、それも間違いではないと思います。
何事も、どんなに好きなことでもやり始めたら、いずれスランプや困難にぶつかるし、その度にやめていたら何事も続かないから。

何かを手に入れるためには、続ける努力も必要。
忍耐も辛抱も、時には妥協も必要。

でも、確かにそれは正しいけれど、同時に「続けることにはリスクもあるよ?」とも思うんです。

続けることのリスク

例えば仕事だったら、続けることのメリットはたくさんありますよね。
続けることで昇給する、昇格する、スキルアップする、職場での発言力が上がるとか。

でも、続けることのリスクとして次のようなことが考えられます。
・他のことに回せる時間が限られる
・自分の未来がある程度予測でき選択の幅が限られる(給料、勤務地、付き合う人、物の考え方などあらゆる面において)
・精神的や身体的に負荷のかかりすぎる仕事の場合、負担から逃れられない

他にもあるでしょうが、続けることで失っている選択肢もあるんだということを認識しておくのは、とても大事だと思います。
失っているものを理解した上で、それでも続けると決めれば、より納得感をもって続けていくことができます。

これって、結婚生活でも、子供の習い事でも、趣味でも、あらゆることで言えることですよね。

結婚生活を続けることで、1人で生きる自由や他の誰かと知り合う可能性を失っていたり。
習い事を続けることで、他の習い事をする時間やお金を失っていたり。
趣味もまた然り。

ほんとに人って、毎日選択、選択、選択、選択...選択の連続を生きてるんだなって思います。

一見、昨日も今日も明日も、ずっと地続きの日常のようだけど、実はそれを選んでいるのは自分で、「変わらない」という選択肢を選んでいる。
本当は「変わる」という選択肢もあるけど、それを選んでいない、ということなんだと思います。

始まりの季節、春

私は仕事を辞めて、新たな生活にまだ慣れずにいます。
時間的に余裕は生まれましたが、気持ちがソワソワしています。

でも、せっかく仕事を失うという決断をしたのだから、得るものをちゃんと得にいこうと思ってます。

みなさんは、この春辞めたことや新たに始めたことはありますか?

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