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理容師の私が1番嫌いな技術が〇〇だった話

こんばんは♪
ママ理容師Meguです。
珍しく夜の投稿です。


今回は理容師になるまでに
身につけるべくカリキュラムの中でも
私が最も嫌いだったアレについて
お話させて頂きます。


私の嫌だった技術とは…?


ズバリ…



刈り上げです!!!



おいおいおいおい…


ていうか、理容師でしょ?


いや、理容師だからなんです。


刈り上げは理容師の代名詞。


基礎カットカリキュラムの中で
私が1番手こずった技術なんです。


あんなに奥が深くて、難しい技術。
実はないんです。

もう、ほんっと刈り上げ練習嫌でしたね。


しかも練習終わったーと思って
ふと鏡を見ると


顔が毛だらけなんだもん泣
しかも細かいやつ!!
業界用語で言うと刈り毛!!


カットウィッグ(練習用の人形)
何体も何体も練習しましたし


カットモデルさんも
何人も何人も練習させて頂いてました。



そんな練習に明け暮れる日々
「私はこの刈り上げという技術を
いとも簡単に切る事ができる日が
いつか来るのだろうか…?」
そんな風に思いながら過ごしていたのを
今でも覚えています。


でも…スタイリストデビューしても
その後1年、2年、3年…と経過しても
いつまでも難しいままなんです。


あれー。おかしいなぁ。
“なんとなく”で切れる予定だったのに。


17年目の今も、実は変わってないんです。


変わったと言えば、
顔に刈り毛がつかなくなった事
手に余計な力が入らなくなった事
多少早く切れるようになった事
バリカンと併用して
効率よく出来るようになった事…


くらいですかね。


でもそれって実は
刈り上げだけじゃないんです。


技術をお客様に提供する上で、
私は一切手を抜いていませんし
妥協していません。


お客様から頂く料金が
毎回同じなのと一緒で
提供する技術のクオリティも
同じ、もしくはそれ以上を
目指す意識で無ければいけません。


むしろ昔から値上げもしているんだし。


技術の提供者として
絶対的に必要な心がけです!


仮に、何かしらの理由で
技術がいつもよりも
劣ってしまったとしても、
その“姿勢”はお客様に必ず伝わるものです。



それが一つのホスピタリティ
なのではないでしょうか。



17年目の今でも
決して自分の技術が完璧だなんて
思ってません。


でもお客様に対して
ベストを尽くす気持ちは
常に心掛けています。


当たり前のことだけど
意識し続けるのは難しいこと。


でもその意識が常にあれば
リピーターになっていただけるはずです。


ママ理容師 Megu

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