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金大偉さんの「映像と絵画によるインスタレーション展」の感想

 金大偉さんの映像と絵画によるインスタレーション展を見に行きました。
絵画は天地人をテーマにしたヒマラヤの奥地の楽園「シャングリラ」の世界を描いており、映像は水と植物が揺らいでいました。絵画と映像が融合したサンクチュアリー(聖域)な空間は、とても心地よく、まるで別世界に迷い込んだような感覚になりました。

 会場で金さんとお話ししていたら、芸術愛好家のAさんが来られ、金さんに紹介して、3人で楽しくお話させていただきました。その後、3Dクリエイター、表参道のギャラリーの方とも交流して、あっという間に時間が過ぎてしまいました。今回音楽が聴けなかったのは残念でした。

 絵画と映像が織りなす空間で、金さんと、芸術、音楽、映像、シャーマンについてお話させていただき、とても刺激的な時間となりました。

 金さんは、2023年には「天空のサマン」と「大地よ~アイヌとして生きる~」というドキュメンタリー映画の監督も務められました。
これらの作品を通じて、金さんは「すべてのアーティストがシャーマン的であるように、すべての人間は潜在的なアーティストである」というメッセージを発信しています。

 私は、金さんの作品を通して、芸術の持つシャーマン的な力と可能性を改めて感じました。金さんの今後の活動にも、ぜひ注目していきたいです。


Meets Gallery 企画展
金大偉 映像と絵画によるインスタレーション展
『天人地 Heaven, Human and Earth』
2023年11月28日(木)~12月9日(金)

金大偉 映像と絵画によるインスタレーション展葉書
金大偉 映像と絵画によるインスタレーション展にて

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