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痛みへの思いやり

 ヘブライ人への手紙13:3には、「自分も一緒に捕らわれているつもりで、牢に捕らわれている人たちを思いやり、また、自分も体を持って生きているのですから、虐待されている人たちのことを思いやりなさい。」と記されています。
この聖句は、私たちが、痛みや苦しみを抱えている人々に思いやりを持つことを教えています。

 私は、最近、右手を怪我してしまい、かなり苦しんでいます。
痛みは、とてもつらいものです。
今までは、痛みは他人事だと思っていました。
しかし、自分が痛みを感じることで、痛みで苦しんでいる人々の苦しみを理解することができました。

 遠い国で捕らえられて虐待されているニュースを見ると心が痛みます。
距離は遠くても、画面で見ると身近に感じられますが、何もできません。
彼らを思いやり、早く解放されることを祈ります。

 痛みは、単に身体的な苦しみだけでなく、精神的な苦しみも伴います。
痛みによって、日常生活に支障をきたしたり、不安や恐怖を感じたりすることもあります。
そのような痛みと苦しみを抱えている人々は、私たちの周りにたくさんいます。

 私たちは、このような人々を、自分ごととして思いやる必要があります。
思いやりとは、相手の立場に立って、相手の気持ちを理解し、共感することです。
痛みを抱えている人々に思いやりを持つためには、まず、相手の痛みを自分のこととして想像してみる必要があります。
相手の痛みが、どれほどつらいのか、相手の生活にどのような影響を与えているのかを、考えてみましょう。
 また、痛みを抱えている人々に、言葉や態度で、思いやりの気持ちを伝えることも大切です。
「痛そうね」や「大変だったね」など、相手の痛みや苦しみを認め、寄り添うような言葉をかけてみましょう。

 思いやりの気持ちは、言葉や態度によって、相手に伝わります。
私たちが、痛みへの思いやりを持つことで、痛みと苦しみを抱えている人々が、少しでも生きやすくなるかもしれません。
これからは、痛みへの思いやりを忘れずに、周りの人々を大切にしていきたいと考えています。


教会 スウェーデン


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