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2022年は間違いなくターニングポイント

あっという間の1年だった。
2021年12月に保育士の仕事を退職して2022年5月からリラクゼーションセラピストデビュー。
本当にあっという間の半年が過ぎ、年末を迎えた。

網膜の中心部である黄斑に変性が起きる黄斑変性症の一種である錐体ジストロフィーという病気を発症し、視力と視野がどんどん失われていく。このまま失明するかもしれない恐怖と闘いながら、残っている視力と視野を大事にして工夫して暮らすことを目指すロービジョン外来にて指導を受けた。白杖と遮光眼鏡を駆使してたくさんの人に支えられて生きている。

職場の理解にも感謝している。見えにくい私を受け入れ、どうしたら働きやすくなるか真剣に一緒に考えてくれる同僚に恵まれた。使う物の配置を固定してもらい場所を覚えてしまえばあとは慣れと練習だ。
伝票やPC入力は出来るところまでやり、無理なときは助けてくれる。本当にありがたい。最近では私を指名してくれるお客様もでき、自分の手で誰かを癒すことができる喜びをひしひしと感じている。

雪が積もるまで徒歩と地下鉄で通勤していたが、雪が積もって道路の点字ブロックが隠れてしまい、ツルツルに路面が凍ってしまう冬は、必要経費と割り切ってタクシー通勤している。障害者手帳の等級が1級になったため自治体から福祉タクシー乗車券を支給したもらえるが、毎日の通勤に使うと1ヶ月で使いきってしまう。同行援護という付き添いを依頼するサービスは通勤には使えないため、雪国の視覚障害者の通勤には何らかの配慮が欲しいなーと痛感している。

しかし、白杖を持って歩くようになってから、人の親切や助けに感謝するばかり。
意地悪や嫌がらせを受けたことはないし、むしろ人ってこんなにみんな親切なんだと実感することが多い。いろんな人に助けられ支えられて生きている自分だけど、まだまだ自分にもできることがあるはず!と信じてこれからの人生も楽しんでいきたい。

セラピストの仕事をするために、今までの困難な道のりを越えてきたような気がする。私の今世の使命はこれなんじゃないかと思う。

間違いなく2022年はターニングポイントの年だった。
夢はまだまだ大きく輝いてる。いつか自分だけのサロンを持てたらいいな!
今年も1年お疲れ様でした。来年も頑張ります!!

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