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野沢温泉の小さなホテルで開催されたポップアップディナー
長野県北東部に位置する人口3,500人余りの野沢温泉村。村の名前に「温泉」を冠するように、村に点在する13の外湯がある温泉街として古くから愛されています。共同浴場である外湯の維持・管理をするために、江戸時代から「湯仲間」という制度があり、この地域の特有のコミュニティの一つにもなっています。
この野沢温泉には、もう一つ同世代の結束を担う地域の文化として、200年以上も前から先人たちが守り、伝え、引き
伝統と挑戦が交差する。奥大和食卓会議レポート
4年ぶりのうるう日である2024年2月29日から1泊2日。
立春とは名ばかりの寒い日が続く中、全国で様々な領域で食や農に携わる方々とともに食卓会議 in 奈良奥大和を開催しました。
初日のフィールドツアーでは、めぐるめくプロジェクトと最初の連携地域でもある曽爾村に伺いました。
曽爾村は奈良県の東北端、三重県との県境に位置します。「日本で最も美しい村」を宣言したこの曽爾村では、大自然の壮大な美しさと
【宮崎と秋田をめぐるMeet Up】日向夏とクラフトサケが挑戦するLOCAL to LOCALの可能性
めぐるめくプロジェクトでは、地域でタベモノヅクリ(※)に挑む方々の出会いの場をつくるべく、日本各地の食のプレーヤーと手を取り合ってイベントを開催しています。
※タベモノヅクリ:めぐるめくプロジェクトで定義している「食の生産・加工」を表す言葉。食べ物+モノづくりの造語。
今回のテーマは、宮崎県が誇る果物「日向夏」と秋田県男鹿でクラフトサケ醸造所を営む「稲とアガベ」のコラボレーションをきっかけ
2030年の九州、どうなる?「ONE KYUSHUサミット宮崎2024」を宮崎市で開催
コロナ禍を乗り越え、予測不能な時代を手探りで生きる今。九州を「ひとつの島」として捉え、経済圏や行政区域を越えて、九州全体の産学官民が一体となり地域づくりや人の往来を加速させる未来を描く取り組みがあります。
2024年1月12日(金)、宮崎市にある宮崎市民プラザに九州内外から約300人が集まり、『ONE KYUSHUサミット宮崎2024』が開催されました。本サミットは昨年の大分県別府市での開催に
生産者と消費者の分断の解消が次の一手を生む 河北町食卓会議レポート
新幹線さくらんぼ東根駅から車で15分以内の距離に河北町という町があります。駅名に「さくらんぼ」の文字が入る通り、山形県西村山郡はさくらんぼの名所。中でも河北町は、日本全国町村の中でトップの生産量を誇ります。
観光としてだけでなく、短期のアルバイトを募集するほど、町民総動員でさくらんぼの出荷作業に取り掛かるのは毎年6月頃。しかし、今回の河北町のフィールドワークが開催されたのは、さくらんぼの出荷時
全国のめぐるびとが一堂に会す、「日本の食卓会議2023」開催!
「めぐるめくプロジェクト」は、「農と食がめぐり続ける、やさしい世界をつくる。」をビジョンに掲げ、2022年9月に活動をスタートしました。日本全国をめぐり、農業・水産業・畜産業などの“タベモノヅクリ”を担うプレーヤーと出会いながら、私たちにできるチャレンジのサポートの在り方を考え続けています。
そして今回、活動開始から1年を経て、日本全国の食と農に関わるプレーヤー="めぐるびと"たちが一堂に会す
日本の食卓会議2023 穂の国めぐるツアーレポート
2023年11月20日、「日本の食卓会議2023」のスペシャルイベントとして 、開催地域である愛知県東三河のプレイヤーのもとをめぐる「穂の国めぐるツアー」が行われました。温暖な気候や豊かな自然に恵まれ、農業や工業などさまざまな産業が盛んな東三河。今回のツアーでは、先進的な農場・道の駅 ・前掛けのメーカーのもとを訪れました。
飲食店シェフ・クリエイター・設計デザイナー・メディア・ 他地域からの行政
【めぐるめくトーク Vol.4】ウニが海を砂漠化させる? 富山から日本の海の未来を救う!
農と食がめぐり続ける、やさしい世界をつくる。」をビジョンに、地域のタベモノヅクリ(※)の持続可能なチャレンジの循環を目指して活動している、めぐるめくプロジェクトが贈るトークイベント「めぐるめくトーク」。
今回は、山辺英生さん(株式会社サンシャインエンタプライズ)、角裕太さん(一般社団法人とやまのめ)、中木康晴さん(富山県立氷見高校)、元起大智さん(一般社団法人GREENspearfishers
地域内で湧き起こる熱量が、各地域へ次の世代へ伝承していく「わたしたちのまちづくりサミット -BEYOND LOCAL- in 野沢温泉」
スキーシーズンを間近に控えた11月中旬。スキー場開業100周年を迎える長野県 野沢温泉村にて、「わたしたちのまちづくりサミット -BEYOND LOCAL- in 野沢温泉」が開催されました。
「次の100年につながる循環を生み出す装置」をテーマに、地域内外のまちづくりの実践者が集結し、世代を超えてつなげていくべき「これからのまちづくり」のあり方を模索していきます。
第一部:わたまち歩き
吉
地域の枠を超えたこれからのまちづくりとは。わたしたちのまちづくりサミットーBEYOND LOCALーを男鹿市で開催
人口減少が進む日本のなかで、特に東京以外の地域での人不足・リソース不足が深刻になりつつあります。そんな時代だからこそ、各地域が手を取り合い、双方向で活性化していくことが必要不可欠ではないか。今回おこなわれたイベントの大きなテーマです。
会場となった秋田県は、人口減少率が日本トップ。なかでも、男鹿市は県内三番目に減少率が高いエリアです。この男鹿市に、地域内外からさまざまなプレイヤーが集結し、まち
【海藻サミット】日本の海の現状とは?海の豊かさを守るために、わたしたちにできることを考える
2023年11月4日(土)、5日(日)の2日にわたり、秋田県男鹿市で開催された海藻サミット。ブルーカーボンなどSDGs の面で世界の注目を集める「海藻」について、各国の専門家やシェフが集まり、さまざまな角度から議論する時間となりました。
めぐるめくプロジェクトでは4日(土)に、一般社団法人Chefs for the Blue代表の佐々木ひろこさん、合同会社シーベジタブル共同代表の友廣裕一さんの
欲しい未来は自分たちの手でつくる 積丹食卓会議レポート
北海道西部に鋭く突き出た形が特徴の積丹半島は、約200万年前に火山活動によって創られました。そして、その隆起した海底の岩肌までが見えるような、透き通った海の美しさから、積丹の海は「シャコタンブルー」と呼ばれています。積丹の語源はアイヌ語で、シャクとコタンの二語を合わせたもの。シャクは夏、コタンは村または郷土のことで、シャクコタン(ShakKotan)夏場所という意味をもっています。
今回は、そ
地域と企業と人が交わる2時間「めぐるめくSoup up!」を開催
めぐるめくプロジェクトでは、地域でタベモノヅクリ(※)に挑む方々の出会いの場をつくるべく、各地域で内外のプレーヤーが交流する「食卓会議」をはじめ、日本各地の方々と手を取り合ってイベントを開催しています。
※タベモノヅクリ:めぐるめくプロジェクトで定義している「食の生産・加工」を表す言葉。食べ物+モノづくりの造語。
そして、「地域チャレンジャー × 企業」の場として開催しているのが、今回レポー
【めぐるめくトーク Vol.3】農と土から考える日本の未来『農家はもっと減っていい』刊行1周年記念イベント
農と食が巡り続ける優しい世界をビジョンに、地域のタベモノヅクリ(※)の持続可能なチャレンジの循環を目指して活動している、めぐるめくプロジェクトが贈るトークイベント「めぐるめくトーク」。
今回は、久松達央さんの著書『農家はもっと減っていい』(光文社新書)の刊行1周年を記念して、『土 地球最後のナゾ~100億人を養う土壌を求めて~』を出版している藤井一至さんとのトークセッションを開催しました。第一部