最近やや天気がすぐれませんが、
桜がそろそろ満開に近いようです。
日本気象協会の桜開花満開予想によると、
東京の桜満開は4月4日(本日)の予想です。
日曜日、混むけど出かけとくかなあ
前回に引き続き手根管症候群です。
Cleaveland clinicから
Carpal Tunnel Syndrome.
もう少し補足すると・・
①手首(手関節)を打腱器などでたたくとしびれ
、痛みが指先に響きます。
これをティネル様サイン陽性といいます。
②手首(手関節)を直角に曲げて手の甲をあわせて保持し、
1分間以内にしびれ、痛みが悪化するかどうかを見ます(誘発テスト)。
手のひらではなく、手の甲を合わせて拝む感じです。
症状が悪化する場合はファレンテスト陽性といいます。
他に
パーフェクトO徴候:その①でも触れましたが、
親指と人差し指でOKサインがうまく作れなくなってしまう現象。
手首の安静を保ちましょう。
なるべく手首は真っすぐに。
曲げた状態で長時間負荷をかけないように。
休憩も適度にとりましょう。
ハンドセラピストって、
あんまり日本では聞かないような(私の勉強不足?)。
調べてみると、
日本ハンドセラピィ学会というのがあり(2009年発足)、
認定ハンドセラピスト制度もあるようです。
清潔操作が必要なので、
日本では手術室(外来手術室)で行う施設がほとんどかと思います。
最近は、内視鏡手術が主流で、
切開は手首と手のひらにそれぞれ1cm程度ですむそうです。
整形外科のイメージがありますが、
脊椎外科(脳外科)でもやってるみたいです。
他の病気もそうですが、
症状がでるまでなかなか気づかないので、
予防は難しいですね。
重症で長期に正中神経が圧迫されると、
神経が損傷し症状が回復しないこともあるかもしれません。