研究太郎

趣味でフス戦争の研究と、前世探究をしている者です。主にチェコ語の論文や歴史書を翻訳して…

研究太郎

趣味でフス戦争の研究と、前世探究をしている者です。主にチェコ語の論文や歴史書を翻訳して情報を収集しております。右手が少し不自由です。

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中間自己紹介、の話

さて。 私の書いた記事も多くなってまいりましたので、初期のほうの記事を掘り返して読んだりするのも大変になるかと思います。 ので、最近私を知ったという方に対して、改めて自己紹介をさせていただきますね。 私は福島県在住の40代男性です。 フス戦争という、15世紀のチェコで起きた戦争についての研究を、趣味でやっております。 そのきっかけは少々変わっておりまして、数年前になんとなく受けた「前世占い」によります。 「生まれ変わりや輪廻転生」は存在するという前提での話になりますが

    • 言葉はわからずとも、の話

      嬉しいことに、たまにYouTubeで「フス戦争」についての解説動画を見つけることがあります。 もっぱら外国語で、何を言ってるかはほとんど分かりません。ですが、動画の作りがとても凝っていて、画面を見るだけで「これは◯◯の戦いのことを言ってるんだな」というのが分かって、大変にありがたいものです。 そんな動画作成の方へのリスペクトの気持ちはありつつ、しかし同時に「それ違うざます」と指摘したくなる気持ちも芽生えます。 多くの解説者は、フス戦争とは「ヤン・フス」が異端として焚刑に

      • チェコからのメッセージ、の話

        中世のチェコで起きた「フス戦争」について調べはじめて早5年。 当時の裁判記録が閲覧できるサイトを見つけ、そこに書いてある文章をスマホで翻訳したら、設定を間違えてシッチャカメッチャカな日本語に翻訳されてしまった、という現象がたびたび起こります。 不思議なことに、そのシッチャカメッチャカな翻訳の中に、突如としてメッセージ性の強い文章が現れたりするのです、というのを、過去の記事でもいくつか紹介しました。 「ほーらまた、不思議な事が起こった」を参照。 で、今日も今日とて、私は過

        • 予測可能、回避不可能、の話

          歴史を研究していると、現代でも過去と似たようなことが繰り返し起こっているなぁ、と感じることがあります。 前世も例外にあらず。 私の前世である「アレシュ・リーズンブルク」は地方の貴族でした。 貴族社会にも序列がありましたが、ボヘミアはいわゆる「公爵」や「男爵」などの爵位にはよらず、家柄の血筋や経済力による、暗黙の序列といったものでした。 で、アレシュの家柄はさほど権力のあるものではなかったのですが、新規勢力である「フス派」に早期に参加したことにより、地方のフス派グループに

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        中間自己紹介、の話

          スピリチュアルについて思うことつれづれ、の話

          この世界はいくつものパラレルが、薄いレイヤーのようにたくさん重なって出来ている、というのが、最近の私が持つ世界観です。 この瞬間瞬間に世界は分岐していて、、、というか、世界はもともと無限に分岐したものが既に用意されていて、それを感知する「魂」が、積層されたレイヤーの間を行き来している、というイメージです。 パラレルもたくさんのバージョンがありますが、類似しているレイヤーが重なった所はより鮮明な世界となり、魂もそれを目印にして進んで行ったりします。 類似のレイヤーが多く重

          スピリチュアルについて思うことつれづれ、の話

          人生を支えてくれた歌、の紹介

          私がこれまでの人生の中で、しんどかったり、落ち込んだりした時に出会い、励ましてもらったり勇気をもらったりした歌たちを紹介します。 どれもYouTubeで視聴できると思うので、良かったら検索してみて下さい。 (アーティスト名は敬称略) ★たむらぱん 「きづく」 一生懸命にやってきたことが、全く報われない!と思って絶望しかけたときに勇気をもらった歌です。 フス戦争で辛い思いをしたアレシュの気持ちとリンクするような歌です。 ★高木麻早 「振り返ってごらん」 「風が吹いて

          人生を支えてくれた歌、の紹介

          350年後、の話

          フス戦争が終結したのは、諸説ありますが1434年、または1437年とするのが一般的です。 前者はフス戦争の最終的な会戦である「リパニの戦い」において穏健派と主戦派の戦いが行われ、フス派の主戦派が敗北したことにより一応の終戦とする説です。ちなみに、この戦いで穏健派の総大将をつとめたのがアレシュ・リーズンブルクです。 後者は、リパニの戦いを生き延びたフス派の残存部隊の首領が斬首され、それをもってボヘミアのフス派の壊滅・終戦とする説となります。 私はさまざまな史料をさぐってお

          350年後、の話

          マーケティングするざます、の話

          さあ。 出版を夢見る私であります。 出版することが目的ではなく、本が売れて、読者の役に立つことが最終目標です。 そのため、どんな本をどんなふうにしたら売れるのかを、あれこれ考えるごっこをしてみようと思います。 まずは、本のジャンルと読者ターゲットのマーケティングから始めましょう。 私が出版しようとする本のジャンルは、ざっくり言うと「スピリチュアル系」に分類できると思います。 読者ターゲットは「スピリチュアルに興味を持つ女性」です。 おおよそ15歳〜49歳を仮のターゲ

          マーケティングするざます、の話

          また不思議タイムでございますよ、の話

          さて、今回はこちらの記事の続きでございます。 不思議の舞台は1434年のチェコの裁判記録です。 暫定的に、『1434年クトナーホラ議定書』と呼ばせていただきますね。 このクトナーホラ議定書のチェコ語の本文をスマホで翻訳したとき、設定をちゃんとしなかったがゆえにシッチャカメッチャカな日本語訳になってしまった、というのがそもそもの発端。 で、そのシッチャカメッチャカな翻訳の中に、前触れなしにメッセージ性の強い日本語があらわれて、それがまるで、私に向けて発せられているようだと

          また不思議タイムでございますよ、の話

          検索ワード、の話

          最近の私は、noteでキーワード検索をかけて記事を漁るのが楽しみになっています。 検索ワードその① 「前世」 私と同じように、自分の前世について研究している人がいないか探しているんです。 なかなか居ませんけどね(笑)。 けど、ヒプノセラピーなどで見た前世の景色などの投稿があると私は喜び、大変興味深く読ませていただいております。 いくつかの記事を眺めて分かったのは、スピリチュアル系の前世について書いている記事がある一方、Vtuberの記事なども多く投稿されていることです

          検索ワード、の話

          過去世の記憶、の話

          私には過去世や前世の記憶はありません。 おわり。(笑) じゃなくて、私が自分の前世に興味を持ち始めたのは2019年のことなので、けっこう大人になってから厨二病を患ったことになります。 私には前世の記憶は全く無いのですが、前世を示唆するようなことは、私が3〜4歳の頃にあったのを思い出したので、今回はそれを紹介します。 その時の私は、母に寝かしつけられているところでした。 当時の我が家は大人たちがいがみ合っており、子供もそのとばっちりを受けて悲しい思いをしていました。

          過去世の記憶、の話

          これが、こうじゃ。の話

          最近、チェコのマサリク大学の関連サイトであるらしいAHISTというサイトを良く利用しています。 15世紀のチェコで起きた裁判記録がテキスト化されていて、一般人でも閲覧可能になっている大変ありがたいサイトです。 そこにあるのは裁判記録というだけあって、歴史書や論文とはまた違ったものを読み取ることができます。 論文や歴史書は、出来事が起こってからしばらく後になって書かれる物がほとんどですが、裁判記録というのは出来事が起こっているその瞬間を描いているものですので、文章の鮮度が

          これが、こうじゃ。の話

          記事一覧:前世探究とヒプノセラピー

          記事一覧:前世探究とヒプノセラピー

          アレシュの手紙、の話

          もう今さら驚かないのですが、1434年にアレシュ・リーズンブルクが書いた手紙を発見しました。 (注:アレシュ・リーズンブルクとは、研究太郎の前世と思われるボヘミア貴族) 手紙というか、議事録?でしょうか。 内容は、ボヘミアの都市「クトナーホラ」にまつわるものです。 フス戦争によって、クトナーホラはたびたび激戦区となり、多くの住民が焼け出されたりしていました。 戦乱が収まりつつあった1434年、クトナーホラの行政を担当していたアレシュは、クトナーホラの住民や議会の声に耳を

          アレシュの手紙、の話

          ほーらまた、不思議な事が起こった、の話

          2024年4月17日 つい先程のことです。私はいつものように、フス戦争の人物について調べていました。 ミケシュ・ウーリビッツという人の名前の綴りがどうだったかを思い出せなくて、いろいろ調べていたところ、ある記事に巡り合いました。 それはAHISTという、15世紀のチェコ(主にプラハ)で起きた裁判の記録がたくさん載っている素敵なサイトです。 私は以前からこのサイトは知っていて、たまに利用していますが、何しろ記事の量が膨大ですので、全てを読むことはできません。 で、今回巡り

          ほーらまた、不思議な事が起こった、の話

          チェコ旅程、の話

          チェコ旅行。 今度の8月に行く予定。現地には3日ほど滞在する。 観光旅行なんだけど、観光?とも言い切れない。 なぜなら、前世探究の一環だから。 楽しみではあるけど、むしろ使命感の方が強い。 行き先も、ポピュラーな観光地ではない。 ので、ツアーは不可。 オリジナルのプランを立てて、行く。 行き先はJaroměř。 理由は「前世の魂の片割れとの再会」を果たすため。占い師の助言によるものだが、占い師さんも場所の特定はできなかった。 Jaroměřという地名を特定できたのは

          チェコ旅程、の話