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津軽民謡 一年間歌のお稽古してみて

一年間位前は、民謡ってこんなにも地方によっていろいろな歌があるなんて 知らなかった。

しかも歌によって習う先生も違うなんてもっと分からなかった。

あまりにも民謡教室見つからないので、津軽◯◯節ってよく聞くから、津軽ってキーワード入れてネット検索して今の教室に辿り着いた。

そう、自分では無意識のうちに習う歌を限定していたんだなって、習い始めて気付いた。

初めての曲は何がいいって聞かれたから、津軽じょんがら節歌いたいって伝えた。

一年前の私からすれば、みんながよく歌うヒット曲?程度にしか考えていなかった。
数回、その曲は難しいって言われたけど、その曲しか津軽民謡知らなかったし軽い気持ちで始めた。

まず、こ、声が出ない。
え?民謡って全部表の声で、裏声で歌っちゃダメだったのか…

音も高くて、これ以上は声が出なくて死ぬんじゃないかと思うことがあるんだけど、これが津軽民謡なんだ…

声も出ないのに節回しや節を落とすとか、なかなか出来ない…

お稽古通い始めてまもなく、これは大変なことになったと思った。
必死に練習しないと永遠に津軽民謡歌えないかもって感じた。

その日から、仕事、家事、育児と平行して毎日通勤時間などの隙間時間に津軽民謡聞く生活が始まった。歌も1日10分位しか出来ないけど少しずつ練習。

結論--

津軽民謡歌いたいなら、自分の歌いたい気持ち以外には何もいらない。
例え無知すぎて難しい曲から始めたとしても。

ただ、乗り越えなければいけないことが、これでもかって位やって来る。
心が折れそうになるのも、一度や二度ではない。
それを乗り越えることが出来た時だけ、歌がうたえるようになっていく気がする…

津軽民謡を通じて、こんなにも自分自身の弱さと向き合うことになるとは。
例え心が折れたとしても、なんとか再起し諦めないよう次の一年も全力で駆け抜けよう。

自分にしかないidentity を求めて。

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