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8BAN PARKに行ってきました!(こやま)

みなさん、こんにちは!
み~つ案内人の金澤さんのところでインターンをしている、こやまです。

今回は、「8BAN PARK」というイベントが古町で開催されたので、その様子をご紹介します!!

今日のみ~つ

今日のみ~つは、新潟愛や古町愛溢れる人がたくさん来られた1日でした。

古町にあるレストランやカフェ、新潟の観光地などをたくさん教えていただきました!

特に印象に残っていて、この夏絶対に行きたいと思ったのが、「笹川流れ」です。私は新潟に来て2年目に入ったばかりなので、名前は知っていたけれど実際に行ったことはありません。
ですが、透き通った海の上でカヤックをする様子の写真を見せていただいたり、そこでのエピソードや美味しいもののお話を聞かせていただいたりして、もう今すぐにでも笹川流れに行きたい気持ちになりました!

さらに、「み~つBooks」には新潟のお店を紹介している雑誌もあります。それを見ながら、「ここも好き!」「ここもオススメ!」というお話をたくさん聞くことができました。みなさんが、まちを楽しんでいるところがとっても素敵で、私も実際に訪れて新潟の魅力を知りたいと感じました。

8BAN PARKとは?

この日は、古町で「8BAN PARK(ハチバンパーク)」というイベントが開催されました。
このイベントは、「8BANリノベーション」という団体が主催する、新潟市中央区本町8番町周辺エリアに対するまちの期待値を上げ、公共空間の利活用を促進し、にいがた2kmの活性化や新たな人の流れを創出することを目的としたイベントです。

今回は、8BANリノベーション代表の稲葉一樹さんと、出店者の北精園さんにお話を伺いました!!

8BANリノベーション代表 稲葉一樹さん(右)

プロフィール
稲葉一樹さん
新潟県村上市出身。
新潟市役所に勤務しながら、8BANリノベーションの代表を務めている。

ー 「8BAN PARK」とはどのようなイベントなのかを教えてください。
このイベントの目的は、「社会実験」です。
古町では、空き物件が増えその土地がみんな駐車場に変わってしまっています。僕たちは駐車場が増えても町が魅力的にはならないと思っているので、古町で8BAN PARKのようなイベントを開いたら、「どんな人が来るのか?」「どんな風景が生まれるのか?」を社会実験しています。

ー このイベントの運営にはどんな人が関わっているのですか?
このイベントは、「8BANリノベーション」という団体が運営しています。
これは、自分たちがプライベートで住んでいる古町エリアで、理想とする暮らしを自分たちでつくるための団体です。建築家やフリーランスなど様々な仕事をしている人が所属しています。

ー 稲葉さんはどんな想いでこの活動をされているのですか?
まず前提として、「自分たちが楽しいこと」を優先に活動しています。さらに、自分たちだけではなくて、このエリアが変わることによって、少し先の未来や新潟全体が良くなるようにという気持ちで活動しています。
というのもあって、8BAN PARKには学生や若い人達になるべく関わってもらうようにしています。その人達が何年か経った時に「自分たちでもこういうことがやりたい」という気持ちになっていけばいいなという想いです。

ー 稲葉さんは、この8BAN PARKの取り組みを通してどんな古町にしたいですか?
僕らは住んでいる人達が豊かに暮らせる街になるといいなと思っています。
古町は、昔はみんなが飲みに来たり、買い物に来たりする場所としてすごく栄えていた場所なんだけど、そういう昔からあるいい店というのが残りつつも、昔ほど人が多く来るようなエリアでは無くなっています。むしろそれがいいなと思うところもあって、自分たちが住みながら働いたりもしながら、歩いて遊べる場所がいっぱいあって、そこで個性的で多様な人たちがお店をやっていたり遊んだりしている街に、古町はもうすでになっていると思っています。だから、もっとその魅力を伝えていきたいし、そういうものが好きな人たちが集まる場所になるといいなと思います。

基本的には、今の古町がダメだからこうしたいという感じではなく、「もう今の古町とかめっちゃいいじゃん」という前提があって、おもしろい人がめちゃくちゃいるし、すごいいい街だと思っています。
だけど、やっぱり少し先の未来を考えた時に僕らが好きな、おじいちゃんおばあちゃんがやっているような老舗の飲み屋は、放っておくと無くなってしまう。そういうところを、例えば後継ぎが生まれたり、若い人が担っていくことは必要だと思っているので、そういう意味ではこういうイベントをやったりだとか、僕ら自身が若い人たちが古町というエリアに興味を持ってもらうような取り組みは、ずっと楽しみながらしていきたいという想いがあります。
それによって、「自分で何かやりたい」というような人がこのエリアに集まってくると、例えば老舗の飲み屋さんがやめようかと思ったときに、「いやいや俺らがやりますよ」という人たちがでてきて、そういうものがずっと残っていくみたいなことがあるといいなという感じです。

出店者:北精園さん

プロフィール
北精園 あやかさん
村上茶を販売している老舗のお茶屋さん。普段は会社員として働いている。
父が叔父からお茶屋さんを継いだことをきっかけに、ファンの拡大を目指してイベントに出店している。店舗は村上市にある。
https://murakami-hokuseien.jp/

ー 今日はどんなものを提供しているのですか?
今日はハーブティーを提供しています。
基本はやっぱりお茶屋なので、緑茶とほうじ茶をベースにして、そこにハーブを掛け合わせて癒し効果によって「華やぎ」「癒し」「ぽかぽか」というような名前をつけてブレンドのハーブティーを提供しています。
あとは、甘い系でほうじ茶ミルクと抹茶ミルクも出しています。

それに加えて、百花園さんのお菓子も一緒に持って来て販売をしています。

ー このイベントに出店して感じたことがあれば教えてください!
お茶のドリンク販売がこのイベントとすごく相性が良いんです。
他のグルメイベント出店では、私たちはドリンクだけの販売なので、販売に苦労することが多くて。お茶というものがそもそも弱いんですよね。
だけどこのイベントは、地域に根付いているのと、ここでのひとときを大切にしている方々が多いので、そのひとときにお茶がすごく合うんですよね。だから、来場者数よりも場の共有のような雰囲気が、私たちのお茶を求めている人にすごく合っているような感じがしています。

インタビューの後に、北精園さんオススメのハーブ煎茶「ぽかぽか」をいただきました。
緑茶とレモングラスの組み合わせは初めてでしたが、とても爽やかな香りで美味しかったです!

さいごに

今回み~つでは、まちの人から地域への愛をたくさん聞かせていただきました。
さらに、古町への想いを持って8BAN PARKを運営している稲葉さん、普段は古町とは関わりがないけれどこのイベントに合わせて出店されている北精園さんにもインタビューをしてみて、「まちとの関わり方」の多様さが知れた1日だったと思います。

古町という1つの町であっても、そこに住む人も、そこで活動する人も、イベントに合わせて来る人もいる。
そのような違う立場の人から、これからもお話をたくさん聞いてみたいなと思います。

ぜひ「我こそは!」という方、み〜つに遊びに来てください!よろしくお願いします!


新潟三越跡地・み〜つ
〒951-8061
新潟県新潟市中央区西堀通5番町866
新潟三越跡地 (西堀通側歩道状空地)
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HP|https://meets-furumachi.com/
*臨時休業の場合もあります。ご了承ください。
■運営|み〜つ運営事務局

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