マリと開運と私 2023/9/22 パートナーに思うこと

４月６日にマッチングアプリでM君と出会った
【出会いはこちら】【M君の主な人柄についてはこちら】
７月22日にLINEをブロックされた【お別れはこちら】
９月16日に奇跡の再会をした【再会はこちら】

とても変な人だけど、好きになってしまったようだ。
でも、どこかでまだ、それを認められない気持ちがあった。
もしもお付き合いをすることになったら、この人のことを
親や子供達や友達に紹介できるのか？と、考えてしまう。
友達はたくさんいるけれど、
こんなM君とのことを話せる人は限られていた。
みんな、M君に対して、良い印象など無い。
私だって、仲の良い友達に、こんな男の事を好きになってしまったと話されたら「やめなよ！」と言うに決まっている。
「あの人、頭がおかしくなったのかな…」
とさえ思ってしまうかもしれない。

それでも、誰が何と言おうと、
パートナーは人に紹介するためのものではなくて、
残りの自分の人生を豊かにするための存在なんだから、
もしも子供達に
「え……お母さんって、こんな人が好きなの……」と驚かれても、
「そうだよ。一緒にいてすごく楽しいんだ！」
って、堂々と言おうと、数日の間、考えていた。

でもこの日…
次女の同級生の母に会った。
彼女は、娘たちが中学生の頃にシングルマザーになり、
一度県外に引っ越しをしたけれど、
最近戻って来て、連絡をくれた。
私の、化粧品関係の仕事のお客さんだった。
注文された製品を、新しいお家にお届けに行くと、
そこは一軒家だった。
一人暮らしだと思っていたのに、
奥の部屋でガタガタと物音がしたので、
「誰かいるの？」
と、聞いてみると、待ってました！と言わんばかりに、
奥にいた人に声をかけて玄関に呼び、
「紹介します！○○さんです。私のパートナーです」
と、言ってきた。
私より年はいくつか下の彼女だったけれど、
パートナーの方は、60歳を過ぎているそう。
そのお歳には確かに見えない若さがあったけれど、
やはりおじさまだったし、私の好みのタイプではなかった。
でも、彼女は目を生き生きキラキラさせていた。
「見て！私のこの素敵な彼氏を！！」と、
顔に書いてあるようだった。
籍は入れないけれど、一緒に家を借り、
一緒に会社を作ったそう。
これからスイーツのお店を開店させるんだと、話してくれた。
「彼、お料理も上手だから、６キロも太っちゃって～」と、
とろけそうな声で言っていた。
私はM君に出会ってから、10キロも体重が減ってしまった。
ダイエットできて、いいっちゃいいんだけど。
なんだか一気にまたしょぼんとしてしまった。
私も、そんな人に出会いたかったな。。。

この頃テレビに出始めたお笑い芸人で、
チビだしハゲだし売れていなかった人が、奥さんを紹介していた。
写真でもとても可愛らしい方なのがわかるけれど、
その奥さんを知る人達が、みんな
「可愛いだけじゃなくて、とっても良い人」
だと、褒めていた。
この奥さんに、この男のどこが良かったのかと聞いたら
「私の事をすごく好きでいてくれるところ」
と、答えたという。

そしてまた同じ頃に、こんなことがあった。
派遣でよく行く飲食店に、
とっても可愛らしくてふわふわ・おっとりした感じの人がいた。
顔も可愛くて、年齢よりずっと若く見えた。
彼女のご主人が、最近ガンだとわかったそう。
一緒に病院に付き添った際、「お話を聞くご家族の人は？」
と言われ、「私です」と答えると
「どういうご関係ですかっ！？」
と、聞かれたそう。
病院でもそう言われるくらい、あまり夫婦に見られる事が無いらしい。
ご主人は元ヤンで、
今も見るからにそんな感じらしい。
話を聞いて想像しただけでも、
確かに似合わない感じ…
「どうしてその人を選んだんですか？」
と聞いてみると
「絶対に浮気はしないと思ったから」
と、言っていた。

パートナーを選ぶポイントは人それぞれ…

迷いがある私に、教えてくれるための出来事だったのか？
と、思った…