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費用対効果が良かった!サービスサイト改修の話

メドピアでデザイナーをしている、きたさんです。
先日ふと思いついて、生まれて初めてUFOキャッチャーをしたところ、ボブという犬の大きめのぬいぐるみをGETしました。(ほくほく)
UFOキャッチャーって本当にいただけるのですね。何事もやってみないとわからないものだなと思った今日この頃です。

さてさて、本題に進みます。
私が担当しているfirst callでは、3月にサービスサイトの改修を行ったのですが、有難いことに効果を感じる機会が増えてきました。

短期間で成果をだすために、工数を節約して対応していたのですが、改修後は健診管理ページのCVRが3倍に繋がったり、新規1ページあたりの制作〜確認工数を40%削減できたりと、費用対効果が良かった施策だったな〜と思っております。

私はディレクション兼デザイナーとして携わっていたのですが、その中でもとくに取り組んで良かったな~と思った話をします。

改修の背景

改修前は、長年の運用に伴ってトンマナがバラバラになってしまっていました。
デザインのルールが不明確なものも多く、伝えたい部分が埋もれてしまっている状況になっていました。
運用していく中で、少しずつのずれが大きくなったのだろうなと思います。

そんな状況だったので、関係者内で「トンマナを整えて綺麗にしたいよね~」という話からスタートしました。

改修後のサービスサイトはこちらからご覧いただけます。


取り組んで良かったこと①
課題の洗い出し

やった方がいいと思いつつも、前段の整理となると、各メンバー忙しそうだし、ヒアリングに時間がかかるしな〜などなどの理由から、億劫になってました。
ただ結局、誰向けに何のためにするんだっけ、というのが明確になってないと成果に繋がる制作物は作れないよな~と思い直して、課題の洗い出しから始めることにしました。

▼改修前の課題の一部
・伝えたい情報が埋もれている
・PCとスマートフォンで情報が異なっている
・スマートフォンの対応をしておらず、文字が読めないページがある
・運用時にデザインが崩れやすい
・デザインのスタイルがバラバラで、情報の優先順位がつけづらい

・画像が多く、デザイナー以外のメンバーが修正しづらい(ノーコードツールを活かしきれていない)
・クリッカブルなエリアがわかりづらい

・ナビの情報これで良かったっけ、、?

細かい課題もあわせると、わんさか出てきました。
課題を洗い出したことで、関係者それぞれが重要だと捉えていることや、改善すべき点の目線あわせができたので、制作中に大きく意見が食い違うこともなく進行できました。
また、当初は運用面での視点が抜けてましたが、運用メンバーから話を聞けたことで、より良い改修案を考えるきっかけにもなりました。


取り組んで良かったこと②
目的を明確にする

こちらも当たり前中の当たり前ですが、やって良かったです。
課題から改修案を細かく指示書に落とし込むというより、目的を明確にして抽象化することで、制作中に生まれる新たな気づきの余地を設けました。

▼改修時の目的
サービスサイトのトンマナを統一することで、見づらさ・伝わりづらさを改善し、成果向上を目指す。
各施策・訴求検証を行いやすくするための土台づくりを行う。

その結果、指示内容だけを対応するのではなく、目的に沿った新たな改善案を出してもらえて、より良い改修を行うことができました。
判断に迷った際も、今回はこれの目的に注力すると考えることで、無駄に悩むことがなくなって進めやすかったです。

プロジェクトが成功したかどうかを評価する基準にもなり、改修後の改善点を見つけるためにも役立つので、目的は明確にして良かったなと思います。


取り組んで良かったこと③
コンポーネント化

サービスサイトはノーコードツールを導入しているので、デザイナー以外の職種の方も更新することがあります。
自由度が高い分、意図せずに文字の大きさや色などが微妙に崩れていくという課題がありました。

そのため、デザインをルール化し、さらにノーコードツール内のパーツ機能を使用して、改善しました。
一定の制約を設けたことで、ズレをなくしてデザイナー以外も更新しやすい作りにしました。

冒頭でも書きましたが、制作〜確認工数も大幅に削減できたので、取り組んで良かったなと思います。


デザインのルール


コンポーネントの例


まとめ

今回改めて、目的の明確化や、関与者の目線あわせは大事だなと感じました。
実際に進めていく中で、これで良かったっけ?という場面が何度もありましたが、根拠があることでブレずにやり遂げることができました。

今後も費用対効果を意識して、事業に貢献していけたらと思います。


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