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Rを使った安定同位体比データ解析

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rKIN package の使い方

rKIN package の使い方

はじめに安定同位体比分析は、食物網の構造や動物の餌源などを推定する方法として広く用いられます。
また、2種類の安定同位体比によって表される同位体ニッチは、生態ニッチを反映すると考えることができます。
ここでは、同位体ニッチを描画するツールの一つ、"rKIN"の使い方について紹介します。

参考文献
Eckrich, CA, Albeke, SE, Flaherty, EA, Bowyer, RT,

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Rを使った安定同位体比データ解析(Part 3)


はじめに安定同位体比は、生体内の代謝や、食物網における食う–食われるの関係、生息地の移動など、わたしたちの身の回りで起きている様々な「物の流れ」を調べるツールとして用いられてきました。

近年、分析共同利用拠点や依頼分析サービスが増え、ますます多くの研究者に安定同位体比分析が使われていることと思います。
また、消費者の餌資源推定や栄養ニッチの算出など、安定同位体比データを用いた解析の幅が広がると

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Rを使った安定同位体比データ解析(Part 2)


はじめに安定同位体比は、生体内の代謝や、食物網における食う–食われるの関係、生息地の移動など、わたしたちの身の回りで起きている様々な「物の流れ」を調べるツールとして用いられてきました。

近年、分析共同利用拠点や依頼分析サービスが増え、ますます多くの研究者に安定同位体比分析が使われていることと思います。
また、消費者の餌資源推定や栄養ニッチの算出など、安定同位体比データを用いた解析の幅が広がると

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Rを使った安定同位体比データ解析(Part 1)


はじめに安定同位体比は、生体内の代謝や、食物網における食う–食われるの関係、生息地の移動など、わたしたちの身の回りで起きている様々な「物の流れ」を調べるツールとして用いられてきました。

近年、分析共同利用拠点や依頼分析サービスが増え、ますます多くの研究者に安定同位体比分析が使われていることと思います。
また、消費者の餌資源推定や栄養ニッチの算出など、安定同位体比データを用いた解析の幅が広がると

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