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VRを使ったリハビリテーション医療機器「mediVRカグラ」を提供する株式会社medi…

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VRを使ったリハビリテーション医療機器「mediVRカグラ」を提供する株式会社mediVRの広報チームです。このnoteでは、導入施設へのインタビュー等をお届けします! https://www.medivr.jp/

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全国初の「カグラ入院」。開始から1年経った感想は? 第2回カグフェッショナル・長野市民病院

2023年3月にVRリハビリテーション用医療機器・mediVRカグラを導入した長野市民病院は、翌月の4月からVRリハビリ入院の受け入れを開始しました。入院患者さんにVRリハビリを提供することは他院でも行なっていますが、VRリハビリを主目的として入院を行うのは全国初の試みです。 第2回カグフェッショナルでは、長野市民病院の丸山先生をゲストにお呼びして、VRリハビリ入院、その名もずばり「カグラ入院」を始めた経緯や1年継続した感想を伺いました。 mediVRカグラ導入のきっかけ

    • 術後後遺症で歩けなくなってから1年。mediVRカグラでリハビリを始めて、家族に支えられる側から家族を支える側になれた

      「感謝の気持ちがコップからあふれてしまい、乱文になりました」。 2024年春、mediVRリハビリテーションセンターに一通のお手紙が届きました。差出人は人見香保里さん。2023年春から週に2回ほど東京リハセンターに通ってくださっている方です。そこに綴られていた温かな言葉にリハセンターの面々は大喜び。人見さんにインタビューを行い、お手紙をくださった理由を教えていただきました。 「これを続けていったら良くなるかもしれない」と感じて――まずは、お身体の状態を教えてください。

      • 入社から3週間弱。最速最短で退職を決めた理学療法士と社長が対談しました

        2024年4月4日、mediVR代表の原は理学療法士の堀井陽平から退職の意思を伝えられました。堀井が入社したのは同年3月17日。わずか3週間弱、正確に言うと18日で退職を決めたことになります。 「一度入った会社では3年は働け」という言説もありますし、普通の会社だったらもしかするとひんしゅくを買うかもしれません。でも、mediVRでは原をはじめとして全社員が堀井の決断に賛同。全力で応援し、転職先が決まったときはみんなで喜び合いました。 この出来事には、mediVRが大事にし

        • 10年ぶりに高額医療機器を導入できた理由とは? 第1回カグフェッショナル・杵築市立山香病院

          「カグフェッショナル」は、VRリハビリテーション用医療機器・mediVRカグラを導入している医療施設の代表者にオンラインでディープインタビューを行う新企画です。第1回のゲストは、大分県にある杵築市立山香病院(きつきしりつやまがびょういん)の永徳研二先生。10年ほど高額医療機器の導入がなかったなか、どのようにしてカグラ導入を実現したのか、導入後どんなふうに活用しているか、詳しく教えていただきました。 mediVRカグラ導入による経済効果を詳細に試算しプレゼン――まずは、med

        全国初の「カグラ入院」。開始から1年経った感想は? 第2回カグフェッショナル・長野市民病院

        • 術後後遺症で歩けなくなってから1年。mediVRカグラでリハビリを始めて、家族に支えられる側から家族を支える側になれた

        • 入社から3週間弱。最速最短で退職を決めた理学療法士と社長が対談しました

        • 10年ぶりに高額医療機器を導入できた理由とは? 第1回カグフェッショナル・杵築市立山香病院

          自分の身体に起きた変化を自らの言葉で伝えたい。第64回日本神経学会学術大会で、脳性麻痺の患者さんがポスター発表を行いました

          2023年6月に開かれた第64回日本神経学会学術大会で、mediVRリハビリテーションセンターの患者さんがポスター発表を行いました。医学系の学会で、医療従事者や研究者ではなく患者さんがご自身のことを発表するというのは前例がないと言っても過言ではない珍しい取り組みだと考えられます。発表者のひとり、脳性麻痺患者の安江誠生さんにお話を伺いました。 リハビリによって身体に余計な力が入らなくなり、疲れにくくなったまずは安江さんのお身体の状態とリハビリによる変化をご紹介しましょう。出生

          自分の身体に起きた変化を自らの言葉で伝えたい。第64回日本神経学会学術大会で、脳性麻痺の患者さんがポスター発表を行いました

          mediVRカグラは、「良くなりたい」と思う利用者さんと、「良くしたい」と思うセラピストをサポートしてくれる機器だと思います。リニエデイサービス練馬高野台インタビュー

          VR(仮想現実)を活用したリハビリテーション用医療機器・mediVRカグラ。機器の性能を最大限引き出し利用者さんの身体機能・認知機能を改善していただくために、私たちmediVRは導入施設に向けてリハビリのフォローを行っています。 このフォローを熱心に受けてくださっているのが、東京都練馬区にある「アクティビティ型 リニエデイサービス練馬高野台」。mediVRカグラをどう活用されているのか、施設管理者の福井那奈先生にお話を伺いました。 疾患ごとに適した介入方法を学んでから、利

          mediVRカグラは、「良くなりたい」と思う利用者さんと、「良くしたい」と思うセラピストをサポートしてくれる機器だと思います。リニエデイサービス練馬高野台インタビュー

          知財功労賞を受賞した医療機器ベンチャーの知財戦略、公開します

          株式会社mediVRは、知財活用ベンチャーとして令和5年度「知財功労賞 経済産業大臣表彰」を受賞しました。知財功労賞とは、知的財産権制度を有効活用し、制度の発展に貢献した企業等に贈られる賞。mediVRはVRリハビリテーション用医療機器mediVRカグラにおいて16の特許技術を有しており、知財経営に力を入れているのです。 私たちの知財戦略は、これから医療機器を世に出そうとしているベンチャーの参考になるかもしれません。知財功労賞受賞を記念し、戦略の一部を公開したいと思います!

          知財功労賞を受賞した医療機器ベンチャーの知財戦略、公開します

          実際に使ってみて、「学会で発表していた症例報告は本当なんだ」と実感しました。コミュニティーホスピタル甲賀病院インタビュー

          「自分で使うまでは、『本当にこんなに変化が出るのかな』と半分疑っていました」。 株式会社mediVRでは、VR(仮想現実)を活用したリハビリテーション用医療機器mediVRカグラを全国の医療機関や介護施設に販売しています。2022年8月には、静岡県焼津市にあるコミュニティーホスピタル甲賀病院が東海地方で初めてmediVRカグラを導入してくださいました。導入から半年、同院ではmediVRカグラをどのように評価しているのでしょうか。実際に使用する前は半信半疑だったという脳神経外

          実際に使ってみて、「学会で発表していた症例報告は本当なんだ」と実感しました。コミュニティーホスピタル甲賀病院インタビュー

          ヘルスケアベンチャーが地方自治体と組んで成し遂げたいこと。mediVRは東京都三鷹市とパートナー協定を締結しました

          株式会社mediVRは、「福祉Laboどんぐり山(仮称)」の整備を進める東京都三鷹市と、「デジタル技術を活用した三鷹市の健康福祉施策推進に向けたパートナー協定」を締結しました。 「福祉Laboどんぐり山(仮称)」は、2020年3月に廃止となった三鷹市立特別養護老人ホームどんぐり山の施設を活用し、在宅生活を望む高齢者とその介護を担う家族、市内介護事業者等を支援する拠点施設で、2023年12月に開設予定です。mediVRは三鷹市や連携大学・企業とともに在宅医療・介護の負担を軽減

          ヘルスケアベンチャーが地方自治体と組んで成し遂げたいこと。mediVRは東京都三鷹市とパートナー協定を締結しました

          脳卒中後、右片麻痺からの回復。「2年使うことになる」と言われていた短下肢装具を、わずか1か月のリハビリで外すことができた

          「変わってしまった自分の身体を見て、最初は絶望して自ら命を絶つことすら考えました。でも、最近ではリハビリに向かう電車の中、窓に映る自分の姿が愛おしく思えるようになってきたんですよ」。 静岡と大阪で会社を経営する井鍋安弘さんは、2020年10月に脳卒中を発症し、後遺症として右片麻痺が残りました。右足を補助する短下肢装具(※金属支柱付きAFO)を作ったときは医師から「2年は使うことになる」と言われたそうですが、mediVRリハビリテーションセンターに通いはじめてから約1か月で不

          脳卒中後、右片麻痺からの回復。「2年使うことになる」と言われていた短下肢装具を、わずか1か月のリハビリで外すことができた

          mediVRリハビリテーションセンター東京のスタッフをご紹介します

          あらかじめ設定した目標を達成したとき・達成した分だけ報酬をいただく"成果報酬型”自費リハビリ施設「mediVRリハビリテーションセンター東京」、2022年10月20日にオープンしました! オープンに先んじて行った内覧会にご来場くださったみなさま、ありがとうございました。メディアにも多数取材していただき、記事が出るのをスタッフ一同楽しみにしています。 内覧会は終わりましたが、これからもmediVRカグラを使ったリハビリに関心のある方の見学は随時受け入れる予定です。ホームペー

          mediVRリハビリテーションセンター東京のスタッフをご紹介します

          リハビリ業界の常識を打ち破る成果報酬型リハビリ施設をオープン。10月19日に内覧会を開催します!

          mediVRは2022年10月20日、「mediVRリハビリテーションセンター東京」を中央区日本橋に開設します! 開設に先立ち、10月19日に内覧会を行います。 <一般向け内覧会> 日時:2022年10月19日(水)10:00〜18:00 会場:東京都中央区日本橋2-1-5 東日本橋セントラルプレイス2階(都営浅草線「東日本橋」駅徒歩1分) 内容:スタッフによるご案内・ご説明、mediVRカグラのご体験 申込:会場のキャパシティが限られておりますので、以下のフォームより事

          リハビリ業界の常識を打ち破る成果報酬型リハビリ施設をオープン。10月19日に内覧会を開催します!

          ゴールは「機器を購入してもらうこと」ではなく、「導入先の患者さんが良くなること」。だから、mediVRではセラピストも営業に同行します

          株式会社mediVRでは、病院や介護施設、デイサービスからお問い合わせをいただいた際に、営業スタッフとセラピストが一緒に訪問し、mediVRカグラの特徴を説明、機器体験のデモンストレーションを行っています。 医療機器の営業に理学療法士や作業療法士が同行することはちょっとめずらしいようで、訪問先で驚かれることもしばしば。でも、わたしたちは営業段階からセラピストが関わることをとても大事なステップだと考えているのです。その理由について、営業チーム・セラピストチーム双方の統括リーダ

          ゴールは「機器を購入してもらうこと」ではなく、「導入先の患者さんが良くなること」。だから、mediVRではセラピストも営業に同行します

          導入施設へのフォローに論文執筆、リハビリセンターでの臨床。作業療法士が医療機器ベンチャーに転職したら、“できること”がたくさんありました!

          VRを活用したリハビリテーション用医療機器、mediVRカグラ。この機器がまだ完成していなかった2016年頃から開発に関わり、リハビリに必要な要素を提案してくれたのが作業療法士の村川雄一朗です。 当時は国立循環器病研究センター(以下、国循)で働いていましたが、2020年にmediVRに入社。現在は導入施設のフォローに論文執筆、mediVRリハビリテーションセンターでの臨床など幅広い役割を担い、会社にとってなくてはならない存在となっています。 そんな村川ですが、過去には覚醒

          導入施設へのフォローに論文執筆、リハビリセンターでの臨床。作業療法士が医療機器ベンチャーに転職したら、“できること”がたくさんありました!

          脳性麻痺で車いすを使っていたぼくが、1か月で杖を使って歩けるようになった理由

          2021年9月、私たちはある親子と出会いました。脳性麻痺の小学6年生、藤本りょうたくんと、お母さんの理恵さん(どちらも仮名)です。これまで患者さん個人へのmediVRカグラ販売・貸し出しは行なっていませんでしたが、やりとりをするなかで理恵さんの熱意を感じ、11月にオープンするリハビリセンターのモニターとして短期間だけリハビリを提供することにしたのです。 普段は車いすを使っていて、最初は背筋を伸ばしてまっすぐ座ることもやっとだったりょうたくん。1か月間ほぼ毎日リハビリをするな

          脳性麻痺で車いすを使っていたぼくが、1か月で杖を使って歩けるようになった理由

          診療現場で見えてきた課題を、事業で解決する。mediVR成果報酬型自費リハ施設副センター長・藤井達也先生インタビュー

          株式会社mediVRは今冬、世界初の“成果報酬型”自費リハ施設を開設します。「杖を使わず歩けるようになる」「疼痛が軽減し日常生活に支障が無くなる」など、患者さまご自身が設定した治療目標を達成したときだけ費用をいただくという、これまでにないシステムを採用しています。 このリハビリセンターで副センター長を務めていただくのは、整形外科医の藤井達也先生。医師同士のコミュニケーションアプリを提供する「アンター株式会社」や若手医師の勉強会「関東若手医師フェデレーション」の立ち上げに携わ

          診療現場で見えてきた課題を、事業で解決する。mediVR成果報酬型自費リハ施設副センター長・藤井達也先生インタビュー