最近の記事
自分の身体に起きた変化を自らの言葉で伝えたい。第64回日本神経学会学術大会で、脳性麻痺の患者さんがポスター発表を行いました
2023年6月に開かれた第64回日本神経学会学術大会で、mediVRリハビリテーションセンターの患者さんがポスター発表を行いました。医学系の学会で、医療従事者や研究者ではなく患者さんがご自身のことを発表するというのは前例がないと言っても過言ではない珍しい取り組みだと考えられます。発表者のひとり、脳性麻痺患者の安江誠生さんにお話を伺いました。 リハビリによって身体に余計な力が入らなくなり、疲れにくくなったまずは安江さんのお身体の状態とリハビリによる変化をご紹介しましょう。出生
mediVRカグラは、「良くなりたい」と思う利用者さんと、「良くしたい」と思うセラピストをサポートしてくれる機器だと思います。リニエデイサービス練馬高野台インタビュー
VR(仮想現実)を活用したリハビリテーション用医療機器・mediVRカグラ。機器の性能を最大限引き出し利用者さんの身体機能・認知機能を改善していただくために、私たちmediVRは導入施設に向けてリハビリのフォローを行っています。 このフォローを熱心に受けてくださっているのが、東京都練馬区にある「アクティビティ型 リニエデイサービス練馬高野台」。mediVRカグラをどう活用されているのか、施設管理者の福井那奈先生にお話を伺いました。 疾患ごとに適した介入方法を学んでから、利
実際に使ってみて、「学会で発表していた症例報告は本当なんだ」と実感しました。コミュニティーホスピタル甲賀病院インタビュー
「自分で使うまでは、『本当にこんなに変化が出るのかな』と半分疑っていました」。 株式会社mediVRでは、VR(仮想現実)を活用したリハビリテーション用医療機器mediVRカグラを全国の医療機関や介護施設に販売しています。2022年8月には、静岡県焼津市にあるコミュニティーホスピタル甲賀病院が東海地方で初めてmediVRカグラを導入してくださいました。導入から半年、同院ではmediVRカグラをどのように評価しているのでしょうか。実際に使用する前は半信半疑だったという脳神経外
脳卒中後、右片麻痺からの回復。「2年使うことになる」と言われていた短下肢装具を、わずか1か月のリハビリで外すことができた
「変わってしまった自分の身体を見て、最初は絶望して自ら命を絶つことすら考えました。でも、最近ではリハビリに向かう電車の中、窓に映る自分の姿が愛おしく思えるようになってきたんですよ」。 静岡と大阪で会社を経営する井鍋安弘さんは、2020年10月に脳卒中を発症し、後遺症として右片麻痺が残りました。右足を補助する短下肢装具(※金属支柱付きAFO)を作ったときは医師から「2年は使うことになる」と言われたそうですが、mediVRリハビリテーションセンターに通いはじめてから約1か月で不
ゴールは「機器を購入してもらうこと」ではなく、「導入先の患者さんが良くなること」。だから、mediVRではセラピストも営業に同行します
株式会社mediVRでは、病院や介護施設、デイサービスからお問い合わせをいただいた際に、営業スタッフとセラピストが一緒に訪問し、mediVRカグラの特徴を説明、機器体験のデモンストレーションを行っています。 医療機器の営業に理学療法士や作業療法士が同行することはちょっとめずらしいようで、訪問先で驚かれることもしばしば。でも、わたしたちは営業段階からセラピストが関わることをとても大事なステップだと考えているのです。その理由について、営業チーム・セラピストチーム双方の統括リーダ
導入施設へのフォローに論文執筆、リハビリセンターでの臨床。作業療法士が医療機器ベンチャーに転職したら、“できること”がたくさんありました!
VRを活用したリハビリテーション用医療機器、mediVRカグラ。この機器がまだ完成していなかった2016年頃から開発に関わり、リハビリに必要な要素を提案してくれたのが作業療法士の村川雄一朗です。 当時は国立循環器病研究センター(以下、国循)で働いていましたが、2020年にmediVRに入社。現在は導入施設のフォローに論文執筆、mediVRリハビリテーションセンターでの臨床など幅広い役割を担い、会社にとってなくてはならない存在となっています。 そんな村川ですが、過去には覚醒