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脳性麻痺の子どもを持つ母

今回は、ともっちさんのお母さまにご登場いただこうと思う。
なぜ、このnoteでともっちさんや脳性麻痺のことを綴っているかは、下記のnoteをお読みいだたけたら嬉しいです。
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「障害がある子の母という自覚があるの?」と、聞きたくなるくらい、子ども任せの子育てをする人、とは、ともっちさんの言葉。のんびりと家で過ごすことが嫌いで、パートに行きながら、主婦業もこなす。体格を含めてマグロ…って、これ私書いてよいんかいな😆

ともっちさん曰く「いまだに障害福祉サービスのことを理解していない!」と聞いて、なるほどその母にして、ともっちさんあり。

ともっちさんの根っからの弾ける明るさみたいなものや自立心の強さは、お母さんのその子育てスタンスも大きく影響しているよな、と思う。

24時間365日の全介助を必要とするということは、ともっちさんの障害は重度が高いということを意味する。だけれど、ともっちさんは親元を離れて、20歳から自立生活を送り、今年で25年の節目を迎える。

自立生活とは、障害者や高齢者が自分で自分の人生の選択をし、障害者手帳や介護保険といった福祉サービスのサポートなどを得ながら、地域の中で自立した日常生活や社会生活を送ることを指す。

順当にいけば親である自分が先にこの世を去る以上、自分が去った後にも障害のある子どもがQOLの高い生活を送れるように(これは障害あるなしに関わらず多くの親の願いでもあるだろうけれど)と、願う。

願うけれども、いや、願うからこそ、自分の手が、目が、届く範疇で、見守りたくなってしまうし、自分ができることはなんでも子どものためにやってあげたくなってしまう。
それが親心よねぇと思うし、子どもを思うがゆえのその愛情のあり方に共感もする。

それはそれとして、よい塩梅に、それぞれがそれぞれの人生を楽しんでいる、ともっちさんとともっちさんのお母さんのスタンスは、素直にいいなぁと思う。

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