『本からはじまる物語』が文庫になりました。
メディアパルで2007年に発売した単行本が、本日KADOKAWAさんにて文庫化されました!旅立っていくようなさみしさもありますが、文庫という形でたくさんのあたらしい読者と出会うことを想像すると、うれしさが勝ります。
角川文庫に仲間入りしたということは、もしかして夏の文庫フェアの銘柄として書店さんに並ぶこともあるかもしれないとか妄想して、わくわくしてしまうのです。
『本からはじまる物語』は豪華執筆陣全18名による「本屋」「本」をテーマにした掌編小説集。執筆陣は下記の目次をみていただきたいのですが、ほんとうに豪華なんです~!
内容も、ファンタジー、ミステリ、時代小説などなど多彩です。
好きな作家さんから読んでもいいし、頭から読んでいっても楽しいと思います。
どのお話も面白いですが、個人的なおすすめとしては、今江祥智さんの「招き猫異譚」をあげたいです。今江さんの新作を読むことはもうかなわないですが、このお話を読んだことのないファンの方もいるのではないかと思います。お話にでてくる「本屋のみつくろい」がとっても魅力的で、本屋さんに通いたくなります。
長新太さんがちらっとでてくるのもうれしかったり…。
単行本も在庫ある限り出荷できますが、残り僅かとなってきました。単行本でお手元に置きたいという方は、早めに本屋さんにお取り寄せ注文していただくことをおすすめします。
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