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ブックサンタで、サンタクロースになってみた。

週末、サンタになってきました。

大きな広がりを見せている「ブックサンタ」。

『ブックサンタ』は、NPO法人チャリティーサンタが全国の大変な境遇に置かれた子どもたちに本を贈るため2017年に書店と連携してスタートした社会貢献プロジェクトです。
本を贈りたいと思った人が本を買うと、チャリティーサンタをはじめとした全国数百のNPOを通じて、子ども達へ本のプレゼントが届きます。

今年、参加する書店は、なんと1683店舗!近所の書店も参加していたので、私もやってみることに。子どもたちに本を、という点はもちろん、書店さんで本を買って渡すので、手間がかかるだけじゃなくて書店さんの売上にもちゃんとなるというのがすごくいいなあと思うのです。

参加方法は簡単で、この企画に参加している書店さんで本を選んで購入し、書店さんにブックサンタでお願いしますと預けるだけ。

受付は9/23~12/24まで。もうクリスマス直前ですが、クリスマスプレゼントに間に合わなかった場合も、誕生日など1年中活躍するそうですので、ギリギリの参加も大丈夫!

プレゼントが送られるのは0歳~18歳。絵本、児童書は集まりやすいようなので、私は中高生向けにおすすめの本を選んでみました。

私の行った書店さんはセルフレジで、普通に会計してしまっていいのか判断に迷ったので、まず店員さんにお声掛け。そのまま購入まで対応していただけました。こちらが恐縮するくらいに感謝されてしまい、なんだか照れちゃいますね。「オリジナルステッカー」「サンクスレター」をいただいて寄付完了。

やってみて…すごく良かったです。
よく考えたらプレゼントするために本を選ぶことが随分ひさしぶりでした。甥っ子が小さい時は、ずっとお年玉と一緒に本を一冊添えていたのですが、その子たちも大分大きくなってしまって何となく終了。
今回は特定の誰かではなく、10代で出会ってくれたらいいな…という選び方になりましたが、それでも誰かのために本を選ぶって楽しいなと改めて思いました。
漠然と選ぶんじゃなくて、実際に今書店さんに並んでいる本から選ぶという縛りもまたいいんだな。探しながら、あーこれ良かったななんて記憶も掘り返したり、もう一度自分が読みたくなっちゃったり。

前に、書店のなかで時間制限を決めてお互いに贈る本を決めるというプレゼントの楽しみ方を聞いたことがあって、大人同士ならそんなクリスマスもいいかも。

ブックサンタをきっかけに、本を贈る楽しみを思い出したような気持ちです。寄付だけど、こちらが良い時間をいただいた感じ。
もうギリギリですが、是非お試しあれ。




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