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フロンティア・フィールドのValueについて「第4期ブースターズ」がご紹介します!<後編>

こんにちは。
株式会社フロンティア・フィールド「第4期ブースターズ」の木下です。
少しずつ春の訪れを感じるようになりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて先日、弊社のValueについてブースターズがご紹介する以下の記事をお届けしました。

▼記事はこちら
フロンティア・フィールドのValueについて「第4期ブースターズ」がご紹介します!<前編>|株式会社フロンティア・フィールド【公式】 (note.com)

記事ではFFのValueに改めて触れつつ、「ブースターズ」が生まれたきっかけや経緯についてご紹介しました。少しでもValueについて、また、フロンティア・フィールドという会社について魅力が伝わっていると嬉しいです。

そんな中で今回は本企画の<後編>として、第1期から第3期までのブースターズの活動を振り返り、私たち第4期ブースターズがFFのValue浸透のために具体的に何をしてきたのかご紹介したいと思います。


 ■Valueを育む

Value浸透に向けた様々な取り組み

2022年に産声を上げた「ブースターズ」は現在第4期となり、第1期からこれまでValue浸透のためのさまざまな取り組みが行われてきました。
ここでは時系列に沿って、「Valueを育む活動」を見ていきます。

<第1期Value委員会>

第1期は、何を隠そうValueを策定した初代ブースターズです。この頃はまだブースターズという名称はなく、「Value委員会」と呼ばれていました。
また、弊社はコミュニケーションツールとしてTeamsを使っているのですが、社員がTeams上で自由にValueエピソードを投稿できる「Value チャンネル」を作ったのもこの時です。

現在も日々投稿されるValueチャンネル(モザイクだらけで失礼しますm(_ _)m)

Valueチャンネルは、社員が他の社員と業務をする中でValueだと感じたエピソードを記載して社内に周知し、称えるために運用されているものです。チャンネルには様々なValueエピソードで溢れており、会社の貴重な財産になっています。
この代で作られた施策は今でもほとんど運用されていて、フロンティア・フィールドのValueの礎を築いた代といえます。

<第2期ブースターズ>

ブースターズという名称が決まった第2期では、社内が賑やかになるようなユニークな施策が実施されました。当時の資料を見てみると・・・。

偽善キャンペーンとして採択された「チェアーッス運動」

「偽善キャンペーン」や「飛び込む勇気100%」など一見しても個性豊かな取り組みを企画し、社内が気軽にValueに触れるきっかけ作りを積極的に行った代でした。
また、現在も社内で大人気の「シャッフルランチ制度」もこの時に策定されました。部署間の連携を深めるきっかけ作りに、会社がランチ代を補助するという福利厚生の一つでもある制度です。(※人数・予算など制約あり)「Trust Team」を育む、FF屈指の人気制度となっています。

みんなでランチ♪
焼肉を食べに行くことも★

<第3期ブースターズ>

会社の風土がかなり色濃く反映されるものといえば「会議」。そこに焦点を絞ってメスを入れたのが第3期ブースターズでした。会議に対しての課題を徹底的に洗い出すためのアンケートを取り、Valueに沿った「会議でのルールとマナー」を整備しました。

第3期ブースタース資料から抜粋

そのうちの一つが、日頃からの会議への意識づけを目的とした「ステッカーの作成」です。

第3期ブースターズが作成したカード
「当たり前」のことを「当たり前」にやるのは難しい。
意識づけのため、デスクの目に入りやすい位置にそれぞれカードを掲げました。

「『時間厳守』だなんて、小学生じゃあるまいし・・・」と言いたいところですが、「社内会議でも100%守られていますか?」と聞かれると、実はそうではなかったりします。
今までの風土作りのための施策から、実際の業務にもブースターズの活動を広げていく新しい動きでもあり、第3期の活動終了時には「会議の実情に改善が見られた」という声も多く上がりました。

<第4期ブースターズ>
Valueを育むための様々な施策に取り組んできたブースターズも代を重ね、バトンが私たち第4期に引き継がれました。

第4期ブースターズです!

「社員数が増加し、会社として規模が拡大していく中で、第4期ブースターズは何をすべきか―。」まずは現状の課題について議論し、社員数名にヒアリングをすることにしました。その結果、第4期ブースターズは大きな壁にぶつかることになります。

■Value浸透を阻害する溝

第4期ブースターズの活動開始のタイミングでメンバー各々が感じていた課題が、「Valueが想像以上に社内に浸透していないのではないか?」ということでした。Valueは社員みんなで考え、設定して、しっかりと育んできたはずなのに、いつの間にやら「形骸化」してしまっているように感じていたのです。そこで、「なぜValueが形骸化しているように感じるのか?」をメンバーで話し合い、Value浸透のための阻害要因を探るため、まずは現状把握に取り組みました。

第4期の活動がスタートした頃の社員数は70名程度。特に直近3ヵ月以内の採用者の増加率が高い傾向にありました。さらに、「第1期Value委員会」が立ち上がった頃はまだ40名程度だったので、1年足らずで1.8倍の社員数増という状態でした。

社員数の推移

つまり、急激な社員数の増加によりValueの認知度が下がっている可能性が高く、これをさらに深堀りすることにしました。まずは、入社3ヵ月以内の人を中心に「入社して感じている違和感」のヒアリングを実施。

ヒアリングから得られた声の一部

ヒアリングすると、Value策定前もしくは策定後、比較的すぐに入社していたメンバーと、その段階ではまだ入社していなかったメンバーとの間に溝があり、「入社してから現在までValueの意味を知らずにいた人」や、「Valueチャンネルの存在を認識していない人がいる」ことがわかったのです。これはブースターズにとってかなり衝撃的で驚きの事実でした。認識すらされていない状態のValueを浸透させようとしていたのかと思ったからです。

■更なる浸透に向かって

そこで、「認識されていない」というValue浸透への課題に対処するために、まず「Valueを知ってもらうこと」、そして「身近に感じてもらうこと」という二つの目標を立て、以下の3つの企画を行いました。

1.オフサイトミーティングでのValueプログラム

以下の記事でも少し触れていますが、去年11月に開催されたオフサイトミーティングで、全社員にFFのvalueについて考えてもらう時間を設けました。どのような企画を実施したのか少しご紹介します。

▼オフサイトミーティングの記事はこちら。
【レポート】2023年度11月開催オフサイトミーティング|株式会社フロンティア・フィールド【公式】 (note.com)

■ Valueとこれまでの活動について
全社員にFFの3つのvalueについて改めて説明し、ブースターズ各期のリーダーに、各期の活動とその時の思いを、全社員に共有・周知してもらいました。

■ Value体現者へのインタビューを紹介
オフサイトミーティング前に、第4期ブースターズメンバーでValueを特に発揮していると感じる社員にインタビューを実施。「普段の仕事で意識していること」「苦しい時に何を意識しているか」などを聞き、その内容をスライドにまとめて、オフサイトミーティング当日にブースターズが発表し、Valueを発揮している社員の仕事に対する思いを全社員で共有しました。

スライドの一例

今回は4名の社員インタビューを行ったのですが、4名ともそれぞれの視点からValueを発揮していて、インタビューしている身としてもとても刺激を受けました。これまでValueについてあまり理解が及んでいなかった社員も、どういった行動や思いがValueとして現れるかをこの時間に実感してもらえたと思っています。

■各々が感じたValueをグループごとに共有
Valueについての理解が深まってきたところで、最後はグループワークを行いました。これまでの仕事でvalueを発揮していると感じた社員とそのエピソードをワークシートに記入し、グループ内で共有してもらいました。同じ出来事でも見る角度が違ったり、普段の業務では関わることのなかった社員の頑張りを見ることができたりと、Valueへの理解も深まりつつ、社員一人一人を知るきっかけになりました。

中には、ほかの社員が「Valueを発揮していた」として自分を挙げてくれることもあり、客観的に自分を知ることができると同時に、より一層Valueを身近に感じられる機会にもなりました。

グループワークで使用したワークシート

そして、この時グループワークで共有した社員のエピソードは、その後ブースターズで文集としてまとめてオフィスのカフェスペースに置き、誰でも手にとって見られるようにしています。

Value集

2.Valueの木

Valueの木

「Valueの木」は、社員が日々仕事をする中で「○○さんの今の働きってValueだな」と感じた内容を付箋(「葉」)に書き、それを幹が印刷されたシートに貼って、大きな木を作ろうという企画です。
「『TeamsのValueチャンネルに投稿するのはハードルが高い』と感じる人もいるのでは?」というブースターズの定例MTGで出た意見から、気軽にValueを社内で共有できる仕組みを考えました。

細かく書き込まれたメッセージ

日々仕事をする中で、普段相手にあまり伝えられない感謝を付箋に書き込み、社員同士が賞賛し合える場として、自分の行動や相手の行動に対しても常にValueを気にかけるきっかけになったと感じています。誰かの何気ない活躍を知ることができたり、自分のことが書かれていたりして、たまに覗くと嬉しい気持ちになりました。

3. Valueリアクション策定

さらに、TeamsでのValueリアクションの策定も行いました。

先ほどご紹介した「Valueチャンネル」では、これまで社員が自由にTeamsのリアクションスタンプ(「いいね!」ボタンのようなもの)を利用して投稿に応答していましたが、今回FFの3つのValueをそれぞれ意味するリアクションを決め、投稿に気軽に反応し、Valueを賞賛しあえる環境を作りました。
「Valueチャンネルに投稿することはやっぱりハードルが・・・」と思っている社員や、リモートで仕事をしているため、オフィスのValueの木に付箋を貼ることができない社員も、Teamsのリアクション一つで賞賛し合えるので、よりValueを感じやすい環境になってきていると思います。

ここまで第4期ブースターズの企画を紹介しましたが、これだけではまだまだValueが全社員に完全に浸透したとは言えません。しかし、Valueチャンネルの反応や社員のリアクションを見ると、以前と比べて確実に理解が広まってきていると感じています。

■最後に

今回のnoteではValueへの理解を深めるための取り組みを中心に説明しましたが、現在並行してブースターズはもう1つ新たな取り組みを行っています。
それは、新入社員に向けたオンボーディング時の「Value浸透プログラム」の作成です。今後入社された方々がいち早く会社を理解し、お持ちのスキルを早く発揮できるよう、FFのValueについて楽しみながら理解が進む構成を考えています。これから入社される未来の社員の皆さん、ぜひ楽しみにしていてください♪


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