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意味のある時だけ行動するメダカ

こんにちは、メダカ飼育担当のメダたんです。
意味のある時だけ行動するメダカ。それは、このトップの写真のメダカ、ではありません。この子は室内ガラス水槽のボス。真逆の、とにかく行動する系のメダカです。

先日のお昼。エサの雰囲気を感じると、メダカたちは水面の、出来るだけ手前に集まってきます。出来るだけ良いポジションを取って、エサを多く食べたいみたい。メダたんは水槽の奥の方にもエサを入れられるんだよ、という事には気づいていないみたい。

そろそろお昼。ご飯の雰囲気がする。
メダカが集まる
集まる
手前を取り合う
出来るだけ手前に

5匹みんな水面に来たらエサの時間なんだけど、最後の1匹が来ない。だいたいいつも水面にいるのは4匹で、最後の1匹は水底です。
エサの雰囲気を察知して、最後の1匹も上がってきました。ついにランチ開始か?!

5匹目も上がってきました

しかしエサの雰囲気が高まると、追いかけも始まります。最後の1匹は追いかけられて、再び水底に。

追いかけられて水底に戻る
メダカは可愛いですが水槽汚れてきましたね。そして水底にはフンも…😓
この子は小柄だし、ちょっと背骨曲がってるし、見にくいけど尾ビレも小さい

最後の1匹は、小柄で、ちょっと背骨が曲がってて、尾ビレも小さい子。他のメダカはアタックされてもめげずに水面にいるけど、この子はすぐに水底に戻ります。デフォルトが水底です。
追いかけられるとすぐに水底に戻ってしまうこのメダカにエサを食べさせるのは簡単ではありません。まずは1粒食べてもらうのが重要。1粒食べると水面にエサがあるとわかって、追いかけられても他のメダカから距離を取りつつ水面に残ってエサを探します。
もう1回上がってきた時に食べれるように、エサやりスタンバイして待ちます。そして上がって来たところでエサやり開始です。他のメダカの近くにエサを入れた後、この子の口元にもエサを入れ、パクッと1粒食べてもらいます。すると、エサ食べスイッチが入って、他のメダカが近づいてもエサを食べ続けます。

エサやり開始して、ある程度食べたあと。残りエサを5匹で探しています。
5匹みんなでエサ探し。残ってないかなぁ?

もう残りエサが無くなったころ、1匹だけ水底に戻って、再び4匹になりました。意味のある時だけ行動するメダカ。小柄でちょっと背骨が曲がっていて尾ビレも小さいメダカにとって、他のメダカのアタックはなかなかキツイみたい。ボスメダカ以外もアタックしてきます。エサがあるとわかっている時だけ頑張って水面でエサ取り合戦に参加して、そうじゃない時は水底にいて難を避けます。エサやりの雰囲気だけでは意味はなく、食べてエサがあるとわかって初めて水面にいる意味があると思うようです。

ボスメダカ以外の残りの3匹も身体は大きくなく、ボスメダカによくアタックされているけど、それでも水面に居続けます。大きくはないけど背骨はまっすぐ。避けれるとわかっているのか、それとも、当たっても平気なのか。

とにかく動く系のボスメダカ。アタッカーです。

そんなボスメダカは、実は1番背骨が曲がっています。でも、この室内ガラス水槽では1番大きい。エサを独り占めしようとアタックします。太り過ぎなので健康面で心配で、この子の近くにはエサを入れません。この子はエサを貰うというより、他のメダカがエサを貰ったのを見つけて、そのエサを独占しようとします。この子を避けてエサやりするので、意地悪しているみたいで申し訳ないんだけど… でも飼育担当としては心配だし、最終的にはたくさん食べているし、許してね。

曲がった背骨と、ダイエットをやめて大きいままのお腹
他のメダカと一緒に写っている写真
もう1枚。貫禄のお腹。
もう1枚、右向き
そして左向き

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