見出し画像

【読書】澤円(著)『メタ思考』を読了。

澤円(著)『メタ思考』という本を、読了しました。
最近、「メタ」という言葉を良く耳にするようになりました。
「メタ」とはどういう意味があるのでしょうか。
「meta」をGoogle翻訳で調べてみましたが、残念ながらカタカナの「メタ」としか翻訳されませんでした。
ネットで検索してみると、「高次元の」とか、「超越した」という意味であるようです。

では、「思考」という言葉は正確にはどういう意味でしょうか。
国語辞典で調べて見ると、

冷静に論理をたどって考えること(頭の働き)。

三省堂 新明解国語辞典 第【八】版

と書かれています。

「メタ思考」というのは、「高い次元で、冷静に論理をたどって考えること」ということになります。

意味は分かってくるのですが、普段生活をしている中で、「高い次元で、冷静に論理をたどって考えること」は難しいものです。
どうしても、他人と比べてしまったり、感情的になってしまったりしてしまいます。

他人の欠点ばかり見つけて、つまらない指摘ばかりしてしまういうこともあります。
「高い次元で、冷静に論理をたどって考えること」ができれば、他人の良い面が見えます。
他人の良い面が見えれば、褒めることができるので、人間関係は良好になります。

上手く怒るという、「アンガーマネメント」も最近では重要視されています。
「自分と他人は違うもの」と冷静に考えられるようになると、上手く怒れるようになります。

このようなことが分かっていても、自分の考え方というのは、一朝一夕には変わらないものです。
自分のことを「高い次元で、冷静に論理をたどって考えること」ができるようになるには、読書をすることが最も効果的です。
先ずは、澤円(著)『メタ思考』を手に取って、読んでみてはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?