読み出すと止められない、シリーズ物の小説
小説には、シリーズものというか連載ものの作品があります。こういう小説を読み始めると、途中でやめれなくなってしまいます。
むかし、少年ジャンプを読んでいた頃、毎週の発売日を楽しみに待っていた、あの感覚です。
気がつけば、複数のシリーズものの小説を読み続けています。
ということで、私が現在読み続けている、シリーズものの小説をご紹介したいと思います。
読み続けている、シリーズものの小説
井原忠政(著)『北近江合戦心得』
浅井長政の家臣だった人物の物語です。
2022年12月に第1巻「姉川忠義」が発売されて、2023年11月に第3巻「長篠忠義」が発売されています。
私は、第2巻を読み終えたところです。
史実とフィクションが入り混じっていて、読み応え十分な歴史小説です。
井原忠政(著)『三河雑兵心得』
三河の農民として生まれ、事情があって徳川家の末端組織の足軽になった男の物語です。
2020年2月に第1巻「足軽仁義」が発売され、2023年12月に第13巻「奥州仁義」が発売予定です。
『北近江合戦心得』の第3巻「長篠忠義」を買いに本屋さんに行ったのですが売っていなくて、このシリーズを買ったのが読み始めたきっかけです。
第1巻が発売されてから4年弱で13巻も発売されているというのは、もの凄く早いペースだと思います。
青木祐子(著)『これは経費で落ちません!』
中小企業の経理部に勤める、女性の物語です。
2016年5月に第1巻が発売されて、2023年11月に第11巻が発売されています。
現代の中小企業あるある話が、盛りだくさんです。
社会勉強にもなるし、人間関係、恋愛の勉強にもなる小説です。
福澤徹三(著)『侠飯』
怪しいヤクザ風の二人組が、若者の人生を変えていく物語です。
2014年12月に第1巻が発売され、2023年10月に第9巻「ヤバウマ歌舞伎町篇」が発売されています。
仕事とは何か、生きていくとはどういうことなのか、美味しい料理のレシピとともに学べます。そして任侠の世界も少し覗き見をすることもできる小説です。
今野敏(著)『任侠シリーズ』
下町にある小さな組の親分が、色んな事業の手助けをする物語りです。
2015年9月に第1巻「任侠書房」が発売され、2022年6月に第6巻「任侠楽団」が発売されています。
古き良き、日本の大切にしたいもの、大切にすべきことを、改めて考えさせられる小説です。
山本一力(著)『ジョン・マン』
ジョン・マンこと中濱万次郎、ジョン・万次郎の物語です。
2010年12月に第1巻「波濤編」が発売され、現在、2019年7月に発売された第7巻「邂逅編」で止まっています。もう、4年間も続編が発売されていないのです。
ジョン・万次郎の人生はまだまだ長いのですが、著者の山本一力さんはすでに75歳です。このペースでジョン・万次郎の人生を全て描き終えることができるのか、少し心配です。
歴史小説は基本的に長い
歴史小説は、基本的に長くなる傾向があります。
私が初めて読んだ歴史小説は、池波正太郎(著)『真田太平記』でした。それから、山岡荘八(著)『徳川家康』を読んでから、歴史小説にハマってしまいました。
シリーズものの小説は、次に発売される日を待っているのが、楽しみの一つでもあります。この場合、本屋さんに行かなくても、Amazonで予約購入をしておきます。
とても便利な世の中になったと思うのですが、これは全く本屋さん泣かせなことです。
気軽に好きな本を予約注文ができる、コミュケーションの取れる本屋さんが近所にあればなと思う、今日この頃です。
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