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【読書】田内学(著)『きみのお金は誰のため」を読了|働くとはどういうことなのかが分かる物語

田内学(著)『きみのお金は誰のため」という本を、読了しました。
読みやすくて分かりやすい物語で、スラスラと読むことができました。

「お金を追うな仕事を終え」という言葉をよく聞きます。
その通りだと思います。
しかし、現実は違います。
会社に入って仕事を始めると、目標を設定することになります。
その目標の単位は「円」であることがほとんどです。
現実的には、目標を達成させようと頑張ると、お金を追うということになってしまうのです。

『きみのお金は誰のため』に登場するボスが、最後に手紙に書いていた中で印象に残った言葉です。

もうからないと会社は存続できないが、もうけること自体を目的にしたら会社は長続きしない。会社が長続きできるのは、社会の役に立っているからや。その結果として、もうけることができる。そういう会社に人もお金も集まる。

『きみのお金は誰のため』P.213

大事なのは、目標の先には目的があるということです。

来週から我が部署にも、新入社員が配属されます。
『きみのお金は誰のため』に登場するボスになった気持ちで、働くとはどういうことなのか、教えてあげていきたいと思っています。


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