今年見に行った美術展を振り返る
今年から初めたことの一つに、美術館に行くということがあります。
これまでは、美術やアートと言われるものには、全く縁がありませでした。
ひょんなことから、美術展に行ってみて、気がつけば、月に1回のペースで美術館に行っていました。
そこで、今年見に行った美術展について、振り返ってみたいと思います。
今年見に行った美術展
メトロポリタン美術館展
5月に国立新美術館に行きました。
生まれて初めて、自らお金を払って美術館にいった日でした。
きっかけは、新聞広告に掲載されていた、ジュルジュ・ド・ラ・トゥールの「女占い師」という絵です。
なんとも言えない絵で、どうしても、実物を見てみたいと思いました。
それに、西洋史の学び直しをしていたところで、絵画の歴史についても、興味が出始めていた頃でした。
結果的に、この美術展を見にいったことが、私に美術の面白さを目覚めさせてくれました。
また、国立新美術館の建物が、とてもカッコよくて、展示会を見なくても、この場所に行くだけでテンションが上がるようなところです。
モネからリヒターへ
8月のお盆休みに、ぽっかりと時間が空いてしまった為、箱根にある「ポーラ美術館」に出かけました。
箱根には何度か行ったことがあり、美術館の存在は知っていましたが、全く興味はありませんでした。
行ってみるとこれが大正解で、絵画作品も去ることなら、美術館そのものが楽しめるところでした。
自然と人のダイアローグ
同じく8月に、上野公園にある国立西洋美術館に行きました。
美術展も素晴らしかったのですが、国立西洋美術館の常設展の作品の多さにはびっくりしました。
常設展だけだと、500円で見れます。
モネの睡蓮をいつでも見れるというだけでも、値打ちがあります。
日本の中のマネ
10月に練馬区立美術館に行きました。
区立美術館が美術展を行なっていること自体に、初心者である私にとっては驚きでした。
関西人の私は、練馬区がどういうところなのかもよくわかっていなかったのですが、西洋美術に興味を持ったおかげで、いろんなところに出かけるようになりました。
ピカソとその時代
11月に入って、再び国立西洋美術館に行きました。
東京都美術館で行われている、「岡本太郎展」と、どちらに行こいうか迷ったのですが、こちらの「ピカソとその時代」を見ることにしました。
ピカソの絵を見てどう感じるか、ということを、考えさせるのがピカソの絵の凄さなのかもしれません。
絵画の世界だけでなく、現代にあるパッケージのデザインやロゴなんかにも、少なからずピカソの絵が影響を与えているのではないかと感じたのは、私だけでしょうか。
新しい発見
美術館に行くようになって、新たな発見が沢山ありました。
西洋美術や建築は、歴史の影響を大きく受けています。
西洋史と同時に西洋美術のことを学んでいくと、面白さが増幅されます。
また、画家たちの人生を辿っていくのも面白く、原田マハさんの小説なんかも楽しむことがでるようになりました。
まだまだ行きたいところが、沢山あります。
来年もまた、新たな発見ができるように、「とにかくやってみる」をモットーに、行動していきたいと思っています。
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