見出し画像

【読書】今村翔吾(著)『じんかん』を読み進める。〜歴史小説は面白い〜

何のために読書をしているのか、と考えることがあります。
「趣味は?」と聞かれて、「読書です」と答えると、大抵の人からは「凄いですね」みたいな、称賛の言葉が返ってくることが多いです。
そこで少しいい気持ちになっていると、「どんな本を読まれるんですか?」と何故か敬語で聞かれて、焦ってしまうのです。
焦ってしまって「色々です」っていう、馬鹿みたいな答えになってしまいます。
実際に色々読んでいるので、そう答えるてしまうのです。
もっと気の利いた答えを考えておかなければな、と反省するところです。

歴史小説を読む意味って、なんなんでしょうか。
歴史小説って、どこまでが史実で、どこからがフィクションなのか、分からないところがあります。
歴史小説は、エンタメとして読むのか、学ぶ為に読むのか、それとも文学作品として読むのか、考えると迷ってしまいます。
考えた結果、私の場合は、その全てであるというのが答えです。

松永久秀の事を、詳しく知っている人は、どのくらいいるでしょうか。
歴史好きの人は知っていても、歴史に興味がない人は、あまり良く知らないのではないでしょうか。
知っていて損は無いとは思いますが、知らなくても、生きていく上で何も困らないのです。

毎晩、部屋に帰って『じんかん』を読むのを、楽しみにしています。
松永久秀と三好元長が、初めて出会うところまで読み進んできました。
今後、この物語はどんどん面白くなっていく筈です。
全くのフィクションではなく、史実に基づいているので、大凡のストーリーは分かっているのです。
そういうところが、歴史小説の面白いところです。
最初に犯人を明示するパターンの、ミステリー小説の様なイメージです。

何故、読書をするのか?
それは、楽しいからです。
どんな本を読まれるんですか?
本屋さんに行って、そのとき自分が面白そうと思った本です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?