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【読書】山下清(著)『日本ぶらりぶらり』を読み始める。

山下清(著)『日本ぶらりぶらり』という、エッセイを読み始めています。この本は先日、SOMPO美術館で催されていた『山下清展』を見に行ったときに、ミュージアムショップで売られていたものです。

『山下清展』で、展示をされている作品の横に表示されているキャプションの文章が、とても面白かったのです。絵を見るのと同時に、キャプションを読むのに時間がかかり、普通の展覧会よりも、なかなか前に進みませんでした。特に面白いキャプションの前になると、どいうしても渋滞してしまうのです。

『日本ぶらりぶらり』は、山下清さんが書かれた日記を元にした文章です。素直な人間の気持ちが書かれていて、小学生の作文のような文章です。基本的に日記というものは、誰かに読んでもらうために書いた文章ではないので、読む人のことをを意識していません。
それなのに、読んでいて楽しくなるのが不思議です。親が子供の日記帳を見つけて、こっそり読んでいる様なイメージです。

山下清さんの絵の作品と文章を読めば、みんな山下清さんのことが好きになると思います。
私は、絵心が全くありません。自分に備わっていない技術や、感性を持った人の作品を見たり、文章を読むのが私は楽しいのです。


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