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【読書】近藤康太郎(著)『宇宙一チャラい仕事論』を読了。

【読書】近藤康太郎(著)『宇宙一チャラい仕事論』を読了。

近藤康太郎(著)『宇宙一チャラい仕事論』という本を読了しました。
本を1冊読み終えた自分は、読み始める前の自分とは確実に変わっています。
少しだけ変わる本もあれば、大きく変わる本もあります。
大きく変わる本と巡り会うのは、一生のうちでそんなに多くありません。
『宇宙一チャラい仕事論』は、そんな一生のうちで数冊しか巡り会うことができない、自分が大きく変わるのではないかと思う本でした。

読書をするこ

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【読書】近藤康太郎(著)『宇宙一チャラい仕事論』を読みながら反省する。

【読書】近藤康太郎(著)『宇宙一チャラい仕事論』を読みながら反省する。

近藤康太郎(著)『宇宙一チャラい仕事論」という本を読みながら、大いに反省をさせられています。

私は、できるだけたくさんの本を読みたいと思っています。
その結果、読みやすい本しか読んでいないということがわかったのです。
知らないうちに、頭に入りやすい本しか選んでいないのです。
読み始めて、少し難しいなと感じると、読むのをやめてしまって、「積読本」になります。
そしてまた、簡単な本を読み始めます。

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【読書】近藤康太郎(著)『宇宙一チャラい仕事論』|「はじめに」を拝読。

【読書】近藤康太郎(著)『宇宙一チャラい仕事論』|「はじめに」を拝読。

近藤康太郎(著)『宇宙一チャラい仕事論」という本を購入しました。

近藤康太郎さんの本を購入するのは、『三行で撃つ』に続いて2冊目になります。
『三行で撃つ』では、独特の文章術というものを、近藤康太郎さんから学びました。

『宇宙一チャラい仕事論』は、タイトルからすると、仕事についての内容のようです。
しかも宇宙一チャラい。世界一ではなく、宇宙一です。

本が手元に届いて、早速「はじめに」を拝読し

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ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』を読んでいるところです。

ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』を読んでいるところです。

雨が降った時に羽織る「合羽(がっぱ)」若しくは「カッパ」の語源をご存知でしょうか。
意外と思われるかもしれませんが、ポルトガル語の“capa”「外套」が語源です。
そしてそのポルトガル語の”capa”は、ラテン語の”cappa”にさかのぼれるのです。
私はてっきり日本の妖怪、「河童(カッパ)」が語源だと思っていました。

ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』には、このような事例がたくさ

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【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『幸せになる勇気』を、読み始める。

【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『幸せになる勇気』を、読み始める。

岸見一郎・古賀史健(著)『幸せになる勇気』という本を、読み始めています。
『嫌われる勇気』でのバトルから3年後、青年は再び哲人の書斎を訪れます。

青年は中学校の教師になり、哲人に教わったアドラーの思想を実践しました。
しかし、どうも上手くいかなかったようです。
よほど悩んだのでしょう、『嫌われる勇気』の時よりも、哲人への言動がより過激になっています。

青年の言っていることは、ごもっともなことば

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【読書】4月に読了した本、8冊を紹介します。

【読書】4月に読了した本、8冊を紹介します。

毎月、月初めに、先月に読了した本を紹介しています。
4月に読了した本は、8冊となりました。
今年に入ってから3月まで、毎月4冊のペースだったのですが、4月は一気に倍になりました。

1ヶ月間で、丸々8冊の本を読み切ったという訳ではありません。
以前より読み進めていた積読本もあり、たまたま4月中に読み終わった本が8冊になったということです。

4月に読了した本それでは、読み終えた順番に紹介します。

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【読書】ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』という本を読み始める。

【読書】ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』という本を読み始める。

ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』という本を読み始めています。
この本は先日、「丸善 日本橋店」さんで購入しました。
なぜ、この本を購入したのかというと、ただ単にタイトルに惹かれたからです。

私は、日本語しか話すことができません。
しかも大阪弁だけです。
私は、大阪で生まれて大阪で育ちました。
そして10年前から転勤で、横浜市内に住んでいます。
10間年、横浜で暮らしていますが、い

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【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を読了|再読をおすすめしたい一冊

【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を読了|再読をおすすめしたい一冊

岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を読了しました。
この本を読んだのは、2回目です。
私にしては珍しく、「再読」になります。
この本は、2013年12月に第1刷が発行されているので、前に読んだのはおそらく7、8年ほど前のことだったと思います。

残念ながら本の内容というのは、読み終えるとほとんどは忘れてしまいます。
私の知り合いに、夏目漱石の作品ばかり、何度も読み続けている人がいます。
その

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【読書】pato(著)『文章で伝えるときいちばん大切なものは感情である。』を読了。

【読書】pato(著)『文章で伝えるときいちばん大切なものは感情である。』を読了。

pato(著)『文章で伝えるときいちばん大切なものは感情である』という本を、読み終えました。
著者のpatoさんの文章を読んでから、自分の書いた文章を読んでみると、ほんとうに恥ずかしくて一括削除したくなります。
それでも読んでいただける方がいて、スキを押していただけたりして、ありがたい限りです。

世の中には、無限と言っていいほど文章に溢れています。
基本的にそれぞれの文章には、誰かに向けたもので

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【読書】澤円(著)『メタ思考』を読了。

【読書】澤円(著)『メタ思考』を読了。

澤円(著)『メタ思考』という本を、読了しました。
最近、「メタ」という言葉を良く耳にするようになりました。
「メタ」とはどういう意味があるのでしょうか。
「meta」をGoogle翻訳で調べてみましたが、残念ながらカタカナの「メタ」としか翻訳されませんでした。
ネットで検索してみると、「高次元の」とか、「超越した」という意味であるようです。

では、「思考」という言葉は正確にはどういう意味でしょう

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【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』を読了。

【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』を読了。

高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』という本を読了しました。
著者の高野秀行さんは、1966年東京都八王子市生まれです。
私よりも1年後輩ということになります。
同じ時代を生きてきたわけですが、大阪に生まれて、公立高校を卒業し、大学へは行かずに就職をした私とは、まった違った人生を歩んできました。

「青春」というのは、いつからいつまでのことを言うのでしょうか。
国語辞典で調べてみると、

と書かれて

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【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を再読し始める。

【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を再読し始める。

岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を再読し始めています。
初めてこの本を読んだのは、恐らく10年近く前のことだったと思います。

再読したいと思っている本は、たくさんあります。
しかし、新しく読みたい本が次々と現れるため、どうしても再読の優先順位は下がります。

初めて読む本は、新しい景色を見させてもらえます。
そして2回目に読む本は、前に読んだときのことを思い出しながら読みます。
当然です

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【読書】後藤宗明(著)『自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング』という本を購入。

【読書】後藤宗明(著)『自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング』という本を購入。

後藤宗明(著)『自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング』という本を購入しました。
「リスキリング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
この本によると、リスキリングとは

と書かれています。

サービス残業やハラスメントが、全くなくなったとは言えませんが、流石に最近では、昭和から平成の初期のようなブラック企業は少なくなったのではないでしょうか。
昭和時代に比べると、企業はかなりホワイト

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【読書】澤円(著)『メタ思考』|余裕を失うと判断ミスをする

【読書】澤円(著)『メタ思考』|余裕を失うと判断ミスをする

人間は、余裕を失ったときに判断ミスをしてしまいます。
ダニエル・カーネマン(著)『ファスト&スロー』でいうところの、「システム2」を働かせることなく、「システム1」がミスを犯してしまうのです。

こういった人間の心理を利用したやり方が、「本日限り!」だとか「残りわずか!」とかいう広告です。
人間は、損をしたくないという感情が強く働きます。
今買っておかなければ損をするという思考に陥ってしまうのです

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