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富士登山の途中で引き返した話③登りはじめ〜おや?


1.今回のメンバー

今回は、
・私、父、私の友人1名、父の友人2名
・父の知人の台湾からの人々19名
の、総勢24名です。大所帯。
父と父の友人2名は、今回の富士登山の3日ぐらい前にも、別の台湾からの人々と登頂してきています。その時は何と総勢40名!

メンバーの山登り経験値はというと。
父は大学卒業後に登山を始め、ヒマラヤやキリマンジャロにも登ったことのある、アマチュア登山家レベル。富士山も100回以上登っています。が、最近はさすがに年を取って体力的な不安がある模様。
父の友人2名は、普段からよく登山しているパワフル山ガールなお姉さん。
私の友人は、高校が山岳部だったという頼れるやつです。
台湾の人々は、富士山経験者こそ少ないけれど、普段から登山をされている方ばかり。
……私がいちばん不安でした。
そんなわけで、父の友人2名が一団の先頭と真ん中、私と友人と父は最後部を歩くことに。

5合目の登山口で戴けるパンフ。
外国人向けのもしっかり用意されています

2.今回のルート

今回、当初は
富士宮口スタート〜宝永火口〜御殿場ルートに合流して赤岩八号館泊〜登頂〜赤岩八号館〜体力次第で御殿場口か富士宮口ゴール
の計画でした。
しかし、直前に登頂していた父の体力がなかなか回復しなかったことや、私の体力が不安過ぎたので、
富士宮口スタート〜8合目〜御殿場ルートにトラバース〜赤岩八号館泊〜登頂〜赤岩八号館〜宝永火口〜御殿場口ゴール
に変更しました。宝永火口の辺りが結構ダラダラとしんどいので、登りに組み込むのはやめたのです。

3.登りはじめ……おや?

御殿場口にバスで到着したのが8:20頃、それからしばらくだらだらして体を慣らし、9時過ぎに出発しました。

いい天気!
振り返ると、海もきれいに見えます

が。
しばらくして、どうも異変が。
いちばん最後を歩いているのでのんびりペースな筈なのに、何故か足が重たい。このルートは前にも登ったことあったけど、こんなキツかったかしら? 
歩く→ちょっとしんどいぞ→立ち止まって水分や塩分を補給→少し歩く→またちょっとしんどいぞ→水分補給→少し歩く→またしんどいぞ→時々はザックをおろして休んでおやつ→少し歩く……
明らかに、しんどくなって休憩するインターバルが短すぎる。
前に、8合目付近でなかなか一歩が重くて時間が掛かったことがあるだけど、そんな感じ。まだ6合目に行こうかというところでこれでは、先が思いやられる。前の人とはどんどん離れるし……と不安になったところで、長くなるのでこの辺で。

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