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結社に属するということ〜20230909麒麟俳句会。

先生入れて23人が出席。
午前中だったり、前回の句会からあまり日が経ってなかったり、いろんな理由はありそうですが、とにかく、人数的にはすっかり落ち着いて参加できました。
先生も、無点(選が全く入らなかった)の句にも時間の許す限りコメントをしてくださり、勉強になりました〜。

さて、この日は先生から、連作を作る際の構成について、お話があったのですが。
とてもためになった!と有難く思ったのがまず最初なのですが、同時に、あぁ結社に入るってこういうことなのか……と思いました。
俳句や短歌の入門書(俳句を作ってみよう!みたいなもの)は多いですが、そこから一歩二歩踏み込んで、作品を仕上げる際のポイントというのは、あまり聞きません(私が不勉強なだけかも知れませんが)。結社に入って結社の句会に出たからこそ、先生のお話(説明?講義?)で勉強できたわけで。結社に入った意味って、こんなところにあるのかなぁと思った次第なのです。
私は、短歌ももう長くやっているのですが、短歌の結社には未所属です。始めた頃には何だか敷居が高く感じ、その後、入ろうかなと思ったことも何度かあって気になる結社もありながらも、どこにも所属せず。独学で楽しもう!と思って(割り切って?)はいますが、連作のように、作品としてしっかり「仕上げる」というレベルに自分の歌を持っていくには、独学だと限界もあるのかも……と思った、この日の句会に参加しての感想でした。
まぁ、好きな歌人さんが割と結社未所属だったりなんですけどね……。

この日に選を戴いた句。

炊飯器ぽつぽつ歌ふ良夜かな

「ぽつぽつ」の擬音語?を当日朝までああでもないこうでもないとやっていたので、そこを見ていただけて嬉しかった!

桐一葉ちよつと無口になつてみる

物静かな人って憧れます。

帰りに、芭蕉記念館を見学してきました

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