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結婚前から不妊治療

こんにちは。丸山芽生(めぶき)です。

先日は妊娠の件を公表し、多くの方から温かいコメントをいただいて本当にありがたい限りです。

実は、このような形で公表することに戸惑いがなかったわけではないのですが(芸能人でもないのに言う必要あるの?とか、万が一何かあったときにどうする?とか、現在授かりたくて頑張っている人はどう思う?、など)、それでも私は感じたことを記録として残したかったし、せっかく記録するなら色々フィードバックもらえる形のほうがいいだろうと思って公表しました。


結婚前から不妊治療開始

さて、とはいえ、不妊治療開始からだいぶ経っているのでまずは振り返りから。妊娠を公表すると「とんとん拍子だね」というお声をいただいたことが何度かあります。確かに、入籍が5月中旬だったので、8月に妊娠したことは『結婚後すぐ妊娠』ということになります。ただ、実は私はすでに1年近く不妊治療していました。どういうことか?『結婚前から不妊治療を開始』していたのです。

事の初めは、付き合って2年ぐらいの頃。特に将来の話も出ずにそこまで来ていました。結婚するのか?子供生むのか?そろそろ真剣に考え始めないという気分になりました。彼と話してみると、彼は、「子供は漠然と大変そうだなと感じていてまだ具体的に考えていなかった」とのこと。そう彼に言われて私はどうしたいのか?色々考えましたが、「やはり子供のことをチャレンジしないままその機会を失うのは嫌だな」と思い、それを彼に伝えることに。結果、まずは『何が、どれだけ、どう大変なのか』を情報収集することから始めました。


何が、どれだけ、どう大変なのかを知る

すでに39歳を超えていたので、そう簡単に妊活は進まないのは漠然とわかっていました。が、実際何をどうするのか?費用は?痛いの?仕事との両立は?私も全くイメージがありませんでした。そこでまずはレディースクリニックが主催する「勉強会」なるものに参加して情報収集から始めました。そもそも、結婚前でも勉強会も参加できるのか?聞いてみましたが、OKとのこと。ただ、とても人気で1ヶ月以上待ちました。

コロナが落ち着いている時期だったので、クリニック現地での説明会。土曜日の午後に50名近くがびっしり。ほとんどが夫婦(カップル)で参加していました。そこでは妊娠の仕組み、治療のステップ、不妊の主な原因などの説明。私自身も知らなかった内容もあり、男性の彼からしたら始めて知ったことが多かったようです。途中で年齢別の様々なデータが出てきますが、いつもぎりぎり右端にかろうじて載っている『40歳以上』を見ると、「ああ、自分のタイムリミットは近づいているんだな」と実感した記憶があります。


勉強会に参加してみて

勉強会に参加してみて、やはり妊活には時間がかかること。人によって状況が様々で個別に調べてみないことには始まらないこと、年齢が遅くなればなるほど確率は下がっていくことを学びました。「女性が妊娠には年齢が、、と言っていた理由がよくわかった」と彼の意識が変わったことが一番の収穫かもしれません。

結論、検査だけでも一通りするには1ヶ月以上かかることもあり、まずは検査を進めることにしました。また、勉強会で先生が「私は不妊治療は長々とするものだとは考えていません。」と言っていたのも自分と考えが近く、前に進めてみようという気になった理由です。


まずは情報収集と検査から

以来、不妊治療について相談を受けることがあったら、まずは説明会に参加してみることをおすすめします。やはりその時にならないと具体的な治療方法やステップを知らない人は多いと思うし、男性側だとなおさらだと思います。中には不妊治療は自然じゃない、と考えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、それは取る手段・ステップによります。

また、まずは検査をしてみるのも良いと思っています。数年自然にできない時に門をたたくものという考えの方もいるかも知れませんが、決定的な不全(例えば卵管が詰まっているとか)だと、いくら時間を重ねても「そのやり方だったら難しいよね」という場合もあるかと思います。身体の状況は年齢に比例する部分はありますが、個々にバラバラなので、まずは検査してみて今後の方針をきめるというのが良いのではないでしょうか。




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