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書くためのコツだけが書かれているんじゃない。心がじんわりあったかくなって最後にはもれなく書きたくなっているー「書く習慣」を読んで

今年は読んだ本についてもちょっとずつ残していけたらいいと思っている。あまり考えすぎず、さっそく心に残った文章をつらつらと並べていこう。

読んだ本はこちら



「書く習慣」を読んで


刺さった文章、残っているキーワードを残していく。

50000年くらい過ぎるので今書こう。さっさと書こう。p148

いや、ほんとこれね?????????って全私が首がもげるくらいに頷いた。そうなんですよ、すぐに記憶なんて忘れてしまう。覚えていられない。覚えていられないどころか記憶とともに書きたい衝動も小さくなってしまう。だからやっぱり今書こう。さっさと書こうと私も思った。戒め。

日記って必ずしも「出来事」を書かなくてもいいんですよね。p155

あ、やっぱりそうなの?????と安心を覚えた一文。日記に憧れ続け、形から入る日本国民代表の私ですけど日記に出来事を書こうとすると全く書けない。面白いほど書けない。それに気が付いてから感じたことを書きたい時に書くようにしたら日記が書けるようになった。ちょっとインターネットには載せられないような赤裸々すぎる日記だから今後もnoteに書くかはさておき、感じたことを書く、それでいいんだ、とちょっと安心した。

感情が動いたら、それはインプット。p158

ほえーーーーーーーとスタバでアホっぽい声が出てしまったよね。
インプットってなんか「ちゃんと」したもののように感じていたけれど。そっか感情が動いたらインプットなのか。それなら私インプット結構してるやん。書きたいネタ(アウトプット)結構あるかもと思ったよね。うんうん、これなら書くが習慣にできるかも。

ちょっとした「親切」が、伝わる文章を紡ぐのです。p171

なるほどね。ちょっとした「親切」ね。やっぱり売れる人、できる人ってどの業界も共通で気遣いができるよねって当たり前のことだけど見失ってしまいがちなこと思い出させてくれた一文。

「それっぽい文章」から抜け出して「本音」をぶちまけてみて。p184

いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜「それっぽい文章」って書きたくなっちゃう。書けているかは別にして。うまく見せたくなっちゃう。なっちゃう。でも「本音」にこそ私がいるよね。

「うまい」文章だけが、読まれる文章ではない。ヘタな文章でも、「世に公開すること」に意味がある。p190

これを書いている今もこの一文に励まされている。世に公開することに意味がある!!!!!!!!!!!心のど真ん中に留め置き続けたい。

紙の上でくらい感情をオブラートに包まなくてもいいんじゃないかと思います。p223

これはちょっと泣いてしまった。感情をなかったことにし続けて、生きてきた。でもそうすると未完了の感情として何度も何度も悪夢が私を追いかけてきた。(その時のnoteはコチラ:感情をなかったことにすると「未完了の感情」として何度も立ち現れる)逃げ場がなかった過去の私がこの一文を見て救われたような気がした。

「もう頑張れない」と未来の自分が立ち止まったとき、そんな自分に差し出せる手紙を、今書いておく。p261

もおおおおおおうここまできたら本当に涙腺うるっときてしまった。あれ、この本ってそういう本だったの????ってそんなアホみたいな感想が出てきた。未来の自分が挫けそうになったときに読む手紙として今書いておこうと思った。

さいごに


いや〜〜〜〜〜〜〜
侮るなかれ。書くためのコツが書かれているだけの本ではないな〜と感じた。そしてもれなく書きたくなる。そのままの衝動で今こうしてnoteを書いている。サクッと読めるし、軽やかな文章だけど著者の想いがぎゅぎゅっと詰まっている、そんな本。
書くぞ〜〜〜〜〜!
書きたいぞ〜〜〜〜〜〜!


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