3/29 「30代現役プレイングマネージャー」が読んだ本をリアルに紹介
文化庁の「国語に関する世論調査」によると、
月に7冊読めば、日本人上位3%になれるらしい。
・・・なら3%に入ってみようじゃないの。
という、至極安易な考えのもと、スタートしたコーナーです。
⬇︎個人的殿堂入り本たち
⑱クラクションを鳴らせ! 変わらない中古車業界への提言
著者:中野 優作
コメント:
4月から完全に新体制でのマネジメントをするので、その参考に選んだ本。
昨年、物議をかもした某自動車販売店。そんな会社で営業部長にまで上り詰めた著者のマネジメント経験が書いてある。
この本から抜き取るべきポイントは、「マネジメント手法がどうこう、というより、ウエットさがないと話にならない」ということ。とにかく部下の心を掴むことがスタートラインだと、再認識させられた。
俺も初めてマネージャーなる職務を与えられたときは、とにかくメンバーとの接点を増やし、ビジョンを伝え、率先し、コミュニケーション量を増やした。自分より年上がほとんどの職場で、まずは言うことに耳を傾けてもらえるように。そう決意したことを、今も覚えている。まだ若造で、年上の部下への指示に遠慮を感じながらも、少しずつ同じ方向を向いてもらえるようになったと感じたときは、喜びもひとしおだった。
この本に出てくる職場ほど、荒んではいないが、だからこそ、ウエットな関わりを大事にしていきたいと思う。1人より仲間と一緒に、ゴールに辿り着くことの方が、何より楽しいと思わせてもらった本。
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