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カナダ巡礼(Apr-May, 2024)

 日向坂46・松田好花さんのファンのカナダ・バンクーバー旅行記です。主たる目的は、松田さんの写真集の撮影地の訪問です。
 巡礼記としては行動記録を示すものが王道と思われますが、今回は隠れてドルオタをやっている筆者の身バレに備え、行動記録としての性質は思い切って簡素にし、主に感じていたこと、考えていたことを述べる構成にさせていただきます。


1.なぜこの時期に?

 バンクーバー訪問は、写真集発売の情報がリリースされ、バンクーバーで撮影と分かった時点で即決しました。当初は写真集発売直後、5/31-6/2あたりを予定していました。
 撮影地の巡礼目的なのに写真集発売前に行くというのは普通に考えるとおかしいのですが、先行カットがそれなりに出ていること、日数が確保できること、撮影地の特定は発売直後にはなされていないであろうこと等を考慮し、GWを利用しての旅となりました。

 【すべてはここから始まりました】

2.巡礼準備編

 先行カットにより、訪問先が特定できるかどうかがすべてです。先行カットには簡単な紹介が付随しますので、それで行ける可能性がある場所、行きようがない場所を振り分けます。
 行ける可能性がある場所については、持ってる情報をベースにひたすらインターネット調査です。初訪問の地ですので、メジャーな観光地のシンボル的なもの(ex. 水族館入口のモニュメント)以外はそうそう簡単に特定はできません。ですが、もともと旅オタク、地図オタクであることが幸いしてか、これ自体は何らつらい作業ではなく、わくわくしながら取り組んでいました。写真集を紹介するメディアの記事で撮影場所に触れているものがあるのも助かりましたし、また、写真集発表時にバンクーバーにいらした方による巡礼報告も参考かつ励みになりました。
 準備段階において、特定して行き方が分かる場所、何となくあの辺だろうと分かった場所、手がかりがない場所に仕分けし、また、見かけたら買いたいものとして松田さんが購入、着用していた衣類2点を心の片隅に置き、あとは現地で見つけられることを願うことになりました。

【後ろの景色からこの場所を特定するような作業です】

3.巡礼実地編

 行きのフライトの中で大ざっぱな動きを考えました。あまりあくせく周る気はなかったため、ダウンタウン地域は初日到着後、2日目午後と隙間時間に、あとは日ごとにメインとなる目的地を定め、最終日は夕刻のフライトまで予定は組まずにのんびり過ごすことにしました。
 街歩きは好きなので、できる限り自身の足で成果をあげようと考えました。初日から、何となくあの辺だろうと分かった場所を歩いて見つけることができ、手ごたえを感じます。2日目あたりから、地図と実体験の結びつきが有機的に機能し始め、先行カットの画像・動画(特に同一の服装のもの)から撮影時のエリア展開がおぼろげにイメージできるようになり、楽しく動けるようになります。特定困難と考えていたレストランや狙っていた衣類2点を見つけられたのは、おぼろげながらも行動エリアをイメージできたことによることが大きく、見つけられたときは喜びもひとしおでした。
 また、最近は旅行中に何かをするというよりは、何もせずのんびり過ごすことが増えているので、先行カットにより訪問すべき観光地が示されていることは大変にありがたいと思っていました。おかげで、主だった観光地のうち興味が持てたエリアは漏らさず訪問できました。巡礼の副次的効用として、旅行中の行動力が増し、昔の旅スタイルに戻り、若返ったような気分でした。若返りは、巡礼に限らず推し活を通じて折々感じることのある効用です。

ブリティッシュコロンビア大学

4.雑感、偶感

 公共交通機関のネットワークが充実していて、電車・バス・船と存分に活用し、タクシーに頼らずとも一人で動きやすい街でした。
 物価が日本よりかなり高く、観光関連はやむをえない支出と割り切れますが、日常的な食費が高額で参りました。たまたまスイートルーム(贅沢な部屋ではなく、キッチンのついている部屋とご理解ください)に泊まっていたのが奏功し、外食する必要がないときは簡単な自炊で対応できたので、若干ながら出費を抑えられました。
 物価が高いというか、エコ対応がしっかりしているのか、買い物袋の販売価格が、1ドル(約120円)とか50セントだったのには驚きました(空港の店舗での価格)。
 アイスホッケーのプロリーグの試合を見られるタイミングだったのですが、流通しているリセールチケットが想定よりはるかに高額(最安の席でも数万円)だったため、断念しました。 

先行カットと無関係に観光もしました

5.サプライズ

 松田さんの写真集発売の発表の前、昨年に日向坂46を卒業された潮紗理奈さんも今春にバンクーバーを訪問されていました。同じアングルの撮影をするのは意外と大変なのでそこまではしませんでしたが、主だった観光地を周られているので、訪問先はかなり重複しており、潮さんの旅行に関するインスタグラムを見返すのも楽しめるようになりました。
 また、滞在中に、コメントするのに好適な潮さんのインスタ投稿があったため、バンクーバーからのコメントをしたところ、返信をいただけたことは思わぬうれしいサプライズとなりました。

潮さんも訪問されたグランビルアイランドの入口

6.結

 海外で日向坂の推し活をすることを、今年の目標の一つに掲げておりました。2月のプサンに続いての海外訪問を満喫することができ、松田さん、潮さんへの感謝とともに、達成感、満足感も生まれています。
 5月28日に写真集を手にして、バンクーバーでの松田さんを拝見するのがとても楽しみです。

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