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そこに妖精がいた🧚‍♀️💫



『外には食材がいっぱい』
目をキラキラさせながらこの言葉を発したのは、70歳となる日が目前に迫っている我が母であります。


3年前くらいからだろうか、母は野草の勉強をするようになりました。
ちょうど私が帰福した頃。


新聞で知ることとなったお花屋さんに逢いに行き、その方とお知り合いになったことがきっかけで野草教室に通うことになったそうです。


10年前に父が胃がんになり、胃を全摘することとなりました。
一気に体力が落ち、気持ちまで落ち込み気味の父を母は心配し、なんとか元気に長生きしてもらおうと尽力をつくしていたようです。
野草教室に通うのも父のことを想ってというのが大きな理由。


『大好きなお父さんに長生きしてもらいたい』


これは、今でも母がよく言うセリフです。


そうは言うても、母には自己犠牲の概念はないのです。
野草のお勉強をしながら、素敵な御縁を広げいつも楽しそう。
野草茶を作ったり、これまでの食材を見直し、なるべく無添加のものを選んだり。


学ぶこと自体を楽しみつつ、家族が健康でいられることに心の底から幸せを感じています。
母を見ていると私も学ぶことが多くあります。



嬉しそうに野草を摘む母を眺めながら、父はもちろんのこと、母にもいつまでも健康でいて欲しいと願う気持ちが沸き起こると同時に、母は自然と一体化した緑の妖精のように見えてきました。

洋服も緑一色やし(笑)
カラーセラピーをする方が見たら心配されそうですが、母は心身ともに元気です👍


さて、私も母を見習って、今自分に出来ることを精一杯頑張りたいと思います。



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