【2024年最新】法政大学大学院　経営学研究科とイノベーション・マネジメント研究科の入試・学費・難易度・中小企業診断士養成課程について解説

皆さん、こんにちは😊✨
やさしいビジネススクール運営です！

本記事では、国内MBA受験の中でも、人気のある、
法政大学MBAについて、その概要と試験情報について、まるっと分かるようにまとめていきたいと思います🙆‍♂

法政大学大学MBAの特徴

講義の形式

法政大学のMBAプログラムでは、主に対面講義が行われますが、ハイフレックス講義のオプションも提供されています。このハイフレックス講義では、対面と遠隔教育が組み合わされており、通学が困難な場合には遠隔で授業を受けることが可能です。

2つの研究科がある

「経営学研究科」と「イノベーション・マネジメント研究科」の2つの研究科でMBAを取得することができる。

2つの研究科の違い

■経営学研究科
正規の過程で修士論文が必要な研究科。
３つの専門コースを設けられています。自分で選びたいコースを選びます。

■イノベーション・マネジメント研究科
修士論文なしの専門職大学院となってます。
1年制、1.5年制、２年制の選択できるようにしている

経営学研究科の特徴|コースを選べる

自分が学びたいコースを３つのコースの中から選択して受ける形式となっております。

• 企業家養成コース

• 人材・組織マネジメントコース

• マーケティングコース

経営学研究科の特徴|修士論文を書く必要がある

修士論文作成は、経営学研究科における重要な学習機会です。学生は指導教員のサポートを受けながら、自身の問題意識に基づいたテーマについて、深く掘り下げた研究を行います。フィールドワークやデータ収集、分析を通じて、既存の研究成果を踏まえつつ、新たな知見を加えることが求められます。

本研究科の修士論文の水準は高く、多くの論文が学会や学術誌で発表されたり、出版されたりしています。このように、アカデミックな論文指導に大きな力を注いでいるのが特徴です。レポートや簡単なリサーチ文書とは一線を画する、本格的な学術論文の執筆を通して、高度な研究力を身につけることができるでしょう。

イノベーションマネジメント研究科の特徴|英語のみで学ぶ1.5年制のコースが併設されている

英語のみで行う授業が履修し単位取得でき、様々な国から来た学生とともに学ぶことができるのでグローバル化が求められる現在のビジネスシーンで必要な能力を身につけることができます。またそこで作った人脈をいかして海外の販路を獲得するチャンスも手に入る可能性があります。

イノベーションマネジメント研究科の特徴|中小企業診断士の登録養成課程を受講できる

中小企業診断士の資格取得をサポートする環境が整っている点です。中小企業診断士第1次試験に合格するなど、一定の要件を満たした方々に対して、1年間で指定された全科目を集中的に履修する機会を提供しています。

研究科では中小企業庁のガイドラインに沿って、修得状況を厳格に審査し、一定の水準に達した方々に「修了証明書」を発行します。この証明書は、中小企業診断士登録に必要な科目を全て修得したことを示すものとなります。実務に直結した専門知識を効率的に身につけられる点が、大きなメリットといえるでしょう。

イノベーションマネジメント研究科の特徴|ベンチャー経営者やキャピタリストと繋がれる

専任教員の多くが実務経験やコンサルティング経験があることに加えて、ベンチャー経営者やベンチャーキャピタリストがゼミの指導員として院生の指導員として指導をしてくれます。実践知に触れることができますし、将来起業した際にはその人脈を活用した資金調達等の機会を得ることができるかもしれません。

法政大学大学MBAの倍率

MBAの難易度は倍率2倍を超えてくると人気がある大学となり、難易度が高いと言われます。

倍率は1.3~1.6程度であり難易度としては普通ぐらいと考えられます。

$$
\begin{array}{|l|l|l|l|l|} \hline
\text{} & \text{2020年度} & \text{2021年度} & \text{2022年度} & \text{2023年度} \\ \hline
\text{志願者数} & \text{98} & \text{100} & \text{120} & \text{146} \\ \hline
\text{合格者数} & \text{75} & \text{75} & \text{95} & \text{94} \\ \hline
\text{倍率} & \text{1.31} & \text{1.33} & \text{1.26} & \text{1.55} \\ \hline
\end{array}
$$

入試内容

経営学研究科

社会人入試が2回あり（11月、2月）、研究計画書の提出と面接によって行われます。

イノベーション・マネジメント研究科

試験は4回開催（10月、11月、1月、2月）されており
小論文と口述試験によって行われます。

入試方法には以下の二つの主要なアプローチがあります。一般入試では、第一段階として書類による選考が行われ、第二段階で小論文と面接が実施されます。一方、AO入試（特定のプログラム対象者向け）では、第一段階の書類選考の後、第二段階として面接のみが行われます。AO入試は、勤務先からの推薦がある場合に適用可能であり、推薦が得られる場合にはこの入試方式が有利となることが多いです。

入試対策

経営学研究科

研究計画書の作成がメインの準備物となります。今まで書いたことがない人は丁寧にステップを分で準備をしていきましょう。その際に下記ポイントを意識してみて下さい。

1. アカデミックなテーマの設定: MBAプログラムでは学術研究が重視されるため、関心のあるだけでなく学問的な貢献が期待できるテーマを選ぶ必要があります。これには現在の研究のギャップを特定し、あなたの研究がどのようにそのギャップを埋めるかを考えることが含まれます。

2. 先行研究のレビュー: 関連する先行研究について広範囲にわたり調査し、読み込むことが重要です。これは研究の範囲を理解し、研究問題を精緻化するのに役立ちます。

3. 研究方法の計画: データ収集と分析を行う方法を決定します。質的、量的、または混合アプローチかどうか、研究目的に合わせた方法を選びます。

4. 早期の準備開始: 出願の少なくとも2ヶ月前に研究計画書の準備を始めると良いでしょう。これにより、見直しの時間が確保され、計画書が緻密で洗練されたものになります。

5. 面接の準備: 面接は研究計画書に基づいて行われるため、研究問題、方法論、研究の潜在的影響について話す準備をしておくことが重要です。研究テーマに対する明確な理解とコミットメントを示すことが鍵となります。

これらのステップを踏むことで、よく準備された出願を行うことができるだけでなく、合格した場合には研究のための確固たる基盤を築くことができます。

イノベーション・マネジメント研究科

入試対策としてはプロジェクト実施計画書と職務経歴書の提出が必要なのでその作成を進めていきます。
既にビジネスプランを持っている方は、書類作成がスムーズに進むでしょうが、これからプランを作成する場合は、できるだけ早めに取り組むことが推奨されます。

面接の準備では、提出したプロジェクト実施計画書が重要な役割を果たします。面接では、以下の点が問われることがあります：

1. 問題意識の提示：自分の経験から問題を特定し、それについて語ります。

2. 解決策と仮説の構築：問題を解決するための方法と仮説を立て、具体的な計画を説明します。

3. HBSで学ぶ必要性：なぜHBSでこの問題に取り組む必要があるのかを、論理的に明確にします。

このプロセスを通じて、MBAプログラムでの学びが自己のキャリアや目標にどのように寄与するかを明らかにすることが大切です。それにより、面接官に自己の意欲とプランの具体性を効果的に伝えることができます。

はじめて取り組む人からすると何からしたらいいのか分からないという壁にぶち当たると思いますのでやさしいビジネススクールコーチング等を使って経験者から学ぶのも手だと思います。

どんな学生が多いの？

このプログラムでは、主に日本人学生が多く、男女比は約7:3です。
入学条件としては、最低3年以上の就業経験が求められており、
特に40代のミドルマネジメント層が多くを占めています。この多様な年代とバックグラウンドを持つ学生たちが集まることで、議論は多角的に行われ、より深い洞察が可能になっています。また、学生たちは役職に関係なくフラットに意見を交換できる環境にあり、特に実務経験の豊富な学生からは、教科書にはない現場の生の声を聞くことができると言えます。このような環境は、理論だけでなく実際のビジネスシーンにおけるリアルな問題解決スキルを身につけるのに非常に有効です。

法政大学MBA基本情報

$$
\begin{array}{|l|l|} \hline
\text{名称} & \text{法政大学大学院 経営学研究科} \\ \hline
\text{種別} & \text{私立大学院} \\ \hline
\text{場所} & \text{大学院棟} \\ \hline
\text{住所} & \text{東京都新宿区市谷田町2-15-2} \\ \hline
\text{最寄り駅} & \text{市ヶ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分} \\ \hline
\text{公式サイト} & \text{https://hbs.ws.hosei.ac.jp/} \\ \hline
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{|l|l|} \hline
\text{名称} & \text{法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科} \\ \hline
\text{種別} & \text{私立大学院} \\ \hline
\text{場所} & \text{新一口坂校舎} \\ \hline
\text{住所} & \text{東京都千代田区九段北3-3-9 新一口坂校舎} \\ \hline
\text{最寄り駅} & \text{市ヶ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分} \\ \hline
\text{公式サイト} & \text{https://www.im.i.hosei.ac.jp/} \\ \hline
\end{array}
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