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【2024年最新】一橋大学MBAの概要と受験攻略法 ~気になる倍率や必要科目は?~

皆さん、こんにちは😊✨
やさしいビジネススクール運営です!

本記事では、国内MBA受験の中でも、人気のある、
一橋大学MBAについて、その概要と試験情報について、まるっと分かるようにまとめていきたいと思います🙆‍♂


2024年5月時点では、一橋大学経営管理研究科のHPには、
◯研究者養成コース
◯経営学修士(MBA)コース
◯学部・修士5年一貫プログラム
における入試が実施されている旨の記載がありますが、
本記事を読んでくださっている皆さんは特に、

『経営学修士(MBA)コース』

が一番気になるところだと思いますので、さらにその中でも「経営管理プログラム」を深堀りして解説していきます!

一橋大学MBAの特徴

さらに、経営学修士(MBA)コースでは、
①経営管理プログラム
②経営分析プログラム
③経営財務・金融戦略プログラム
と、3つのプログラムが入学試験を実施しています。

②は全日制(つまり日中帯に大学に通う)で大学生からそのまま進学する方も多く、③は夜間制ですがファイナンス分野でのスペシャリスト養成を目的としているので、多くの社会人の方が目指されるのは特に、①の経営管理プログラムになるのではないかと思います。

●人気No1 経営管理プログラム

このプログラムでは、対象が実務経験3年以上となっています。
また、忙しい社会人にとっては通いやすい夜間の実施でかつ、立地も千代田キャンパスというのも魅力ですよね👀✨

引用:https://www.ba.hub.hit-u.ac.jp/admission/?_ga=2.116791686.1052131507.1714708341-647309999.1714708341

やさしいビジネススクールの学長である中川も、YouTubeで解説していますが、「若い優秀なビジネスパーソンに揉まれて、自身のキャリアアップを目指していきたい」方にはとっても最適だと思います!✨

経営学におけるハイレベルなゼネラリスト(幅広く経営の知識を身に着けている人材)になれることは間違いないでしょう。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=skFERrzHxXs

気になる方は、こちらの動画もチェックしてみてくださいね👀🎦

●かかる費用

気になる費用ですが、2年間の受講で、
入学金:282,000円
授業料:642,960円/年
となるので、合計は約150万円程度となるので、国内MBAの中では、
かなりお手頃です。これも一橋大学MBAが人気な理由の一つと言えそうですね!💰✨

一橋大学MBAの試験内容(時期と試験科目)

●入試時期と定員

経営管理プログラムは、
10月と2月に入試時期が分かれ、
合計で、
『50名』
が定員となります。

どの時期に受けたほうがいいんですか?という質問も多く受けるのですが、結論でいうと、
『10月実施の第1期(秋入試)』
がおすすめです。これはどのMBAにも言えることですが、基本的に、募集時期が分かれている場合、前半(つまり今回の10月受験)で厚めに合格者が出され、冬はその欠員を埋めるくらいの感覚であることが多いためです。

ただし、これは一概には言えませんので、第2期(冬入試)は無謀な挑戦か、というとそんなことはありませんので、MBA受験全体でそんな感じなんだな〜と捉えるくらいに留めておいていただければと思います😊

下記の図を見ていただければ分かる通り、
2024年度試験(2024年の春から入学)の、

第1期は
1次試験:10月15日(日) 
2次試験:11月5日(日)

第2期は、
1次試験:2月4日(日)
2次試験:2月18日(日)

に開催されています。
例年この時期は大学側からのアナウンスがない限り、変わりませんので、参考にしていただければと思います。

また、出願期間は、1次試験の1ヶ月前が締切になることが多いので、余裕を持って、書類の準備は進めましょう。詳細は必ず募集要項でチェックするようにしてくださいね!✋

募集要項のチェックはこちらから👇


試験科目の形式と攻略法

●試験科目とそれぞれの形式

試験科目については、
1次試験が、
小論文および書類選考
2次試験が
口述試験
となっています。

ここからは、より具体的な試験形式と、どのような対策が必要なのかを見ていきましょう!

●書類

まずはじめに、MBA受験で、皆様の頭を悩ませるのが、提出書類の準備になります。一橋大学の場合、下記がメインで対策が必要な書類となります。

対策が必要になる提出書類:
◯職務・学習に関する経歴書
これまでの職務や経歴を日本語2,000字で記す必要があります。

◯将来計画書
主に下記の順に記していく必要があります。
・探求したいテーマ
・関心を持つに至った理由
・今後の取組方法

将来計画書(学修設計書)のまとめ方については、別の記事でもまとめていく予定ですが、ここで何より重要なのは、「一貫性」になります。

一貫性とは、どういうことかというと、

(将来目標)
・将来自分が描きたいキャリア像
・自身がもたらしたい社会への価値

(志望理由)
・MBAをわざわざ受講したい理由はなにか
・それがなぜ一橋大学ではないとだめなのか

(現在の自分)
・これまでの経歴と現在の職務
・過去の職務で感じた課題感

の3つが、論理的に、一本筋が通っているかどうか、ということになります。

「まずはブレない将来目標があり、そこに到達するための手段(あくまで通過点)がMBAである。」

行動の全てが、将来目標に帰結するような志望理由書・将来計画書が作れると、後の口述試験も、自信を持って答えられるようになりますし、採用側の教授も納得させられるはずですよ✊

●小論文

次に、小論文について見ていきます。形式は下記のとおりです。

試験時間:90分
設問内容:長文や文中の図表を読み、その内容に対しての設問が課される。
設問事例:

以下の文章は、ブランコ・ミラノヴィッチ著『資本主義だけ残った:世界制するシステムの未来』から抜粋したものである(抜粋に際して、一部の小見出しを省略するとともに、文章の一部を改変している)。 この文章を読んで、以下の全ての問いに答えなさい。なお、解答にあたっては、全て日本語で書くこと。

(本文は、著作権許諾の関係で非公開)

(1) 下絵部分(A)が具体的に何を意味しているかについて、本文で意義されている事例に即して、200字以内で説明しなさい。

(2) 図1から読み取れることを、200字以内で説明しなさい。

(3) 移民が、より詳しく不平等な国に移動することがある理由、それはなぜ生じるか。その条件と理由について、250字以内で説明しなさい。

(4) 下絵部分(B)のメカニズムとそれがなぜあるという理論について、自分の言葉を用いて250字以内で説明しなさい。

2023年度公開過去問題より一部抜粋

各設問ごとは、200〜250字以内での記述と、そこまで文量は多くないですが、長文を読み、そこから本質を読み解く力が問われています📒

小論文対策は、不安に思う方も多いかもしれませんが、実は分解するとそこまで複雑なものではありません。

大きく、小論文対策のロードマップとしては、
①インプット

②アウトプット
に分かれます。

この①インプットの対策は、さらに下記の3つに分解ができます。
(1)小論文の型を身につける
(2)図を読み取る力を身につける
(3)背景知識を蓄える

また、②アウトプットの対策は、下記の3つに分解ができます。
(1)過去問(類題)の演習 ※時間を測って取り組むのがベスト
(2)第3者からの添削
(3)解答のブラッシュアップ

日頃忙しい皆さんが、効率よく小論文の高得点を狙うには、上記にあげた要素のどこが自分の弱点(伸びしろ)なのかを、論理的に分析し、正しい対策を行うことが重要です。

下記では、いくつかおすすめの参考書をあげてみますので、よかったら参考にされてください😊 ※全てアフィリエイトリンクではありませんのでご安心ください。

まず初めは、「小論文のオキテ55」です。こちらは、「小論文に苦手意識が有り、まずは何から始めたらいいのかを知りたい」方向けの参考書です。内容の割に、本自体も薄く、忙しいサラリーマンの方などはすぐに読み切ってしまえる内容です!


また、「入門! 論理学」もおすすめです。こちらは結構読み応えはあるものの、論理というものが何なのか、体系的に紐解けるので、上記のような初級本で、小論文の大枠が掴めた方におすすめの良書となっています。論理の本質を学べるため、試験だけではなく、これから約2年間のMBA生活においても役立つ知識をえることができます。


上記の参考書と同じ著者である野矢先生の「論理トレーニング101題」もおすすめとしてあげておきます。こちらは、長文だけでなく、図表など、色んなパターンで、自身の論理力を向上できるトレーニングが収録されています。そのため、インプット対策にはもちろんのこと、アウトプット対策の演習本としてもとても有用です。


●口述試験

最後に、口述試験について、概要としては下記のとおりです。

試験時間:20分程度
面接官:2名(教授と教官で1名がファシリテーション)
形式:オンライン ※最新年度情報
質問内容:
・志望動機
・これまでの経験からくる課題意識
・将来計画書に記載の内容の深堀り
・入学後やりたいこと、受けたい授業とその理由

これらの質問内容は、全ての受験生に共通しているわけではなく、20分の対話の中で流動的なので、どの角度から質問が来ても答えられるように、想定問答を緻密に準備しておくことが重要です。

一橋大MBAの倍率と難易度

気になる倍率ですが、
2020年から2023年の4年間で、
3.1倍→4.9倍→4.8倍→5.3倍
と増加傾向にありますね👀💦

とはいえ、MBA試験は情報が圧倒的に少ない試験なので、
正しい過去問分析をもとに、正しいスケジュールで対策をこなせている人は、そう多くありません。

そのため、これらの倍率に惑わされること無く、着実に、目の前の課題を実行できれば、合格は見えてきますので、悲観的にならないでくださいね!✊

国内MBA受験合格の鍵は、
情報、スケジュール、そして、その実行(学習習慣)
です!🔑

引用:https://www.sba.hub.hit-u.ac.jp/admission/past/

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