土門蘭さんの「死ぬまで生きる日記」を読んだ
「楽しい」や「嬉しい」という感情は味わえるのに、どうして「死にたい」と思うのか。
著者、土門蘭さんが二年間にわたって受けたカウンセリングの記録を軸にしたエッセイ。
読みながら所々共感したり、私自身も内側を深く潜り、古い感情を拾うことになる。それを眺めたり気づきが起きたりしながら読んでいった。
所々で涙が止まらなくなったりもした。
この著者と全く同じではないが、似たような感情はわたしにも経験がある。同じように感じている人がいると知って安心したというか、嬉しかったというか。読