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[ベトナムの旅]フーコック島で海鮮三昧ステイしませんか? 私が行ったレストラン、町スパ、名産の胡椒農園訪問、ご紹介します。

ベトナムのリゾートアイランド、フーコック島を2023年3月に旅しました。楽しみにしていたことは4つ。①海鮮三昧の食事 ②町スパでリーズナブルにマッサージ ③名産の胡椒農園を訪ね胡椒が実っているのを見る ④ビーチでのんびり  全部叶えてきました! 飛行機だとホーチミンから1時間、ハノイから2時間で気軽に行くことができます。

海鮮三昧、行ったお店と行きたかったお店も。

ダウンタウンの海鮮レストラン Nhà hàng Ra Khơi(ラーコイレストラン)

フーコックに行くことがあったらこのお店は絶対再訪したい、おすすめの海鮮レストランです。ダウンタウンにある、現地の家族連れなんかもやってくるカジュアルで活気あふれるお店。店内広いのにほぼ満席(入れてよかった)。新鮮な魚介が食べられます。
分厚いメニューに加え、いけすの魚をお好みの調理法で、も可能で、何をオーダーするかとても悩みました。

メニューのエビのページ

南国のエビとイカは裏切らないという格言(←言ったのは私)に基き、イカのヌックマム(魚醤)炒め、エビのニンニク炒め、あと初挑戦のホビロン(孵化しかけのアヒルの卵)の魚醤炒めを頼みました。イカもエビもぷりっぷりで本当においしかった! 

ハーブたっぷり

ヌックマム(魚醤)はフーコックの名産品なので、「ヌックマム」や「フィッシュソース」というワードを見かけたら是非トライしてみましょう。
このお店の生簀には、活・巨大シャコがいました。シャコは凶暴なので調理中に反撃されたりしないのか心配になりました。様々な種類の貝も生簀にいて、南国のお土産の貝殻セットに入っていそうな、この貝食べられるの? って貝も見ました。今度チャレンジしてみたいです。

生簀の魚介類の相場(多分キロ単価)

131 Nhà hàng Ra Khơi(ラーコイレストラン)
Đ. 30 Tháng 4, P, Phú Quốc, Kiên Giang, ベトナム


ナイトマーケットの屋台で豪快に海鮮を! Chợ Đêm Bãi Trường - Phú Quốc

空港の南側、ロングビーチ沿いにリゾートホテルが並ぶエリアからアクセスしやすいナイトマーケットです。私はTHE SONAGA PHU QUOCに泊まったので歩いて行けました。
フーコックでは巨大なシャコを食べられるという噂を確かめにナイトマーケットへ。海鮮の屋台が並ぶ中、ずらりと並べられた魚介をサーチ。

フーコックの魚介類は何でも大きい

見つけた時、あまりの大きさにコレがシャコ!? と目を疑いました。ビールの缶と大きさ比較してください。お店の人おすすめのガーリック炒めにしてもらって豪快に手づかみで食べました(甘みが強くてうまー!!)

シャコ1匹でこの存在感!!

シャコはベトナム語でペイペイっていうらしい(お店の人に教えてもらった)

こちらのナイトマーケット、並ぶ屋台のすべてが海鮮の炭火焼のお店とフルーツ(スムージーとかにしてくれる)のお店でした。広場の中央に椅子とテーブルが並べられ、周囲を屋台のお店が囲んでいました。

Chợ Đêm Bãi Trường - Phú Quốc
4XJM+C94, Unnamed Road, Đường Bào, Phú Quốc, Kiên Giang, ベトナム

フーコックは名物の麺だって魚介です! Bún KIẾN - XÂY (Bạch Đằng)

フーコック島名物の麺は、魚やエビのすり身(生)を丼の内側にのばして貼り付け、熱々の麺とスープを注ぐという斬新な作り方でした。すり身からいい出汁が出てくる仕組みです。トッピングもぶつ切りのイカで、海鮮天国のフーコックらしいご当地麺です。

丼の内側に貼り付けられたすり身

待っている間に、セルフで調味料を準備します。柑橘類も包丁で自分で切ります。柑橘の絞り汁に塩と砂糖とピリ辛を足すって感じです。

運ばれてくると、麺しか見えないのでびっくりします。麺の下に全てのすり身が隠れているので、下から混ぜてから食べましょう。

Before
After(下から混ぜると)

エアコンの無い店内で、熱々の麺を食べる。最高に暑い思い出になりました。暑いがうまい! 是非お試しを。島内に何軒か支店があります。

Bún KIẾN - XÂY (Bạch Đằng)
28 Đường Bạch Đằng, Ph. Dương Đông, Phú Quốc, Kiên Giang 922200 ベトナム


ビーチはすぐそば Ando Bistro & Club

島の西側のロングビーチに沿ってリゾートホテルが並ぶフーコックです。ビーチとホテルの敷地の間に歩道があって、朝はランニングをする人も。この歩道を使って他のホテルに簡単に行けるようになっていて便利です。

泊まっていたホテルからこの歩道を歩いて、Andochine Resort & Spa Phú Quốcというホテルのレストランにランチに行きました。お店から海は、見えそうで見えないです。
食べてみたかったのはフーコックの郷土料理Gỏi cá trích Phú Quốcです。酢じめにした小魚のサラダ仕立てで、真っ白なココナッツシュレッドが雪のようにかけられています。ココナッツシュレッド、いつまでも口に残る感じがして実は苦手だったのですが、これは乾燥させない生のものでとてもみずみずしく、まるで別人のようでした(今まで苦手でごめんね、と和解)。メインのお皿と同じくらい大きなお皿で出てくるハーブと一緒に、レタスに包んで食べました。

フーコックはヌックマム(魚醤)の産地としても有名で、魚醤をベースにカリカリ食感のピーナッツが沢山浮かぶソースにつけて、甘じょっぱ旨ピリ辛カリカリ、な風味をプラスしておいしくいただきました(一面に浮かぶピーナッツが良い働き)。ライスペーパーにソースを広げて柔らかくし、ハーブや魚のサラダをのせてクルッとひと巻き、皮が柔らかくなるまでしばし待て、なのですが待ちきれずについ食べちゃうおいしさでした。
この郷土料理はこのレストランだけでなく、島内のシーフードレストランなどで食べられます。見かけたら是非トライしてみてください。量はすごいけどあっさりさっぱり、罪悪感なし!
フーコック島産のビールBIVINAと共に。氷入れないとすぐに常温になっちゃいます。暑いわフーコック。

Ando Bistro & Club
Dương Tơ, Tp. Phú Quốc, Kiên Giang 92552


ホテルの朝食ビュッフェでも海鮮の島を感じます

フーコックのホテルの朝食ビュッフェで麺があったのですが、蟹の身と蟹味噌のペースト入りでおおっ! と思いました。とっても良い出汁が出てました。

おいしさの秘密 蟹ペースト
蟹出汁〜!

卵料理コーナー(その場でオムレツとか作ってくれる所)の人にお願いして、「あっちの麺コーナーの蟹ペーストを入れたオムレツを作ってもらえないか」と頼み込み、裏メニュー的に特製蟹オムレツを作ってもらいました。お粥コーナーの薬味のネギやパクチーをかけて、とってもおいしかった!

特注の裏メニュー

次回は行きたい! 海が見えるNhà Hàng Xin Chào Phú Quốc(シンチャオシーフードレストラン)

今回はタイミングが合わず、行けなかったシーフードレストランです。海が見えるというのが魅力です。暗くて海は見えない夜の時間なのに、通りかかったら行列ができていて人気ぶりに驚きました。

Nhà Hàng Xin Chào Phú Quốc
66 Đường Trần Hưng Đạo, TT. Dương Đông, Phú Quốc, Kiên Giang, ベトナム


次回は行きたい! 夕日を見ながら海鮮ディナー Sun Việt Seafood Restaurant - Nhà hàng hải sản tươi sống

岸壁の上、屋根の無い屋外のテーブルで食事ができるお店です。海に沈む夕日を見ながら、白いクロスのかかったテーブルでディナー、すてきです。
乾季のシーズンを狙って行きたいお店です。

奥の下の段にテーブルが。海が近い。

Sun Việt Seafood Restaurant - Nhà hàng hải sản tươi sống60 Đường Trần Hưng Đạo, TT. Dương Đông, Phú Quốc, Kiên Giang 922202 ベトナム


次回は行きたい! 海に沈む夕日を眺めるルーフトップバー INK 360 Rooftop Bar in Phu Quoc

島の西側、ロングビーチ沿いにあるインターコンチネンタルホテルのバー。海に沈む夕日を高い場所から眺めることができるお店です。

INK 360 Rooftop Bar in Phu Quoc
InterContinental Phu Quoc Long Beach Resort Bai Truong, Kiên Giang 92000 ベトナム


「町スパ」でリーズナブルに癒やされよう! Lara Spa

ホテルのラグジュアリーなスパも良いのですが、フーコック島には町なかのスパ施設も多数あります。嬉しい低価格でマッサージを受けて極楽気分、とってもおすすめです。私が行ったお店は1時間のマッサージが30万ドン(1600円台)という破格値でした(島内だいたい同じような金額でした)。ハノイの相場よりも安かったです。
グーグルマップで「SPA」で検索すると、こんなにあるの!? ってくらい出てくるのですが、どのお店もプログラムや料金といった情報が見つけられません。そこで! 撮ってきました料金表。

えーいこうなったら飛び込みで(いっぱいだったら別のお店をあたろう)と行ってみたら大当たり。こった身体をほぐしてもらいました。

こちらでお待ちくださいエリア

確実に行くなら、ホテルの人に電話して予約してもらうのが良いと思います。
町スパ、私が行ったのは空港より南、ロングビーチ沿いのリゾートホテルから行きやすい場所のお店でした。ダウンタウンに向かう海沿いの道(Xin Chao seafood restaurantの通り)などでも何軒も町スパがありました。気軽にトライしてみましょう。

Lara Spa
Đường Bào, Phú Quốc, Kien Giang, ベトナム


胡椒が実っているのを見に行こう! 胡椒農園のファームツアー

フーコックの2大名産品はヌックマム(魚醤)、それに胡椒です。胡椒の実がなっているの、見たことありますか? 毎日使う身近な調味料なのに、見たことなかったなあと胡椒農園にGO!
フーコックは名物の麺だって魚介です! で紹介したBún KIẾN - XÂY (Bạch Đằng)のお店の前からGrabで車を呼び、農園を案内してもらえるファームツアーをやっている胡椒農園 Phu Quoc Countryside まで行ってみました。

ちなみに帰りはここ離れてるからGrab来ないよ、と言われ(がーん)農園の人にタクシーを呼んでもらいました。

ファームツアーは予約不要でした。ファームツアーに参加したいんですが、とレジのところで頼むと、「じゃ、そろそろ行きましょうか」って感じで案内されるゆるやかな感じでした。
ツアーを始める前に(後の人も)、胡椒を使った製品の試食をさせてもらえました。ほの甘いグリーンマンゴーにつけて味見です。

中でもすっごくおいしいと思ったのが、胡椒とヌックマム(魚醤)と砂糖をあわせたペースト。フーコックの名産品である胡椒とヌックマムの夢の共演です。

ファームツアーに出発です。英語で案内してもらえます。胡椒農園はこんな景色がひろがっていました。

この目で見たかった胡椒の実。沖縄の海ぶどうみたいな形です。

熟すと実は赤くなります。

緑の実を乾燥させるとブラックペッパーに、赤く熟した実を水につけて表皮を取りのぞくとホワイトペッパーになるんだそうです。

ツアーの後、日本ではめったに味わうことのできない、生の胡椒を房ごと使った料理も食べることができました(別料金)。生の胡椒を噛んだ時のスーッとするような鮮烈な風味が病みつきになります。食べるとじわっと体があたたかくなります。

魚の生胡椒煮込

胡椒を購入して帰りました。

ダウンタウンの夜市で生の胡椒を売っているのはあちこちで見たのですが、フーコック島内のレストランで生胡椒を使った料理を探したものの見つけられなかったです。農園内のレストランは生胡椒料理を食べる大チャンスでした。

ダウンタウンのナイトマーケット

Phu Quoc Countryside
Group 3, hamlet, xóm Mới, Phú Quốc, Kiên Giang 92222 ベトナム

フーコックのビーチは日没に。海に沈む夕日と一緒に泳ぐ幸せ。

フーコック島には数え切れないほどホテルがあります。内陸のお手頃ホテルも魅力がありましたが、オンザビーチのホテルを選んでよかったなと思ったのが日没の時間でした。思い立ったら好きな時間に、部屋からすぐにビーチやプールに出られるのが良かったです。

日没はもうすぐ、急げ!

西側のロングビーチ沿いにあるホテルからは、海に沈む夕日が見られます。日中は暑くて、ビーチに出ると溶けてしまいそうと尻込みしていました。日没だったら日焼けの心配も少ないし、溶けるような暑さも無いし、これは良いなと! 沈む夕日と一緒に泳ぐの、とてもリラックスできました。

1泊目は泳ぎながら日没を見ました
日没のプールサイド。鏡のよう。
2泊目のホテルの部屋から
2泊目はホテルの映えるブランコを
漕ぎながら日没を見ました

こちらの記事も、是非読んでください。

ビーチでSUP(スタンドアップパドル)のレンタルが無いか、ホテルに聞いたのですが残念ながら無いとのこと。代わりにSUPの入った1日のオプショナルツアーを紹介されました。そこまでしてやらなくてもいいのよねー(気軽に1時間くらいでいいんだけど)と思い、今回はSUP無しで過ごしました。

市場で果物を買って部屋で食べよう! Chợ Đường Bào

「熟れたトロピカルフルーツを市場で買って、ホテルの部屋で存分に食べる」って、わくわくしませんか?
3月のベトナム、トロピカルフルーツが果たしてあるのか? も謎なまま、Grabで市場にやってきました。空港の南側エリアのChợ Đường Bàoです。
魚、野菜、果物といった商店がパラソルを広げて露天で商売していました。

果物屋さんを発見。シーズン的に柑橘系が多い印象でした。

パパイヤは無し、マンゴーがありました。
1キロ当たりいくらと決まっていて、はかりに乗せて合計を計算します。この時は1キロ70,000ドンと言われました。
お店のおばあちゃんと、あーでもないこーでもないと熟れたマンゴーを真剣にセレクト。
大きめのマンゴー4個で500円台という幸せな価格でした。食べるの楽しみ!

ホテルに戻り、フロントでお皿とナイフを貸してと頼む(自分で切ろうと思った)→それならレストランで切ってきてあげる、マンゴー預かるね、となり→(4つ買ったうち2個でいいって言うの忘れちゃった!)と思った矢先、大皿にどどーんと大迫力の切られマンゴー4個分。どーすんのよコレ状態の大盛マンゴーを海を見ながら食べました。

ロビーで、ラップかけてくださいを待っているところ(清掃のおばちゃんがこれ凝視してニンマリ頷いていました)。

快くマンゴーを切ってくれたホテルの皆様に感謝です。

フーコックに2泊。あえて1泊ずつ違うエリアに泊まってみた。

1泊目:フーコックの空港より南側、ロングビーチ沿いのリゾートホテルでのんびり。無料の空港送迎も頼めてお得感大。
→THE SONAGA PHU QUOC

2泊目:空港より北側、ダウンタウンの賑わう夜市エリアに歩いて行ける(かつ海沿いでプールありのホテルにしよう)古そうだけど良い立地。
→Sun Việt Resort Beach & Spa

と、静→動 のように変化をつけました。1泊ずつ全くイメージの違うエリアを楽しむことができて良かったです。予約は今回はアゴダで取りました。なるべく安く、でも海沿いとプールは譲れないという条件で探しました。

1泊目のホテルに2連泊だったら、賑わうフーコックのダウンタウンを体験せずに終わってしまったかもしれません。

ダウンタウンの夜市

2泊目のホテルに2連泊だったら、ビーチでのんびり楽しむのはできなかったと思います。ホテルの前はビーチではなく岸壁の一部みたいな感じでした。隣の敷地にパブリックビーチ(なのかな?)がありました。

滞在中日本語は聞かず。みんながまだ知らない穴場リゾート フーコック島へ!

フーコック島にいる間、日本語を聞くことは一度も無かったです。呼び込みなど、韓国語で話しかけられることが多かったです。
フーコック島のベストシーズンは乾季の12月~4月、中でも1月~3月は晴れの日が多いそうです。
次の旅は、日本人がまだあまり行っていない穴場のリゾート、フーコック島を狙ってみませんか?

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フーコック島の旅は、本当に久しぶりの海外の旅でした。丸3年のブランクの後の個人旅行、しかも一人旅で、おっかなびっくりでした。

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