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新たにスタートした生配信事業のこと

コロナの影響をもろに受け、売上が前年同月比8割減とか笑っちゃうくらいの状況になった2020年。


このままじっと静かにこの嵐が過ぎ去るまで体育座りして待っていようかとも思ったけれど、そんなワケにもいかないと、
コロナだからこそチャレンジできることもあると、一歩踏み出してみようと決めたのが2021年の3月くらい。

うちの人にそそのかされて・・ 
じゃなかった、素晴らしきアドバイスを受け(って書いとこう、読むかもしれないから)
セミナーなどのライブ配信を、一眼で後ろボケさせつつかっこいい映像とスイッチングで届けられたらいいのでは?と。

私も深く考えずとりあえず動いてみる人間なので、
「やってみるー」と準備することにした。

「ATEM MiniのExtreamっていう8チャンネルのが出たよー」
私「8チャンもいるの?」

「一眼にこだわりたい」
私「ビデオカメラじゃだめなの?」

知識が無さすぎる私は『分からないことが分からない』時期がだいーぶ続き、
だけれども怖いもの知らずなとりあえず突っ走るB型なので(っていうとB型のみなさんに怒られちゃうかな?)石橋を叩く前に走り切ってしまえ、とスタートしたものの
思わぬところでドボンと落とし穴にハマるお決まりのスタイルで進んでいます。

準備をするにあたり、沼津市鳥谷の『ミュージック ラフェスタ』のDTM(DAW)レッスンでお世話になっているミュープロダクト

の井出先生には大変お世話になり
HDMIケーブル1本買うところからATEMの操作に至るまで、とても丁寧に相談に乗っていただき感謝しています。

オンラインセミナーや各種セレモニーの生配信、音楽ライブの生配信など、ハイクオリティーなライブ配信サービスをされているミュープロダクトさん。こんなにできる方、静岡県ではなかなかいないと思います。

そんな井出先生にいろいろと教えていただきながら、
先週初めてライブ配信サービスデビューをしました。

記念スべき第1回目の生配信サポートデビューは
静岡県の清水町交流センターで行われた
神南臣之輔さんの「A4」1枚アンケート販促法セミナー。 

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会場参加ありのzoom配信、いわゆるハイブリット型です。


今回の使用機材はこちら
・一眼SONY α6600 × 2
・ビデオスイッチャーBlack Magic Design ATEM Mini Extream ISO
・MOUSE PC DAIV 5D-R7
・三脚 SLIK GX7500


Zoomのこともまだしっかり分かっていないのに
カメラのことも数%しか分かっていないのに、

主催者さんから「機材を購入したとお聞きしました。撮影してもらえませんか?」とお声をかけていただけたことが本当にありがたくて。。


ATEM MINIはイーサネット配信ができるので、ATEMから直配信するのか、それともOBSを使って配信するのか。
「生配信」と一言で言っても、それはそれはいろんなパターンが想定されるので、まずはそこをクリアにしないといけない。

今回の会場はLANケーブルが来ていなくて、ポケットwifiを使用しての配信。

生配信でいの一番に確認しないといけないのは
回線スピード。

Fast.comでスピードを測ります。
時間帯などによっても回線スピードが変わるので気をつけましょう(と、受け売りですが)

生配信ではアップロードの速度がすごく重要。

今回は主催者さんがzoomでの配信を準備されていたので、
OBSを介しての配信になりました。

回線速度は下りが64Mbpsに対して上りが14Mbps。


とにかくリスクのないよう、配信設定をしました。

映像ビットレート

OBS「設定」→「出力」→「配信」→「映像ビットレート」→3500Kbpsに。
(映像ビットレートは最低でも2500Kbps以上で)

「音声ビットレート」は160に。(下げれば下げるほどAMラジオのような音質になる。音楽ライブの配信と違ってセミナーの音声であれば最悪160でオッケー)

映像は1080の30フレームに設定。(欲張らず安全な道を)


そんな感じで当日。

初めてのことなので、なんてことない三脚を立てる手が震える(大丈夫か?私)

でも緊張って自分で作り出そうとしても作れないことだからありがたいよなあ、
なんて考える余裕はとてもなく・・

講師の先生のパワポを会場のプロジェクターとzoom用にHDMIで分岐。
するはずが、分岐がうまくいかず・・・
HDMIのスプリッターは言うこときいてくれるときとそうじゃないときがあるよと聞いていたけれど・・ この辺りはもうちょっとお勉強しないといけないですね。

分岐できなかったのでパワポデータを講師の先生からデータでもらい、
こちらのPCでパワポを立ち上げ、本番は講演に合わせてこちらもページを送るというアナログスタイルで。


生配信はトラブルがつきもの。
とにかく数をこなしていろんな経験をして、トラブルに瞬時に対応できる力を養っていきたいと思う。

そして、まだ慣れない私は本番前に緊張して、
スムーズにいかなっくってあわわわあわわわしてしまったけれど、

一個一個のトラブルが、意外と凡ミスだったことに気づいたりして。

改めて振り返ると、馬鹿ぁ、私!って思ってしまうけれど、リハーサルも含めて、焦ったトラブルを書き留めておこう。


①「あれ?一眼から映像が来ない。真っ黒だ」→レンズのフタがついたままだった
②「音が出ない」→ATEMの音声がOFFになっていた
③「OBSのシーンがちゃんと出ない」→原因不明だけれども一回シーンを削除してもう一回+ボタンで映像キャプチャや音声キャプチャを追加するともとに戻ったりする
④「映像やっぱり出ない」→USBの抜き挿しで解消されることも


緊張していてテンパってたりすると、凡ミスにすら気づけなかったりするから、とにかく落ち着こう。


そして、当日はどうしたって余裕が無くなってしまうものなので、前日までにやれる限りの仕込みをしておこう。


生配信にあたっては、雑誌「VIDEO SALON」も大いに役立ちました。
そして、いろんな方が上げてくれているYouTubeにも助けられました。

分からないことが分からない状態だと、検索キーワードがわからなくって途方に暮れてしまったりするけれど、
とにかくやってみる!それが大事だと気づいた今日この頃。

これからも経験を重ねて、編集動画のようなクオリティーを生配信で作っていけるレベルまで持っていきたいなと思っています。


5/20は2回目のzoom配信です。

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丁寧なお仕事を心がけます♪





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