【944/1096】自分を大切にするって?
今日は呼吸のお稽古。
今月は先月の続きで「頭がぐるぐるしちゃう」ときがテーマ。
頭がぐるぐるしちゃうときは、身体の重心があがっている。
息もあがっている。
だから、重心を落として、息も深くする。
そうすると、どう変わるか?を動きを通して体感する。
その中で、いつも自分を後回しにして、人の世話ばかりしていて、自分がどうしたいのかがわからなくなる。
わからなくなるから外側に正解を探しに行ってしまうという話があった。
誰かを大切にするとき、その人が何をしたいのか、したいことを丁寧に聴いて、出来ることをサポートする。
それを自分にはしない。
自分を大切にするって、どうするんだろう???
私も、10代の頃から心ある友人たちが口をそろえて
「もっと自分を大切にして」
と言ってくれていたが、はて?自分を大切にするとは?と頭が真っ白になっていた。
自分を大切にすると、すごくわがままになってしまうのでは?、自分勝手にふるまってしまうのでは?と恐れが強くなってできなかった。
自分の中に基準がないから、どうしたらいいかわからなくなる。
ありのままの自分を大事に、とかふんわりしたものを基準にすると、ふんわりとしか行動できない。
では、どうしたらいいか?
自分の息を守ればいいのである。
日常の動作で自分の息を止めないということが、自分を大切にするということだ。
息を止めなくてもいいところで、息を止めていることに気づいてやめる。
それが自分を大切にするということである。
なんと明確な基準であろうか!
そして、自分を大切にすると、人のことも大切にできる。
息を止めないでいると人の話がちゃんと聞ける。
というわけで、息を止めない動きをお稽古し、これを日常でやればよいことを実感してもらった。
重心も落ちて、呼吸も深くなる。
終わった後の顔がゆるんでいて表情も最初とは全然違っていた。
日常をこれにすればいいのか!と持ち帰ってもらえてよかった。
(月二回の呼吸のお稽古は今からでも参加できます。お問合せください。)
では、また。
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