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アイメッセージ(I Message)のおススメ♡

心理学系の本を読んでおられる方はご存じの方も多いかと思いますが、家庭内で軽くいざこざが発生した時、つい使いがちなのが
「あなたは○○」「あなたはどうしていつも○○なの!」という類の言葉で、これは相手が主語になっているYou Message。

それに対して、私はこう思う。私はあなたがこう言った事がとても悲しかった。というように私を主語にして言葉を伝える事が、I Message。

これ、誰の本を読んで覚えた言葉かすっかり忘れてしまったのですが、
この言葉はとても心に染みて、今はユーメッセージはほとんど使わなくなりました。(自覚がないだけかもですが)

あなたは○○ だねって言われると、ほっといてよ、勝手に決めつけないでよ、という話で、^^;
自分がそう言われると私はとても嫌です。

【例1】
例えば、「あなたは真面目だね」と言われると素直に受け取れないのだけど(へぇ、そんな風に見えるのね、本当はちっとも真面目じゃないのに。と、私は考えがち。)
だけど、「あなたはとても真面目な方だと私は感じています。」と言われたら、素直に嬉しくなりませんか?
同じ事を言われているのに、不思議な事に、ニュアンスが少し違いますよね。

【例2】
食器の片付けをしない子供に「あなたはいつもそう。自分の食器は片付けるって約束したよね」と言うより、「食器を片付けてくれると嬉しいな。助かるな〜」と言われたのでは、感じ方が違いますよね。

【例2】は、次男に試した事がありました。「急にどうしたの気持ち悪い」って言われました(笑)

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ところで、スタエフでフォローしている、あるギタリストさんがお話されてたんですが、
小学生の娘さん(3年生だったかな)が、ずっと習ってきたピアノをやめたいと言ってきたそうです。
無理に続けさせようとは思ってないけれど、せっかくここまで習ってきたのにもったいないと思った彼は、
説得ではなく、自分の気持ちを伝えたそうです。「パパはちょっと悲しいな。」と。
そうしたら、もう少し続けてみると返事が来たと。
このやり方は、確信犯的でなく、本当にその気持ちを持っているならとても自然で、自分の気持ちを伝えたらあとは娘さんに決断を委ねるという事であれば、凄くいいやり方なのかも❤︎と思いました。

アイメッセージは、夫婦、親子、他人、どんな場合でも、人間関係を円滑にする魔法の伝え方、なのかもしれません。

もし、「あなたは◯◯」と言いたくなった時は、一旦冷静になって、自分の気持ちをそのままふんわりと相手に伝えると、関係性が拗れる危険を回避出来るかも。
試してみてくださいね。

それではまた。
最後までお読み頂き
ありがとうございました❤︎