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ヘアアレンジ不要!究極の「ひとつ結び」マニュアル

2023/7/29 リリースしました!

たくさんの方にお手に取っていただきありがとうございます!


はじめに

このnoteは「ひとつ結び」に特化したnoteです。ここには、手の込んだアレンジなしでもこなれた感じが出せるひとつ結びの作り方が書いてあります。

ヘアアレンジ本でよく見かける以下のアイテムやテクニックは、このnoteには登場しません。

・編み込み
・アメピン
・コテ
・くるりんぱ

そのため、編み込みやアメピンを上手に使いこなせる人には、このnoteは少し物足りなく感じるかも。

ですが、もしあなたが下のチェックに一つでも当てはまるとしたら

☑ひとつ結びをすると老ける
☑だけど結局ひとつ結びがラク
☑頑張ってヘアアレンジしても時間が経つとボサボサ
☑美容院でセットしてもらっても翌日にはひとつ結びに戻っている
☑コテをうまく使えない、やけどした経験がある
☑とりあえずくるりんぱしてアレンジした感を出している

このnoteがきっと役に立つはずです。


不器用で、
これまで何度かチャレンジしてきたけれど
どのヘアアレンジもうまくいかなかった。


そんなあなたに届けたいnoteです。

もしあなたが
ヘアアレンジがうまくいかなくて
悩んでいるとしたら
まずはこの言葉を送りますね。


ひとつ結びでいいのよーーーー!


多くの人は、こなれた髪型というと、手の込んだアレンジや難しいテクニックが必要だと思いがち。でも、こなれ感を出すために本当に大事なのは、土台となる習慣づくりです。


なぜなら、ヘアアレンジや難しいテクニックは、土台があってこそ成り立つものであり、その土台は日々の習慣から築き上げられるものだから。


たとえば、雑誌やヘアアレンジ本でこんな言葉を見かけたことはありませんか?

例)
《ゴム1本でできるかんたんアレンジ》
STEP1.事前に全体をコテで軽く巻いておきます。
STEP2.手グシでさっとまとめて・・・
STEP3.・・・・

注目するのはここ。
↓↓
「事前に全体をコテで軽く巻いておきます。」

サラっと書いてありますが、この一文こそが、こなれヘア最大のキモなのです!



ヘアアレンジがうまくいかないほとんどの理由は、このSTEP1までの工程がうまくいっていないから。コテで巻くのが苦手な方だと、ここを省いてSTEP2から始めちゃう方も多いのでは?

まさにヘアアレンジが苦手だった私がそうでした。コテをうまく使えなかったので、ずっとSTEP1をしないままアレンジに挑戦しては、「簡単って書いてあるものすら不器用な私には無理なんだ・・・」って挫折していたんですよね。今思えば、1番大事なステップをしていないんだもの、そりゃ失敗するわって感じです。


でも大丈夫。
苦手なコテを使わずにこのSTEP1を攻略する方法が存在するのです。


それが、
土台となる習慣づくり。

STEP1の段階、もっと言えばそれ以前のSTEP0(ゼロ)の段階からアレンジの土台をちゃんと作っておけば、STEP2以降が多少クシャっとなってもこなれて見えるようになっちゃうんです!


世の中にはヘアアレンジについての本や特集がたくさん出ていますが、ほとんどの場合、この大事なステップは「事前に巻いておく」というたった1行で済まされたりすることが多い。

なぜこんなにも大事な部分が省略されがちなのでしょう。

その理由は、本を出したり特集を組んだりするようなプロの美容師さんやアレンジが得意な人にとって、コテを使って事前に全体を巻いておくのは歯磨きをするのと同じくらい当たり前のことだから。

一方で、これまであまりヘアアレンジが得意ではなかったアラフォー女性にとっては、コテを使うことはハードルが高い。というか、そもそもアレンジにそんなに時間をかけていられない・・・というのがリアルなところなのではないでしょうか。


そこで今回のnoteでは、STEP0~1の部分について、不器用な方、忙しい方、これまでヘアアレンジをあまりやってこなかった方でも挑戦しやすいような方法を綴ってみました。


自慢じゃありませんが、私は昔からヘアアレンジが苦手。中学時代は安定の毎日二つ結び、高校の部活はバリバリの体育会系でベリーショートと、おしゃれへアとは無縁の生活を送ってきました。

苦手の理由は二つあって、一つ目は手先が不器用なこと。三つ編みをすればぐちゃぐちゃ。ピンを何本留めても結局ピンが落ちてくる。お団子を作ればパイナップルのように短い毛が飛び出す。特にヘアアレンジは頭の後ろが見えにくいので、不器用な私にはエベレスト登頂並みにハードルが高すぎました。

そして二つ目は思い通りにいかない頑固な髪質。元々かなりのくせ毛で、毎朝洗面台の前で必死にアイロンで伸ばすものの、雨の日や汗をかくとすぐに湿気でクルンとなってしまいます。どんなに頑張ってもうまくいかない自分の髪質がキライで、同級生でアレンジ上手な子のふわふわの髪を見ては、「あの子は髪質がいいからな~」とか「器用な子はいいな~」などと羨ましく思っていました。

社会人になった後もアレンジコンプレックスは続きます。美容院できれいに巻いてもらっても次の日には再現できず、結局ひとつに結んでしまったり、頑張ってコテを使っても汗だくになって巻きが全部取れてしまったり、苦手意識はますます強くなるばかり。

そうこうするうちに、結婚して子供ができて生活が180度一変!家のこと、子どものこと、やらなければならないタスクに追われて自分の髪型なんてかまっていられません。自分のことは後回し状態に。
美容院に行くのだって、何日も前から夫とスケジュールを合わせて、夫に子どもを預けたほんの数時間で済ませなければならない。

髪型に気を配るどころか、自分がおしゃれすることにどこか諦めすら感じていました

私のあか抜けない髪型遍歴
↓↓

左:アパレル時代、右:子育て時代


左:専業主婦時代、右:起業してすぐの頃


そんな、自分を見失いかけていた私を救ってくれたのもまた、おしゃれ(=ファッション)でした。

完全なるおしゃれ迷子から脱出してファッションを仕事にするようになった経緯についてはこちらの記事に綴っています。
↓↓

ただ、問題が1つ。いざおしゃれになりたいと思っていくら服を買っても、鏡を見ればどこかあか抜けない自分がいました。「これは何かが足りないな?」とその原因を探ったところ・・・

その原因は「髪型」だったのです!


そう、ヘアアレンジが苦手だった私は髪型がイケてなかった。

これは第1弾のマニュアルシリーズ『【保存版】大人のおしゃれマニュアル』でも触れていますが、

ファッションは髪型が8割

街を歩いていても、髪がきれいな人って後ろ姿だけで素敵なオーラが伝わってきますよね。大人世代の女性でも、髪の毛がちゃんとお手入れされている方はやっぱり気品がある感じがします。

髪型というのはそれくらい人の印象に影響が大きいもので、同じ服を着ても高見えしたりスタイルアップして見える反面、髪型によっては安っぽく見えたりダサ見えしたりしてしまうのです。

つまり、どんなにお金をかけて服を完璧にしても、髪型がイマイチだと全体がイマイチあか抜けない印象になってしまう。

そ、そんなの悲しすぎますよね。。。


とはいえ、髪型を何とかしろと言われても、不器用でヘアアレンジもできない私にはかなりのハードル。これは困りました。

それに、ひとつ結びはこれまでの人生を共に過ごしてきた相棒。今さらはいサヨナラなんて簡単にはできません。

それでも頑張って簡単と言われるヘアアレンジを試すものの、どれもなかなかうまくいかず悩んでいたある日。

ふと思ったのです。

いっそのこと、
ひとつ結びをおしゃれにすればいいのでは?

ひとつ結びでおしゃれに見せることができれば、気合いを入れて何時間もかけて鏡の前で奮闘しなくても、今の自分に自信をもって笑顔でいられるようになるんじゃないかって思ったんですよね。

そこで、ひとつ結びでおしゃれに見える方法を研究して実践したところ・・・ヘアアレンジが苦手な私が、

今日の髪型素敵ですね!(実は起き抜けのまま)
どこの美容院行ってるんですか?
いつもおしゃれですよね!

井川さんのファッションが好きです♡
井川さんってセンスありますよね。

ありがたいことに、こんな風に褒めていただけるようになったんです!!!未だに滅多にコテを使わないし、ピンもうまく留められない私がですよ。


もう、自分が一番びっくり(笑)。


ひとつ結びを極めただけでこんなにも周りの反応が変わるなんて、思ってもみませんでした。

そして思いました。

この方法をもっと多くの方に知ってもらえたら、毎日忙しくも全力で頑張るママたちが少しでも笑顔になれるんじゃないかなって。「どうせ私なんて」とおしゃれになることを諦めていた方が、「これなら私にもできた」「私っておしゃれしてもいいんだ」と自信を持つきっかけになるんじゃないかなって。

今回のnoteは、忙しいママたちでも挑戦しやすいように

■いかに朝の時間が時短になるか。
■いかにこなれ感が出るか。

この2つを重視しています。

美容師さんでもアレンジが得意でもない、不器用の塊のような私だからお伝えできること。それが、この「ひとつ結びマニュアル」です。

目次はこんな感じ。


はじめに
第1章 あか抜けないのはココが原因です。
第2章 こなれヘアの必須条件2つ
第3章 美髪の大敵!NGな習慣
第4章 こなれ感UP!ひとつ結び大解剖
第5章仕上がりに2倍差がつく超重要ポイント
第6章 《長差別》こなれ前髪の作り方
第7章 ここまでできる!ヘアアイロンを効果的に使う方法
第8章 《実践》これが究極のひとつ結びだ!
第9章 勝負はここから始まっている
第10章 努力不要。楽してひとつ結びがこなれる裏ワザ
第11章 時短♪簡単♪おすすめ美髪アイテム
おわりに



気になる章はありましたでしょうか?
かなりボリュームがありますが、ステップ0~1を細かく分けて書いているだけなので、一つ一つはとても簡単。いきなり全部はちょっと・・・という方もどれか一つでも取り入れてみると違いを実感していただけると思います。



当たり前すぎて語られもしないことの中にこそ、
秘訣がある

「何時間も頑張っておしゃれしましたー!」という感じではなく、

「あれ、あの人さりげないのに素敵!」
「自然体なのになぜかおしゃれなんだよね~」

という人を目指したい方はぜひご覧ください。


ヘアについての基本的な考え方(土台づくり)についても書いているので、今ショートカットの人でも役に立つと思います。

それでは、始めます。


第1章 あか抜けないのはココが原因です。

ひとつ結びにすると、

☑なんだか老けて見える・・・
☑疲れて見える・・・
☑あふれ出る生活感・・・

こんな風に感じた経験はありませんか?


その原因は、ただひとつに結んだだけだから。

え、ひとつ結びって、ただひとつに結べばいいわけじゃないの?

と思われたかもしれません。


そうなんです。


「髪をまとめてゴムで結ぶ」


たったそれだけのことなのですが、ただひとつに結ぶのと、私がこれからお伝えする究極のひとつ結びでは印象が全然違います。


ではまず、ただひとつに結んだだけのひとつ結びをご覧ください。
↓↓

この写真を見て、あなたはどんな印象を受けますか?

老けて見える・・・
なんか疲れてる・・・

おそらくおしゃれな人には見えないんじゃないかと思います。どこか「自分に手をかけていない感」が出てしまっていますよね。


一方こちらがポイントを押さえた究極のひとつ結び。
↓↓

いかがでしょう。
まるで別人のようじゃないですか?

光や角度の違いは多少ありますが、室内の同じ場所で撮影したものです。ビフォーアフターで比べてみましょう。
↓↓

同一人物です。


左の写真はどこか疲れた印象であるのに対し、右の写真は若々しくておしゃれな印象ですよね。そしてなんだか顔も小さく見える

きっと右の写真からは「ちゃんと手をかけていますよ、髪型に気を遣っていますよ」という感じが伝わってくるのではないでしょうか。

そうです、大事なのは「ちゃんと手をかけていますよ」「自分の魅せ方を知っていますよ」という印象を与えること。
もちろん実際に手をかけて凝ったアレンジをしてもいいのですが、手をかけている印象はひとつ結びでも十分出せるんです。

手をかけたひとつ結びでは、あるキーワードが大事になってきます。


それは

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