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MBA勉強中の配偶者の妻

アメリカはMBAを取っている方や取られた方は日本に比べると多いと思います。 

私のクライアントの中にもMBAを取られた方、実際に勉強中の方と結構いらっしゃいます。 

先週、X(旧Twitter)で、「MBAは有名な大学じゃないと意味がない」と発言された方のコメントに同じくMBA取得中の方が「傷ついている」という投稿をされた方がおりました。 

勉強することって何でもそうだと思うのですが、どんな目的で勉強をするのか?だと思うんです。 

もちろん、キャリアを積んでいくうえで、この試験に受からないと仕事が出来ないという職種もあります。 

でも、MBAはこれが無いと仕事が出来ない、キャリアが積めない分野ではないと思うんですね。

それでも、取りたいと思う方は、その目的がしっかりとしていて、それを達成したいから取るんだと思うんです。 

特にMBAはビジネス、経営学を学ぶ場で、将来、経営者になりたいとか、今の会社で更に経営層へキャリアアップしたい方とかが多いと思います。

少し前に、会社が社員へ”将来経営層や幹部候補生になってもらいたい”と学費を出してMBAを取らせるために海外に2年間とか出向をさせるということがありました。

結構、流行りのような感じもあって、でも、MBAを取得後に会社を辞める人が結構続いていているようなニュースも見たりして、中々難しいなと思いました。

当時は、「そもそも日本の会社がMBAをよく理解していない。」
「MBAを取得後に社員のキャリアをきちんと伸ばしてあげられない」などの話もよく聞きました。そんな背景から、折角会社が大金を払っても社員はMBA取得後に辞めてしまうということも多々あったのだと思います。 

MBA取得後に会社を退職して、次のキャリアを積んでいこうと決める人は多いと思います。 

約2年間で得られるものはとても大きいのだと思います。

特に海外のMBAを取られている私のクライアントさんは、
沢山の人種や国籍の人と一緒に学んで色々な考え方を学びたいし、ディスカッションをしたいと言っています。 

さて、話は変わって、私の旦那さんは、長男が1歳半、次男が7か月くらいの時にMBAの勉強をしていました。香港に居た時に香港科技大学とアメリカの North Western University (Kellog)ビジネススクールで2年間学んだのですが、週末は、1回は週末金曜日から日曜日までキャンパスに宿泊し、勉強、その間にシカゴやイスラエルなどにプログラムの一環で家を不在にするなどがありました。 

MBA取得者へフォーカスすることは多いですが、MBAに限らず、配偶者が勉強をしている間の配偶者はそれはそれで結構大変なんです。特に乳児を二人抱えての2年間は結構大変でしたよ。 

まー、それでも彼は無事に卒業をし、今でも仲間やOBとのつながりは深く、今も私たちの住むカリフォルニアのオレンジカウンティの代表としてネットワークを広げています。

MBAを取った彼から、私がビジネスについて学ぶことも多く、毎朝の犬の散歩中は、時々ビジネスの話でヒートアップしたりして、正にMBAディスカッションです。笑。 



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