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インド旅行記 ⑥チリン村、レーで占い!?

今日はザンスカールからレーに戻る。

行きは12時間のアドベンチャードライブだったため、帰りも同じ感じになるかと覚悟した。

スーパーガイドさんチュンツェさん達にも交通状況を調べていただいた。
今年3月にできた新しい道があり、今はまだ軍が使ってて、一般道路としては使われてないが、行きで通った道が雪道のため、午前中特別に使わせていただくこととなった。
この道だとなんと6時間で帰れる!

その際、通り道となる銅製品で有名なチリン村にもよった。
早速写真と共に振り返ろう!

とりあえず早めに朝4時ザンスカール、パドゥムを出発。
朝まだ暗く写真が撮れなかったが、星がとても綺麗に見えた。

もはやGoogleマップにもまだ載っていない道
でレーへ目指す。

この道はザンスカール川という川沿いに新たにつくられている道。
この道ができるまで、ザンスカールでは冬になると雪で他の街との道が閉ざされてしまうため、凍ったザンスカール川の上を歩いて行き来をしていたらしい!!ひええ!

今回この道が開通することで
冬でも車での通行が可能!!
ザンスカールもどんどん街並みが変わっていくだろう!
めちゃくちゃ早くチリン村に到着。
7時には着いた!
可愛い子牛がお出迎え
マニ車がクルクルまわりながら
湧水が出てくる
水が豊富なチリン村
ねこちゃん
今回チリン村の民家を訪れてみた
もう一匹ねこちゃんが!
アップで撮ってみる
可愛いな
玄関そばにかまどが!
民家の方がミルクティー出してくださった
ほっとする
チベット料理カンビールも出してくださった
この中に野菜などを詰めて食べる
硬めのパンのサンドウィッチみたいなかんじ
ホテルからパッキングしてもってきた朝食
サンドウィッチとゆでたまご
ここの民家のおじいさんとおばあさん
21人家族とのこと
多いな!!
天井はポプラの木と柳の木で造られてた
立派なキッチン
チリン村で有名な銅製品がずらり
興味を示すと沢山持ってきてくださった
おじいさんが伝統を継いでこの銅製品たち
全て造っている
一つ一つが細かくて立派
柄の部分は龍!なんて細かいの〜!
このコップ用の蓋に惚れ惚れして
お土産に購入
模様がほんと細かく綺麗!!!
さらに別の部屋に連れてってくださり、
造られた銅製品を見せていただいた
これは昔から使われてる
バター茶をつくるやつ
バターと水と茶葉を入れ、
この杖でこねこね混ぜてつくる
地ビールをためる壺
チリン村の民家のおじいさんが若い頃の写真
ずっと造ってこられたんだな〜
素敵だな〜
沢山保管されてる
アイベックスの角!
ほへ〜立派すぎる!
わお!
チリン村もあんずの花が咲いてる
見るとほっとする
別の博物館に連れてってくれた
昔使っていた地ビールを入れてた桶
コップやおたま
1番左はスパイスを擦ってたすり鉢
昔コピーがなかったから木の板に書いていた
これは版画
オンマニパドメフンの黄色の旗の版画!
確かにこの旗多量生産必要だもんな〜
お皿と版画
蝋に火をつけ灯りをつけてた
小皿
銅製品造る機具
穴を開けるやつらしい
こんな感じで穴を開けていたみたい
なんだか日本の土器と似てる
くぎ、トンカチ
銅鉱石
柄のドラゴンの目の部分
赤い石が入ってる
高そうだな
かっちょええ
ワインや地ビール入れてた
ベルトやナイフしまうやつも銅製品
so many!
水筒
銃!
弓矢!
馬につけてたやつ
楽器
公文書と笛
腕輪
入れ物
壺壺壺
絵描き道具
昔のコイン
チリン村には銅製品を造る職人が沢山いる
今回お会いできたおじいさん!
笛を作ってる様子
いい表情
おじいさんとパシャリ!
牛が沢山
周りも散策
のどか
山に囲まれてる
撮れなかったんだけど、
メッセンジャーバードがいた!
昔鳥に手紙をつけて運ばせてたんだって!

ヤクと牛のあいの子
ツノが立派なのが特徴
ゾのものまねする私
ちと眠そう笑
左はストゥーパ
右は僧侶さんがきた時にお祈りができる場所
昔の家
今は住まれてない
ゾの後ろ姿を最後にチリン村とお別れ
レーへ行くぞ!
10時くらいにレー到着!
今回お世話になるオマシラホテル
welcomeドリンク出してくれた
インド映画「きっとうまくいく」の俳優さんも
泊まったとのこと
え!ブラッドピットも泊まったらしい!
わお!素敵なホテルじゃない
あんずの花もやっぱり綺麗
ここでランチ
チベット料理チュタギー
アルチ村よりも味が優しめ
アルチ村の方がニンニクが効いてた
オマシラではメニューなく、
自分で食べたいものを言ってくスタイル
オンポという職があり、
チベット暦で占いをしていただいた!
地元の人は自分が店を始める時や結婚式、葬式の日取りなどオンポに聞き、いつが縁起のいい日か聞く
前世や来世について、病気のこと、今後の仕事のこともわかるらしい
サイコロも出てきた!
生年月日伝え見ていただく

まさかの私は前世高僧だったらしい笑
現世で頑張れば来世はビジネスマンの息子になるらしい笑
ただ現世でいい事しないと来世ニワトリに🐓
とても優しいオンポさんだった
沢山占ってくださった!
ここで出たお菓子があまりにも美味しかったのでパシャリ
レーの街を探索
ドライあんずが道端で売られてる
お手頃に上品なパシュミナが買える素敵なお店
迫力があるな〜!!
今回旅でお世話になった上甲さんのカフェへ
たくさんのパンが!
ラテアートもすごし!チーズケーキを堪能!
美味しすぎた!!!
夜ごはんは初日にきたラマユルレストラン
チベット料理チョプシー
あんかけあげ麺
チベット料理トゥクパ
お店によって味が違う
日が暮れる前に帰らねば!
おばちゃんがええ味出してる写真
地元ではチベット仏教を信じてる人が多いが、
キリスト教の教会もある
教会の近くにあったキリスト系の学校
帰り際お店があまりにもカラフルで
思わず立ち寄る
可愛い!
カシミールでペーパーで作られてるんだって!
これはコップやお皿にペイントしてる
様々な種類が!
今後の山登り用にここでゾウのペイントのコップを購入
歩いてたらありゃ?
道路に大きな穴が!
反対側には野犬がちらほらいる
工事中
街に慣れてきて初めて野犬を撮ってみた
めちゃくちゃおるでしょ?
日が暮れると野犬たちは吠えに吠え陣地取り大会が始まる
そそくさ歩き早めにホテルに着いて就寝

無事レーに戻ってこれました!

チリン村では「何でたくさん銅製品の職人さんが住んでるのか」伺ったら、当時の王様が仏像(今はこの仏像がティクセゴンパにある)を造ってと命を出し、職人がネパールから遥々やってきた。
その仏像のクオリティが素晴らしく、王様がチリンに永住していい権利を与え、そこから代々この地では沢山の銅製品職人が住むようになった。

ただ、引き継ぐ人がだんだん減っていってるという。伝統工芸の維持はどの国でもなかなか難しい。

造り続けたおじいさんの目はとてもまっすぐで素敵だった。
今回私はスプーンとコップの蓋をお土産に購入。
洗えばさらに磨きに磨かれピカピカになっていくらしい。

これから使うのが楽しみだ☺️

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