かげした真由子

かげした真由子(まゆちん) 西洋占星術、タロットを専門とする占い師、講師、心理療法家。…

かげした真由子

かげした真由子(まゆちん) 西洋占星術、タロットを専門とする占い師、講師、心理療法家。出版物「占い好きが幸せになれない理由」「命日占い」「魂占い」「はじめてのタロットBOOK」 https://lit.link/kagemayu

最近の記事

【音声】自分責めをやめられない【お悩み回答】

先月の蠍座の満月のライブ配信の際 お悩み募集をしたのですが 予想以上のたくさんのお悩みをいただいたので 順番にお悩みにお答えしていこうと思っています。 同じような悩みをもっていたり モヤモヤしている方の参考になるかもなので ぜひ聞いてみてくださいね♪ 【ご相談者さん】 ふみさん 30代女性 【ご相談内容】 自分責めを止められません。しんどいしきついし、いい加減止めたいです。でも現実として、「色んなことが上手くできない」自分が確かにいるのです。それを目の当たりにすると、どうしても自分責めループにはまってしまいます。どうやったら、自分責めを止めるもしくは減らせるでしょうか。 結論から先に言ってしまうと 自分を責めてしまう原因は、実は怒りを抑圧しているからなんです。 本当は外に向かいたかった怒りのエネルギーが 外に向かうことができず 自分に刃として向かっている。 だから、しんどいしキツイのは当然。 で、さらに「色んなことが上手くできない」 という完璧主義が追い打ちをかけて さらに自分を責めてしまう そんなループになっているのかなと思います。 上手にできない自分に対しての罪悪感が めちゃくちゃ強くなっちゃっているわけですが その罪悪感は 「誰かの期待に応えなきゃ!でも応えられない。申し訳ない」 という思いです。 でも、もう一層深いところにあるのは 「無条件に受け入れてくれないあなたに腹が立つ」 という気持ちです。 本当は何もできない自分でも受け入れてほしいよね、ってこと。 じゃあ、どうすればいいのかというと まずは自分の中に溜めてきた怒りを 外にちゃんとはき出すこと 怒りたかったのに 飲み込んでしまったこと それは違う!と思っていたのに 声をあげられなかったこと どんな些細なことでもいいから それをノートに書き出してみるといいです。 怒りを吐き出そうとするとき 「そうはいっても、自分も良くないところがあるし・・」 という部分がでてきたりするかもしれません。 そんなときは 「私だけが悪いんじゃない」 という風に言葉を書き加えてみてください。 また、自己責めしてしまうだけで 私は特に怒りを感じていない そう思う人もいるかもしれません。 怒りって抑圧しすぎると もはや何も感じなくなってしまうから。 もしノートに書きだしたいことが 何も思い浮かばないときは ・クッションをたたく ・1人カラオケにいく ・誰もいないところで大声を出してみる こんな風にエネルギーを外に出してみる という方法もあります。 そうすると意外と元気がでてきたりします。 ちなみに、占星術でいうと 怒りというのは、火星や太陽が担っているんです。 火星や太陽は、生きるチカラ(生命力)でもあるので これが抑圧されているということは やる気も生きる力も弱まっていくことになる。 火星と縁の深い牡羊座や獅子座の人とかだと 顕著に現われていたりします。 「火星病」って言っていいのかもしれないけれど 実は女性って火星を使い慣れていない人が多いんです。 それは、女性は月(受容や母性)を要求されてきた歴史があるからですね。 だから、使い慣れていなくても大丈夫 火星はノーという力、断る力でもあるので ノーをちゃんと表現することなのですが その力を育むためにも まずは、怒りのエネルギーを上手く出していくこと 自分の中の怒りをちゃんと認めることから。 だから、まずは書き出してみたり 実際に体や手を動かしていることをおススメします。 あとは 火星(男性性)の使い方は、お父さんから学ぶんですね。 もしお父さんが全く怒らないか、逆に怖い人だったら 健全な火星を学ぶことができない。 怒りって生きていくために 必要な感情なのだけれど 幼少期の影響によって 出してはいけないって無意識に思い込んでいる人も多いです。 それによって 自分の生命力となるエネルギーを上手く 扱うことができていないってこともあります。 だから 怒りを抑圧しているときは  ・訳もないのにイライラする  ・肩こりなど体に出たりする  ・やる気がない  ・やりたいことが分からない  ・ワクワクってなに?  ・喜びも分からなくなる こんなサインが出ていたりします。 なので、自分を責めてしまって 悩んでいる人には 一度騙されたとおもって 手を動かしたり、体を動かして 試してほしいなって思っています。 もはや理屈じゃなくてね 感覚レベルの話なので 頭で考えないことが大切です。 まとめると・・ 自分を責めてしまうときは 自分のなかの火星(怒り)をちゃんと育んでいくこと。 そのために まずは、エネルギーを外に出してみること。 行き場がなくて自分に向かっていた怒りのエネルギーが ちゃんと健全に外に向けられるようになると 自分を責める必要がなくなってきます。 また、嫌なことはちゃんとノーという 火星の健全な使い方を身に着けていく。 そうすると やる気も生命力も復活してきて 自分を責めるという形ではなく 現実的な課題に取り組む行動力に活かせるんじゃないかな と思っています。 【お知らせ】 まゆちんの無料オンラインタロット講座の受付は5月8日まで! https://iroironoiro.info/l/c/5ogU81PT/xHacH6Nd

    • お金を回している人の意識はどうなっているのか

      お金に関するテーマは 以前、金運を良くしたい時は「欠け」に注目する の記事でも書きましたが・・ お金の悩みって 実は案外シンプルだと思っている私。 (でも、深いんですけどねぇ) 今回は、もっと根本的なところ 「お金を回している人の意識はどうなっているのか?」 という視点から書いてみたいと思います。 お金を回している人の意識とは?そもそも、お金を回すためには 2つのチカラが必要になります。 それが「金運」に繋がっていくわけなのですが その2つのチカラとは 「稼ぐチカ

      • 物語と占いと占い師と

        今回は、前回に引き続き 物語をテーマに書いていきます。 (前の記事をまだ読まれていない方は 先に前回の記事を見てもらえると嬉しいです。) 私は占いを使って活動しているので 物語を語る以上 物語と占いとの関係は切っても切れないもの だと感じています。 でも、言葉にするのは案外難しいなぁ と思いながら・・ 今回もぼちぼち書いていきます。 占い師は物語を紡ぐひと私が占いに携わるようになってから 気づけばもう20年以上経ちましたが 占いを深めていけばいくほど 占い師って物語

        • あなたの心を揺さぶる物語はなんですか?

          今回は”物語”をテーマに記事を書いていきます。 私「かげした真由子」の哲学とでもいいますか まゆちんイズムの根底には 実は、必ず”物語”のエッセンスが流れております。 このnoteブログにつけたタイトル 「答えも意味もない世界をのびやかに生きる」 もそうですし 私が今まで創ってきたどの講座にも 今まで執筆してきたどの書籍の中にも 例外なく”物語”のエッセンスが散りばめられています。 ・なぜ人は物語に夢中になるのか ・心と物語の関係 ・物語と占いの関係 ・物語の威力

        【音声】自分責めをやめられない【お悩み回答】

        【音声】自分責めをやめられない【お悩み回答】

          「自分らしさ」と中年の危機

          今回は 「自分らしさ」にぶつかったら の続きの記事になります。 「自分らしさ」を理解しようとすると 雲をつかむような気分になりますが・・ それでも そこで多くに人が悩むということは 人がより心地良く生きるための ヒントが隠されているからだと思っています。 今回は、前回書ききれなかった 「自分らしさ」と中年の危機について 書いていこうと思います。 中年の危機とは?私が占いの現場にいるときに 「自分らしさ」に 特に悩む年代があったのですね。 それが、いわゆる「中年の危機

          「自分らしさ」と中年の危機

          「自分らしさ」にぶつかったら

          今回は、「自分らしさ」というテーマについて 深めてみようと思っています。 「自分らしさって何?」と聞かれたら あなたはすぐに答えられますか。 以前こちらの記事でも少し書いたのですが なんとも掴みどころのない言葉ですよね。 前々回と前回の記事でも 「人生」とか「使命」という 曖昧なつかみどころのない概念を どう捉えると良さそうかを書いてきましたが 今回も引き続き どのように捉えると生きやすくなるのか そんな視点から「自分らしさ」を 深めていこうと思っています。 ※まだ

          「自分らしさ」にぶつかったら

          使命って何?

          私は占いを使って活動をしていることもあり 「使命」について聞かれることがよくあります。 この「使命」って言葉は すごく曖昧で掴みどころがないものなんですよね。 ”これ”と固定化して決めつけられるものでもない。 私自身も『魂占い』という本を執筆する際に すごく考えていたことでもあるので 結局「使命って何だろう?」というテーマについて 私が考えていることを書いていきたいと思います。 使命によくある誤解使命という言葉は イメージだけが独り歩きしているような そんな印象も受け

          使命って何?

          人生ってなに?

          タイトルのとおり、いきなりですが 人生ってなんだと思いますか。 これには立場や視点によって本当に様々な答えがあると思います。 先にお伝えしておきますが人生とは何かについて ”正解はない”と私は思っています。 また、正解を提示したいわけでもありません。 では、なぜこの話をするかというと ・こう考えたら人生面白いんじゃないか? ・こういう前提だったら占いって結構使えるものかも? そんな考え方とか捉え方を提案できたらと思っています。 私自身、人生って楽しんだものがち!そ

          人生ってなに?

          タロットで引き寄せができる理由

          少し前から「引き寄せ」という言葉が、世間でよく使われるようになりました。 占いに疎い人でも一度は聞いたことがある言葉ではないかと思います。 「引き寄せ」とは簡単にいうと 「自分が引き寄せたい未来を現実にすること」 「引き寄せタロット」というタロットが出されているくらい タロットと「引き寄せ」は相性がいいのですが そもそも、なぜタロットで引き寄せができるのでしょうか。 それにはちゃんと理由があるので、今回はその話をしていきます。 理由その1:タロットは占いのために作

          タロットで引き寄せができる理由

          【魂のまま生きている人の共通点】

          最近、さまざまな素晴らしいご縁に 恵まれているまゆちんです。 そんな中、気づいたことがあります。 魂のまま生きてらっしゃる方って、 澱み(よどみ)がありません。 迷いや悩みはあっても 澱まない(よどまない)っていうか。 たぶんそれは、 与えられた分、 与えているからだと思うんです。 「じゃあ、与えることが大事なのね」 となります・・・が、彼らはむしろ 「与えられていること」に いつも気づいている人だと 思います。 意識して受け取っている。  だ

          【魂のまま生きている人の共通点】

          リアリティ

          心に刺さった棘を抜くときは 麻酔があったほうがいいよね。 私たちにファンタジーが必要なように。 ご都合主義と言われようがなんといわれようが。 一方、いつのまにか膨れ上がった空虚感ってのもある。 むなしい、つまらない・・・虚無感的な。 そんな空虚感をどうにかしたい時は、 ファンタジーは要らない。 むしろ虚無感が悪化する時も。 求めているの ”ほんとうのこと“ だけだもの。 、”ほんとうのこと“は、つかみどころがなくって、 逃げようとする。 ところがどっこい、どこか捕

          君たちはどう生きるか(見てきた感想。多分ネタバレなし)

          こんばんは、まゆちんです。 この夏、話題の映画、「君たちはどう生きるか」をお友達と見てきました。 多分ネタバレではないだろう感想をば。 まだ見る前の人は、見ない方がいいかもです。 ・ ・ ・ ・ ・ 小学生レベルの感想を述べまーす。 えっと、私はとっても大好きなお話でした。 「こういうの好き!」 な素直な好き。 色々賛否両論あるようだけど、 そんなにわけわからんこともなかったです。 ただ、私の好みだからってのもあるかもだけど。 むしろ私にとってはナウシカやトトロより

          君たちはどう生きるか(見てきた感想。多分ネタバレなし)

          過去の自分が語ると未来の自分も語る。

          (2023/5/3のリライトです) こんにちは。 世の中はゴールデンウィークですね。 久しぶりにリアルタイムに考えていることを言語化してみます。 よろしかったらお付き合いを。 「過去」「現在」「未来」 という言葉を並べた時、あなたはどんな印象を受けるだろうか。 過去はグレーで、現在は白、未来は黄色・・・みたいにどんどん明るくなるイメージだろうか。 それとも過去の方が明るいイメージだろうか。 もちろんあなたの実際の人生の出来事に合わせて いろいろなイメージを持

          過去の自分が語ると未来の自分も語る。

          占い師はなんでも知っているのか。

          こんにちは。占い師の先生まゆちんです。 さて、さて。占い師ってなんでしょうね。 占いってなんでしょうね。 私は長い間「占い業界」と呼ばれるところに身を置いていますが、 最近の傾向なのですが 占い師(占い)の多様化が進んでおります。 西洋占星術、タロット占い、霊感、東洋占星術、手相とジャンルの多様化だけではなく、 どこからどこまでが占い師(占い)で、 どこからどこまでがカウンセラー(カウンセリング)で ・・・という境界線が曖昧になってきています。 今回はこの是非を問いた

          占い師はなんでも知っているのか。

          人生は嘘に気付く旅。

          おはようございますっ!まゆちんです。 今日は良い天気っ。 (2019-05-30投稿のリライトです) 占星術もそうだし、タロットの世界観もだけど 私たちの進化の物語がその中にあるよね。 タロットだと0番目のカード「愚者」が旅を続けていくっていう世界観だし。 占星術だと月から始まって、太陽で成人して、土星で老人になって・・・ という発達心理的なことも語られる。 今日お話ししたいのは、 私たちが人生で歩んでいく成長の物語は実は 「嘘に気づいていく」ストーリー といえ

          人生は嘘に気付く旅。

          本当にダメなのか?ちゃんと確認したいのが人。

          こんばんは。占い師の先生まゆちんこと、かげした真由子です。 過去、たくさんの鑑定で出会った人を通して思うのは、 恋愛でも、仕事でも、 人間関係でも、なんでも。 結局、人は私を含め 「自分が納得するまでやりたいのだ」 ということ。 あの人はやめときな、 今の仕事は良くないよ、 そんな恋愛やめときなよ、 もっと自分を大事にしなよ って複数の占い師さんにいわれたって、 納得いくまでやりたいのが人。 本当にダメなのか? ちゃんと確認したいのが人。 だからボロボロになって、

          本当にダメなのか?ちゃんと確認したいのが人。