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子どもは拡大コピーみたいに大きくならない

こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。

私が保健室の先生になったころは、子どもの思春期反抗期は中学生になったら!みたいに言われることが多かったのを思い出します。

「小学生のときは、あんなにいい子だったのに…(中学生になったら、変わっちゃったねぇ)」

みたいなこと、耳にしますものね。

確かに、中学生になって、初めましてのお友達にもたくさん出会い、しかも、価値観とか「これが普通」とかが全く違っていて、戸惑ったり
「あいつかっこよ!」
と思ったりして、まねたりね。

また、小学生時代は○○ちゃんだった隣の家の子が、○○先輩に昇格したことにより、態度をかえてたりしてね。

そんなこんなで、中学生になったら変わったなぁ…みたいなことが増えます。
親は、それを納得するために
「ま、反抗期だから仕方ないか」
なんて思うこともあります。

確かにそうなんだけど…
でも、それは、単に、きっかけであり、もっともっと前から、子どもたちはじわじわっと大人に向けて、成長を始めています。
植物が目を出す前に、地上からは見えないけど、根をグングン伸ばしているかのように。

まだ、体が小さい小学校高学年のうちから、心の成長が始まっています。

成長が始まっていると言っても、すぐに大人な心になっているわけでもなく、大人の面、子どもの面を行ったり来たりしながら、育っていきます。

体の各部分についても、そう。
急に、大きくなるのではない。

見た目が大きくなる前に、内臓が育っていきます。

子どもは拡大コピーするように育つわけではないということを覚えておいていただき、お子様の様子をみるときに、思い出していただけたらと思います。

*思春期に足を踏み入れようとしているお子様の、心と体の成長については、毎月、セミナーを開催しています。5月は29日(水)6月は19日(水)です。

こんな話を書いている三浦真弓は、元保健室の先生です。


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