ワーママ🇬🇧駐在への道:子供たちが現地校に行きたがらない!②
こんにちは、まゆみっこです。
本noteでは、夫不在の中、子どもを帯同してイギリスに駐在しているワーママがどこまで仕事・家事・育児を両立できるかを記録しております。
前回は、子供たちはイギリスの現地校に通い始めたけど行き渋りが激しい!どう子どものメンタルに付き合ったかを記録してみます(前回記事から大分時間が経過してしまった・・・)
前回の記事:ワーママ🇬🇧駐在への道:子供たちが現地校に行きたがらない!①
行き渋りから2か月
行き渋りから2か月余りがたったが、状況はほとんど変わらなかった。特に娘が頑固一徹だった。
息子はメンタル激よわだが、日本人の友達と鬼ごっこしたり、少しずつ慣れているようだけど、娘に関しては「嫌いなものは嫌いなの!」が3歳からの口癖だったので、三つ子の魂百まで。結果、上記のとおりの声が耳に入ってきた。
そんな娘だが、特技はおしゃべりして友達を作ることだった。
暇さえあればおしゃべりしている。日本にいたころの保育園はこんな感じ。
そんな彼女の得意分野のおしゃべりが封じられたのだから、太刀打ちできないのだ。
「お友達とおしゃべりしたいのに、それができない自分がいやになる」
娘は常々そう呟いていた。が、事態は少しずつ好転していく。
対策①ハーフタームや先生のストライキで気分転換
現地校では、各学期の真ん中にハーフタームと呼ばれる1週間休みが発生する。大人はこの期間勿論休みではないので、たまったものではないが、子どもたちにはいい息抜きになっていた。
また、2023年は先生の賃上げ運動によるストライキも頻繁だった。
「ウソ!明日お休みなの!?よっしゃぁぁぁあ!!」と叫ぶ子どもたち。
こんな感じで都度都度、お休みが挟まれて、気分転換になったよう。ただ、その分、学校に行きたくないリバウンドが激しいのも事実。涙
対策②:先生の激褒め
対策というより、こちらの学校の風土なのだが、兎に角先生がべた褒めしてくれる。
娘はまんざらではなさそうに、少しずつ現地校に慣れていったのだった。
日本語では「良くできたわね!」「すごいじゃないの!」「偉いわ!」と褒めるフレーズは限られているのだが、英語の誉め言葉の実に多いこと。こちら英語YouTuberで有名すぎるほどのだいじろー先生もアップしている。
対策③:英単語で散歩
英単語も覚えないとアウトプットもうまくできない。
というわけで、道を歩きながら目に見えた英単語をひたすら聞いていく。
そんなぽつぽつと覚えていくうちに、
先生に褒められまんざらではなく、
少しずつ話したいことを伝えてはまた褒められ、
そのうちにフラッシュカードや本もトライしていき、好循環が生まれたころには、学校に少しずつ行けるようになっていった。
そうそう、フラッシュカードは夏休み期間にフラッシュカードも買ってみた。上のはSubject、Verb、Object、Adjectiveと簡易な単語もそろっていたので、簡単な文章のなりたちも教えてみる(が、思った以上に分かってもらえなく、休み明けに英語教師による塾も検討しはじめたのだった・・)
対策④:サマーキャンプ
夏に英語がおろそかになることを恐れて、できるだけローカルのサマーキャンプも調べてみた。イギリスのサマーキャンプって、所謂ボーディングスクールのお泊り数週間をイメージしがちで最初はそっちを調べていましたが、
恐ろしく高い。そしてお泊りコースは年齢制限アリ。
瞬時に断念し、近くのアクティビティをやっているサービスに1か月入れてみました。結果、ローカルの子どもとの交流も増えたり、アクティビティの先生とも会話したりで、1日中英語漬け環境しか勝たん・・・。子どもたちの英語への抵抗感は夏休み明けにはすっかりなくなった状態にまでなれました。
現地校で頑張る子どもたちは本当に凄い
振り返るとメンタルケアを一生懸命やっていたわけではないのですが、本当に辛そうなときには、休ませることもやってみたり、のらりくらりしながら過ごしていました。
ただ、こちらも頼れる家族もいない、シッターさんには別途料金がかかるので、「ママの仕事の邪魔はするな。でも遊ぶな。学校サボる分勉強せよ。」このルールを徹底しました。サボって遊んだ時にはめっちゃ怒る。でも、この状態も健全ではなかったなと反省。。
毎日が怒ったり反省したりの毎日で、ある日夢を見る。
これが仕事だったら相当辛いですよね。ましてや右も左も分からない状態、言葉も通じない状態で、新しい環境に放り込まれる。いろいろ無茶をさせすぎたなぁ・・でも強く逞しくなった子どもたちを見ると、現地校に行かせてよかったと思う反面、生存者バイアスも醸成されるので、気をつけねば。
だから子どもたちのメンタルケアは大事。仕事よりも大事。めっちゃ大事。
まゆみっこでした。
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