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激動の社会人1年目、振り返り

振り返りはしたんですけど、
ちょっと詳し目に振り返ってみます。
わたしのコアなファン向けです。

登場人物
・Sさん(部長、42歳、怖い、ロジックの鬼)
・Hさん(副部長、8月で異動しちゃった)
・Cさん(副部長、Hさんの後にやってきた)
・Kさん(女性、27歳)
・Iさん(男性、31歳)


◯4月(余裕の研修期)

4月は3週間研修。
研修といってもひたすら講義を受けたり誰かの教えを説かれたりするだけで
「こんなんで給料が貰えるの?!?!!!」
とびっくりしていた。
しかも謎に同期内でリーダーみたいな立ち位置になるが難なくこなす。

毎日書く日報も持ち前の文章力を発揮して余裕で終わらせ、高評価を得る
本当に余裕だった

◯5月(地獄の配属編)

研修が終わると、最終日に社長から配属を発表された。
と言っても当時は〇〇さんのとこね、と言われても何が何だか分からず
とりあえず営業所に飛ばされず本社配属だったことに安堵

したのも束の間、周りの人に
「Sさんのとこなの…?大変だね、頑張ってね」
「キツイと思うけど、成長できるよ。」
「まあ根は良いやつだから」

根がいいやつなら葉はなんなんだ
葉の先の先まで良いやつであれ


というわけで話したこともないSさんに最初からビビり散らかしていたわけである


「1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年間の目標を考えて提出して」と言われて、
考えたわたしはwordのペラ1枚で出して

「これじゃ達成したかが見えづらいでしょ?😅」と言われて
めちゃめちゃ緻密なexcelの表を作った
これに丸1日くらいかけた


5月の最初はひたすら同行営業したり契約に同行したり調査に行ったり
今思えばただ見るわけじゃよく分からないのでちゃんと説明してから連れてって欲しかった。

後半から独り立ちした
今思えば、この頃が1番真面目に回ってたな…(遠い目)


◯6〜8月(人間関係に悩む)

女性のKさんがわたしのトレーナー的な立場だったんだけど、
まあとにもかくにも本当に性格が合わなかった。

どんな人にも基本合わせていくスタンスのわたしは、
これまでの人生で人と喧嘩したことなんてほぼなかったし、
人間関係で悩んだことなんて全くなかった。
こんなに合わない人いるんだ、と思った。
合わない人とでも関わっていかないといけない社会の厳しさを知った。

毎週土曜日にKさんと面談をしないといけないのだが、とにかくこの面談が憂鬱すぎて土曜日は仕事を休む言い訳を考えていた。
この人がわたしのことを思って一生懸命なのはわかるんだけど、とにかくKさんは不器用すぎた。
向けられる言葉の全てに敵意があるように感じた。

Iさんがめちゃめちゃ相談に乗ってくれた。
本気でこの人と同期がいなかったら会社辞めてたんじゃないかなと思う。

8月になると大好きだったHさんが異動になってしまう。
なぜならCさんがちょっとしたやらかしをして降格し、うちの部署に来ることになったからだ
部長だったCさんの枠に抜擢されたのがHさんというわけ

Cさんのことなんて1ミリも知らなかったのでめちゃくちゃ憂鬱だった。

◯9〜10月(余裕の宅建期)

確か9月に入ったくらいからS部長に
「大川さんこれからは宅建ね。営業そんなしなくていいから。」
みたいなことを言われて、
別にそんなに時間もらわなくても全然受かりますけどと思っていたが、お金をもらいながら勉強できるなんてこんなに幸せなことはないので喜んで受け入れた。
9月後半くらいからは本当に営業しなくなって、朝出社して「いってきまーす」でカフェ行って勉強する日々。
こんなありがたいことない。

と、ぬくぬくとノンストレスで過ごしていたら、Sさんに
「あのさ、勉強して良いとは言ったけど何もしなくて良いとは言ってないよね?案件は?」
とか言われて、いや話が違いますやんとか思った。

宅建は42点で余裕の合格。あざした。

◯11月(地獄)

かくして営業活動を再開して、11月は調子良くポンポンと案件を取得できた。
ただ、仕事が増えるにつれわたしがそれまでなあなあでやってきたことや、「こんなもんなんやろ」って思ってたことが全然できていなかった、みたいなことが判明しまくって、詰められまくる。

case1.「なんでそうやったの?疑問に思わなかったの?」

・「疑問に思いました」と答えた場合
→「思ったんならなんで誰かに聞かなかったの?自分で調べた?」
・「思いませんでした」と答えた場合
→「なんで興味持てないの?こういうとこに興味持てないなら向いてないからやめた方がいいよ」

case2. 「なんでこれやらなかったの?」
・「忘れてました」と答えた場合
→「なんで忘れるの?」
いやなんで忘れるとか言われても忘れるは忘れるだろ人間なんだから
「忘れないようにすることを忘れてました」
とかいう意味わかんない回答をする俺

case3. 「これ人に見せる書類だよね?なんでこんなバラバラなの?」
・(言われりゃごもっともだけど、なら最初から見本を見せてくれと思う俺)
「すみません。配慮が足りなかったです。」
→「そういうところがなめてるんだよね」


まあこんな感じで地獄
他の部署の人からも心配されるほどにボコボコにやられていましたね
でもこの人の言うことに理不尽さを感じたことは一度たりともなかったです
本当に根気強く教えてくれてよかった

◯12月(初契約)


いろんなラッキーが重なって契約が決まる。
だがたまたまめっちゃくちゃ複雑な案件を引いてしまい
しかも先方の担当者が、その会社でパワハラで有名なおじさん

引きがいいですね私は

だけど契約が決まった時のSさんの嬉しそうな顔は多分一生忘れないです
ああこの瞬間のために頑張ろうってまじで思いました
その人は朝礼の時全社員の前で「今日は大川さんの初契約の日です!!」なんて言っちゃう始末

後日談ですがわたしが契約したのが12月23日
で1月の後半くらいに、Sさんの取引先の人に私が用あって初めて電話した時に、

「あれ、大川さんですか?そういえば、Sさんが年末に挨拶に見えたんですけど、大川さんが初契約したってすごい喜んでたんですよ」
と、わたしのことなんて1ミリも知らない取引先に報告しちゃう始末

可愛すぎだろ

なんであんなに詰められてるのにSさんのことがそんなに好きなのか?と聞かれたらよく分からないんですけど(恋?)
とにかくSさんには仕事以外のこともめっちゃペラペラ喋ってました。
ほぼ隠し事ない

たまに他の部署の人に、
「大川さんが来るまでは話しかけるのも怖いくらいの人だったんだよ?」と言われる。
わたしが丸くしたってわけよ


◯1月(ゆらゆら)

最悪だったKさんとの関係もなんだかいい感じになってくる
仕事も覚えてきて、色々わかるようになってきて、なんか向いてないかもとユラユラしていた。

数字を求めなければいけない営業という世界
思いのこもった不動産を売らせないといけない
BtoBの営業なので利益がないと思われたらすぐに切られる

もう人と関わる仕事やめてー!とも思ったし
慶應まで出て英語もめちゃくちゃできる私がこんなところにいていいのか?と
めっちゃくちゃ悩みました

この頃から部署のもう一人の若手のIさんとは更に仲良くなり
転職関連の話もいろいろ聞いてもらったり
仕事以外でも本当にしんどいことが色々とあった時期で
まじで甘えまくってめっちゃめちゃ話聞いてもらいました
本当にあんたがいなかったら辞めてたよ(2回目)

結局、「本当に辞めたい!」って思うまでは続けるか〜という結論に至りました


◯2〜3月(ダンス、飲み)


1月はあんなに悩んでたはずなのに、今カレンダー見返したら2〜3月は死ぬほど飲んでました。



なんでだよ



あとは2/18にダンスの本番があって大学生たちと一緒にわちゃわちゃしてましたね
楽しかった

仕事では案件がない中必死こいて案件を発掘するものの
役員にあげる前にS部長にバッサリ切られる

Cさんに相談しながら進めていた案件があって、それをS部長にバッサリ切られてしまった時、
Cさんが退勤後に電話くれて、
「作戦考え直そう!!」
と励ましてくれた。
本当に皆さんに支えられて生きています

こんな感じの一年でした
部署の納会では謎にカラオケオールで朝まで行くほど仲良くなり
S部長は最終的に「大川さんがうちに来てくれてよかった」とか
「新卒の中で1番成長したね」とか言ってくれた。
なんだ〜好きなんじゃん

とにかく1年間、よく頑張りました。
今年度も、ほどほどに…。



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