イタリアの乾いた空気と冷たい川の、泉の水コントラストが美しくて、知的で芸術的な彫刻が美しくて、そんなひと夏の愛の映画、Call me by your name。以前にも「言語によるエロティックな交わり」という記事を書いているが今回は「等身大のエリオへの憧れ」というタイトルで一つ記事を書いてみようと思う。
オリバーからエリオに注がれる憧れの眼差し
オリバーはきっとエリオに対して憧れを感じている。エリオ自体への憧れももちろんあるけれど、エリオの生き方にきっと物凄い憧れを持って
君の名前で僕を呼んで(Call me by your name)。一番大好きな映画です。メタファーとか神話とか考察して語りたいことはたくさんあるけれど一旦シンプルに「君の名前で僕を呼んで」というセリフの良さを語りたいと思います。
君の名前で僕を呼んで、そしたら僕の名前で君を呼ぶから
エロ〜!!!知的な交わり、エロティックすぎる…
普通は体で交わって一つになることで愛を確かめるじゃないですか、それが言語で行われているんです。
エリオがオリバーをエリオと自分の名で呼ぶ、オリバ